レターパックと速達は、どちらも配達の早さは同じです。
早さは同じですが、郵便物の重さによって、速達がお得かレターパックがお得か変わってきます。
レターパックにはオプションサービスはつけれないため、速達にすることは不可。
配達の早さも同じなので、ほぼ速達扱いといえるかも。
土日の配達もOKですのでご安心を。
それでは詳しくみていきましょう。
どっちが早い?
レターパックと速達は、どちらも早さは同じみたい。
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類がありますが、どちらも届く早さは同じです。
つまり、届く早さは、「速達」=「レターパックプラス」=「レターパックライト」となります。
ただし、何らかの事故や障害等で配達が遅れるとき、速達とレターパックプラスは優先的に配達されますが、レターパックは後回しにされるみたい。
あまり配送が大幅に遅れることはなさそうですが、万が一を考えると、速達とレターパックプラスが早く着く、ということです。
それでは、速達のレターパックの違いは何だろうとなりますね。
追跡機能
レターパックには追跡機能がありますが、速達にはありません。
つまり、配送が完了しているかどうか確認できるのはレターパックのみ。
速達は、ただただ早く届くというだけで、追跡はできません。
そのため、速達手続きをして発送したはいいけど、届いたかわからない…となってしまいがちです。
発送方法
レターパック・速達共にポスト投函が可能ですが、ポスト投函時の注意点が違います。
【速達の場合】
- 封筒に赤い線で印をつける
- 料金分の価格の切手を貼る
- ポストの回収時間を確認する
【レターパックの場合】
- 追跡番号の記載してあるシールをはがして保管する
- ポストの回収時間を確認する
それでは詳しくみていきましょう。
速達の場合:封筒に赤い線で印をつける
縦長の封筒の場合は右上部に赤線、横長の封筒の場合は右側に赤線で印をつける必要があります。
普通郵便と比較して見分けるためです。
宛先の郵便番号を記載する箇所の上(横長封筒の場合は郵便番号のすぐ横)に赤線をひくといいみたい。
長さ40mm以上、線の太さは3mm以上が好ましいです。
線の途中に「速達」という文字を入れるとさらにわかりやすくなります。
速達の場合:料金分の価格の切手を貼る
速達に必要な料金は、「郵便料金」+「速達料金」で、「速達料金」は郵便物の重さによって変わります。
追加される速達料金は次の表のとおり。
郵便物の重さ | 速達料金 |
~250g | +290円 |
250g~1kg | +390円 |
1kg~4kg | +660円 |
ポストに投函する場合は切手が必要ですが、郵便局で出す場合は、その場で料金の支払いも可能です。
速達の場合:ポストの回収時間を確認する
ポストに投函する場合は、ポストの回収時間を確認しか、回収時間までに投函する必要があります。
ポストの回収時間は、ポストごとに異なります。
1日の最終の回収時間が過ぎていた場合、せっかく急いで、投函しても回収は翌日に。
ポストの回収時間は、ポストマップから確認できます。
ポストの横にも回収時間が記載してありますので、よくご確認を。
レターパックの場合:追跡番号の記載してあるシールをはがして保管する
追跡機能のあるレターパックは、追跡番号のシールをはがして保管する必要があります。
郵便局では、局員の方がはがして台紙にはってくれますが、ポスト投函する場合は、忘れがち。
せっかく追跡機能があるのに、追跡ができなくなってしまいます。
ポストに投函する際には、レターパックの下部の「はがして差し出し」の部分のシールをはがして投函を。
レターパックの場合:ポストの回収時間を確認する
速達と同様に、ポストに投函できますが、ポストの回収時間の確認が必要です。
ポストの投函口は一般的に3~4cmだそう。
少し厚みのある郵便物は、ポストの回収時間だけでなく、厚みも注意してみてくださいね。
日数と料金を比較
日数は、速達とレターパックの差はありませんが、料金は郵便物が250gを超えた場合、レターパックの方がお得に。
速達は、郵便物の重さによって速達料金が変わってきますが、レターパックは一律です。
レターパックプラスの場合は「520円」、レターパックライトの場合は「370円」。
A4サイズの定形外郵便(厚み3cm以内)の場合、重さに関わらずレターパックライトが一番お得。
もし250gを超えるようであれば、レターパックプラスも速達よりお得です。
A4サイズの定形外郵便(厚み3cm以上)の場合は、重さが100g以内の場合は速達がお得ですが、150g以上になるとレターパックプラスがお得。
(レターパックライスとは厚み3cm以内でないと使えません。)
詳しく重量ごとに比較された表(こちら)も参考にしてみてください。
レターパックは速達にできるのか
レターパックは速達にできません。
レターパックライト、レターパックプラスどちらとも、速達などのオプションサービスの追加は不可。
つまり、書留のように内容物に対する補償(損害賠償)もありません。
速達とレターパックプラスは、速さは変わらないと先にご紹介しましたが、その他にも書留にしたい場合は、普通郵便で送る必要があるみたい。
もし追加したいオプションサービスがある場合は、普通郵便を利用したほうがいいかも。
使いたいオプションサービスや郵送方法など、ご自身のニーズに合わせて選択してみてください。
レターパックは元々速達扱い?
レターパックは速達と同じ扱いで配送されるため、ほぼ速達扱いとなるみたい。
明確に「レターパックは速達と扱いは同じです」と郵便局のホームページでなっていないです。
ただし、配達方法は同じなので、速達扱いということ。
郵便局の窓口で聞いてみても、「同じです」と回答があったりもします。
窓口で出す場合、重量を見てどちらがお得かで、「速達」「レターパック」のどちらかをお勧めされます。
レターパックと速達は土日も配達OK?
レターパックも速達も土日の配達はOK。
郵便局のホームページにも記載があります(こちら)。
レターパックや速達以外にも、書留や時間指定郵便なども土日OK。
土日を挟むからと、心配する必要はないみたいですね。
これまで、レターパックと速達の比較をしながら、違いを説明してきました。
ポイントは「重さによってどちらがお得か変わってくる」ということ。
届く早さは同じですので、ご自身の使い方に合わせて選択してみてください。