ドライバーの代用品をご紹介！大きい・小さいドライバーに向いてる代用品とドライバーなしでねじを取る方法も

2023年9月28日2024年1月15日

大きいドライバーにも向いている代用品は「ハサミ」「カッター」。

小さいドライバーに向いている代用品は「ヘアピン」など。

ドライバーなしでネジを取る効率的な方法は「バターナイフ」「ペンチ」を活用する。

それでは、今回はドライバーの代用品になるモノやドライバーなしでネジを取る方法について紹介していきます。

ドライバーの代用品はこちら

「ハサミ」「カッター」「定規」が代用品として適している代表的な３点

・「ネジを回す作業」をする時に、プラスネジ、マイナスネジのどちらの形状のネジにも使える。
・身近にありそうなモノだから。

…というのが、主な理由のようです。

確かにどちらも、身近に見つかりそうではありますが、代用品として使用するにはやや安全面に欠けそうです。
刃や定規の角などで怪我をしやすいモノでもあります。
また、代用品そのものが壊れてしまう可能性もあります。

そこで、安全面を考慮した代用品を２つ、以下にご紹介します。

「バターナイフ」「ペンチ」
持ち手が有る代用品だと、ネジなどの形状などに関わらず、簡単に力が加えやすいです。
力があまり出ない場合や体力が弱い場合でも、使いやすそうです。

その他、身近にあって試せそうな2点を紹介します。

「カード」「硬貨」
ネジの溝に合わせて回します。
ただし、どちらも貴重品ですので、くれぐれも取り扱いには細心の注意を払いながら自己責任で使用するようにしてください。

＊ドライバーはネジを回す以外にもバールとしての使い方があったりと、用途は様々です。
ここでは、「ネジを回す作業として使用する」場合に特化して紹介しています。
＊代用品を使用する場合には、手袋を着けたり、道具が滑らないように工夫するなどして十分に注意しましょう。
＊ここで紹介した方法は、あくまで一例ですので、可能であれば適切なドライバーを使用していただくことをお勧めします。

大きいドライバーに向いてる代用品

「ハサミ」
ハサミを広げてどっちらか片方の刃を使います。ただし、ハサミの刃先が、ネジのサイズに合わない時は無理に使うのは厳禁です。
「カッターナイフ」
カッターナイフ本体も、刃も、どちらも使えます。
刃を使う場合は、強い力を入れすぎると刃が割れてしまう可能性があるので注意しましょう。

小さいドライバーに向いてる代用品

「眉バサミ」
小ネジ用ドライバーの代用品に適していると言われています。
ハサミを広げて、刃先の片方を小ネジの取り付け部分に沿わせて回します。
「ペーパークリップ」
ペーパークリップを広げて使います。
ペーパークリップは柔らかい素材で作られたものが多いので、力をかけ過ぎには注意しましょう。
「ヘアピン」
ヘアピンの先端の丸い部分は、マイナスドライバーの代わりになります。
電気スイッチのカバーの小さなネジを回したりするのに使えます。

ドライバーなしでネジを取る方法

「バターナイフ」「ペンチ」がベスト！

「バターナイフ」
バターナイフの平らな部分が、マイナスネジの溝に合う場合が多いと言われています。
また、ナイフの先端部分は比較的細いため、小さなネジにも対応できます。
「ペンチ」
ネジ頭が表面から突き出ている場合に特に有効です。
ペンチの大きさによっては、大きなネジにも対応できます。
ペンチの先端でネジ頭を掴み、反時計回りに回してネジを外します。

どちらも共通して、ドライバーと比べてネジやネ周辺の素材を傷つける可能性があります。代用する場合は注意して使用しましょう。

もしも、ネジ山がつぶれてしまった時は…「輪ゴム」「ネジ滑り止め液」が活躍します！
代用品とネジの間に「幅広タイプの輪ゴム」を挟みながら回すとつぶれたネジでも回し易くなります。
それでも難しい場合は「ねじ滑り止め液」を試してみてください。
ホームセンター、量販店などで購入できます。