タッチペンはアルミホイルを巻けば綿棒で「代用できます」。
消しゴムは「代用できない可能性もあります」が、フリクションは「代用OK」。
アルミホイルは、「タッチペンの代用になるものに巻き付ければ代用できる」ようですね。
代わりになるものは、アルミホイルを巻きつけたペンがおすすめ。
今回は「タッチペンの代用について」ご紹介いたしましょう。
タッチペンは綿棒で代用できる?
綿棒は、そのままアルミホイルを巻き付けることで、タッチペンとして使用することができますが、
「グリップ部品」として使用することもできます。
- 綿棒の一方の先端を切り取っておく。(約1cm程)
- アルミホイルを(約幅3cm程)、綿棒全体を覆うように巻き付ける。
先端を平らに成型します。
以上で完了です。
更に、電気を通しやすくするために、綿棒の先を軽く水で湿らす方法もあります。
ただし、綿棒を、直接水に浸すのはNGです。
試す場合は「軽く湿らす程度」に留めておくことをお勧めします。
消しゴムで代用
多くの一般的な消しゴムは電気を通しにくい材質(天然ゴムや塩化ビニール樹脂など)で出来ています。
そのため、一般の消しゴムではタッチペンとして、使えない場合があります。
しかし、消しゴムの素材は柔らかいため、その特性を活かして、部品として利用することは出来ます。
持ち手の先端に「ピッタリとフィット」する大きさ(例:約直径1cm程度)になるようハサミなどを使って調整し、取り付けることでクッションの代わりになり、画面傷つき防に役立つでしょう。
フリクションで代用
フリクションの定義や解釈はいくつかあります。
ここではフリクションペンを使って作る方法について説明していきます。
- フリクションペンを用意し、中の芯を抜いておきます。
(*タッチペンの本体になります。) - 1にアルミホイルを先端から中間あたりまで覆うように巻き付けます。
- 綿棒を1cmほどの長さに切り取り、2の先端部分に固定します。
*必要に応じてテープや接着剤などを使用して固定しましょう。
以上で完了です。
このように芯を抜いたフリクションペン本体に綿棒を差し込んでペンのようにすることによって、タッチペンがより手にフィットしやすくなります。
アルミホイルで代用
アルミホイルは電気を通す特性を持っているため、指先から画面へと微弱な電流を伝えることができる、重要な役割を果たします。
自作タッチペンにおいては、なくてはならない材料の1つです。
綿棒などに巻き付ける場合は全体をアルミホイルで覆うように巻き付けましょう。
この時、ふんわりと優しく巻くことをお勧めします。
きつく巻き過ぎてアルミホイルを固定してしまうと、画面との接地面積が小さくなってしいます。
そのため反応が鈍くなってしまう恐れがあります。
また、アルミホイルと軸の間にティシュぺーパーを挟む方法もあります。
これによりティシュペーパーがクッションの代わりになり画面の傷つき防止にも役立ちます。
代わりになるものはこちら
「フリクションペン」はその特性を活かした、様々な使い方があります。
主なメリットとしては通常の筆記具とタッチペンの一石二鳥利用ができるというところです。
以下に一例を2つ紹介します。
- 先端部の反対側の「消しゴム」を利用する。
この消しゴム部分を、タッチペンのペン先として使用することができます。 - 芯(先端に丸いボールのようなものが付いています。)を利用する。
フリクションの芯が引っ込んでいる状態であれば、ペン先部分をそのままタッチペンとして使用することも可能です。 - これは、フリクションペンのペン先端部分は特殊な素材で作られており、その素材がタッチスクリーンに反応するためです。
注意したい点は、一般的なボールペンに関しては、タッチペンとして使用することは避けた方がよさそうです。
アルミホイルを巻きつけて使用することも可能ですが、正確さや反応の感度、画面への安全面などではフリクションペンよりも劣ります。
多くの一般的なボールペンは、芯の部分が金属製で硬く、伝導性のない素材を使われています。
そのため画面を傷つけてしまったり、思ったような反応が得られないなどの不具合が生じる可能性が高いと言われています。
そのほかには、割りばし箸を使う方法もあります。
フリクションペンなどがなく、自作タッチペンの長さを調整したい場合など、にお勧めします。
割り箸を利用すると簡単に好みの長さに調整できます。
箸の先端に「綿」を厚めに被せ、テープで固定します。
綿は出来るだけ柔らかい素材のものを選ぶのがポイントです。
そして最後にアルミホイルで全体を覆います。
最後に先端を丸みを帯びた形状に加工します。
割り箸を使うと簡単に好みの長さに調節できますが、
画面傷つき防止のため、形状を整えることを忘れないようにしましょう。
ほかにも様々な作り方があります。ぜひ自分だけのオリジナルタッチペンを作ってみてください。