センサリーボトルの作り方。保冷剤・ベビーオイル・グリセリン、センサリーボトルのねらいと色付け方法は?

キラキラしたものやボールを、保冷剤などと水を組み合わせて作った液体にいれると出来上がりです。

 

保冷剤がいちばん作りやすいです。

 

 

グリセリンを使用すると透明度が増します。

 

 

ベビーオイルでは2層になったボトルが作製可能。

 

 

センサリーボトルのねらいは、子どもの感覚を育てることです。

 

色付けでは食紅やプリンターのインクを水やオイルに入れて混ぜます。

 

では、センサリーボトルについて作り方と特徴を見ていきましょう。

 

保冷剤でつくる

保冷剤でつくる

まずは保冷剤でつくる方法をお伝えします。

 

 

後述する他のものでつくるときも基本は同じ手順です。

 

しっかりマスターしていきましょう。

 

必要なもの

用意するものはこちら。

 

  • 空きボトル(ヨーグルトの小さめなボトル可)
  • 保冷剤×2~4個
  • ラメ
  • 透明おりがみ
  • デコレーションボール
  • 接着剤
  • テープ

 

 

 

 

 

保冷剤は常温に戻しておきましょう。

 

材料ほとんどが100円ショップで手に入ります。

 

作り方

それでは早速作り方について説明していきます。

 

① ボトルに水を入れる

 

② 好きなラメやデコレーションボールを入れる

 

③ 保冷剤を入れる

 

保冷剤は入れればいれるほど、ボトルを振った時の中身の動きが遅くなります。

 

④ ボトルを振ってみて中身の動きを確認し、保冷剤や水を追加します。

 

⑤ ボトルの口に接着剤を付け、ふたを閉めます。

 

⑥ ふたにテープを貼って完成。

 

思いのほか簡単にできますね。

 

保冷剤は危険?

危険がないと言えばウソになります。

 

保冷剤の中身はほとんど水です。

 

少量含まれている高吸水性ポリマーは水を吸収してゲル状にするものです。

 

昔は中身が「エチレングリコール」でした。

 

エチレングリコールは毒性を持ち、人体に影響があります。

 

現在は人体に害のないものが使用されておりますが、謝って誤飲した場合などは病院へ行った方が良いでしょう。

 

ベビーオイルでつくる

ベビーオイルでつくる

まず準備するものは次のとおりです。

 

  • 空きボトル(ヨーグルトに小さめなボトル可)
  • ベビーオイル
  • ラメ
  • 透明おりがみ
  • デコレーションボール
  • 接着剤
  • テープ
  • 食紅

 

 

作り方

保冷剤とは少し作り方が違います。

 

① ベビーオイルをボトルに半分入れる。

 

② 食紅を入れて色付けする。

 

色付け方法の種類は後述いたします。

 

③ 水をボトルに入れる。(色付けするかは自由です)

 

④ ラメなどの装飾を入れる。

 

⑤ ふたの部分に接着剤をつけて閉める。

 

⑥ ふたにテープを張って、バイカラーボトルの完成。

 

グリセリンでつくる

グリセリンでつくる

保冷剤やベビーオイルの代わりにグリセリンを用意します。

 

 

薬局で購入できますよ。

 

作り方

準備物は保冷剤のときと同じです。

 

作り方としてはグリセリンと水の量は半分ずつ。

 

他のものとの違いは、グリセリンは透明度が高いこと。

 

濁っているよりも綺麗な状態でラメやボールの動きを見ることができます。

 

洗濯のりでも作れる

ここまで、保冷剤・ベビーオイル・グリセリンでの作り方を見てきました。

 

100均で買える洗濯のりでも作れます。

 

作り方はグリセリンと一緒ですが、洗濯のりの量が多いほど、中身の動きが遅くなります。

 

低価格で作りたい人におすすめです。

 

ねらいは?

ねらいは?

センサリーボトルは子供の発育に効果があると言われています。

 

センサリーボトルとは

センサリー(sensory)とは、「知覚」「感覚」「感性」という意味があります。

 

つまり、センサリーボトルは知育ボトルという意味です。

 

子どもの感性を磨いたり、感覚を養ったりするのに使われるそうです。

 

大人が見てもキラキラしていて、癒されますね。

 

怒りが溜まっているときにセンサリーボトルで遊んでみます。

 

そうすると脳が刺激を受けて、落ち着くことができます。

 

子どもだけでなく大人にも使えるのがセンサリーボトルです。

 

そうした感覚を育てる教育は誰が体系化したのでしょうか。

 

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育とは、20世紀初めにマリア・モンテッソーリが考案した教育法です。

 

1907年に設立した保育施設である「子どもの家」は瞬く間に欧米に広まりました。

 

日本でもこのモンテッソーリ教育を導入している保育施設があります。

 

詳細は下記のリンクより。

 

全国のモンテッソーリ教育を実施している施設

 

 

センサリーボトル以外の「教具」には以下のようなものがあります。

 

① チップ落とし:チップを貯金箱に入れて遊ぶ

 

② ハンカチボックス:ティッシュケースにハンカチを入れてそれを出して遊ぶ

 

③ つまめるパズル:ピースを持ちやすくするために、ビーズなどをピースにくっつけておく

 

これらは身近なあるもので作れます。

 

子どもと一緒につくるのもいいですね。

 

色付け方法はこちら

色付け方法はこちら

色付けに使うものは、

 

① 食紅

 

② クリアファイル+水性ペン

 

③ プリンターのインク

 

④ キャンドル用染料

 

などです。

 

①食紅

 

こちらはオイルには油性のものを、水には水性のものを使ってください。

 

少しずつ混ぜて、お好みの色に調整しましょう。

 

② クリアファイル+水性ペン

 

クリアファイルを指くらいの大きさに切ります。

 

そこに水性ペンで色を塗ります。

 

色を塗ったらクリアファイルを水につけます。

 

そうすると、インクが溶け出し水に色が付きます。

 

③ プリンターのインク

 

こちらは100均に売っているものでOKです。

 

最近は100円均でいろいろ買えるので便利ですよね。

 

④ キャンドル用染料

 

ホームセンターなどで売っているキャンドル用染料。

 

これでもベビーオイルの色付けができます。

 

 

色付けの方法は他にもあると思います。

 

比較的、簡単なものを紹介しました。

 

 

センサリーボトルは子どもの発達において、重要な役割を果たします。

 

材料もほとんど100均で揃いますので、子どもと一緒に手作りするのも楽しそうですよね。

 

ぜひ子どもとのコミュニケーションとしてもご活用ください。