キッチンハイターで洗濯機は「壊れない」と思います。
正しい量と時間を守って使えば、大丈夫でしょう。
ステンレス製洗濯機は使用可。
洗濯槽掃除のやり方は、「洗濯槽を満水にしてキッチンハイターを入れ、洗濯槽洗浄コースで回す」だけ。
「洗濯槽洗浄コース」がない場合は、「洗い(5分)」→「つけ置き」→「汚れを取り除く」→「通常コース」の手順で回してください。
ハイターの量は、「200ml(5kgの縦型洗濯機)」が目安。
今回は「キッチンハイターで洗濯機が壊れる?ステンレス製洗濯機は使用できるのか、洗濯槽掃除のやり方とハイターの量について」など、詳しくご紹介いたします。
壊れる?
「壊れない」と思います。
壊れた、という情報は見つかリませんでした。
もし壊れるとしたら、「正しい使い方ではない」・「非対応の洗濯機」かもしれません。
つまり、正しい使い方を読んで使用すれば「キッチンハイターで洗濯槽を掃除しても壊れない」ということ。
「壊れる」以外に見つけた情報は、洗濯槽洗浄後「洗った衣服が傷んだ」とか「肌が荒れた」など。
心配な場合は、すすぎ残しがないよう「2回」空回しをすると良いでしょう。
ステンレス製洗濯機は使用可?
ステンレス製洗濯機は、「使用可」です。
「ハイターの入れすぎ」に気を付けて使ってください。
ステンレス製の洗濯槽に、キッチンハイターなどの「塩素系漂白剤」を「濃い濃度で」使用すると、洗濯槽を傷める原因になってしまうことがあるから。
どうしてもキッチンハイターを使いたい場合、量を少なめにして試してみてください。
もちろん、まずは取扱説明書で「塩素系・台所用漂白剤」が使えるかどうか確認すること。
その上で、あくまで自己責任で行ってくださいね。
キッチンハイターで洗濯槽洗浄の手順
キッチンハイターで洗濯槽洗浄の手順は、以下です。
洗濯槽洗浄コースが「ある」洗濯機
- 洗濯槽を満水にする
- キッチンハイターを入れ、スタートボタンを押す
洗濯槽洗浄コースが「ない」洗濯機
- 洗濯槽を満水にする
- キッチンハイターを入れ、「洗い:5分」→「つけ置き:2~3時間」にする
- 浮いた汚れを取り除く
- 「通常コース:洗い・すすぎ・脱水」を1回回す
「洗い」を5分する理由は、キッチンハイターを洗濯槽全体になじませるため。
「つけ置き」は汚れの度合いによって、時間を長くしてもOK。
「浮いた汚れを取り除く」工程は、必ず行ってください。
皮膚や衣類に付かないように、「ゴム手袋」をして「ネット」などですくうのが良いですよ。
汚れを取らずに回すと、浮いた汚れが脱水の時に詰まってしまいます。
最後の手順「通常コース(洗い・すすぎ・脱水)」の後に汚れが残っていたら、「もう一度回して」みてください。
では、キッチンハイターを使う時の注意点を見てみましょう。
注意点
- 「酸素系の洗剤」と混ぜて使用しないこと
- 必ず「ゴム手袋」や「エプロン」をし、液体を皮膚や衣服につけないこと
- 必ず換気をしながら行うこと
- 「塩素系・台所用漂白剤は使用不可」と記載しているのにもかかわらず使用して故障しても、メーカー保証が受けられない
キッチンハイターを使った場合の故障については、あくまで自己責任です。
量や使い方を守って、安全に使用してくださいね。
では、ハイターの量はどのぐらい?
ハイターの量
ハイターの量は、「約200mL」。
パナソニック公式サイトによると「水50Lに対し、ハイター200mL」と記載していました。
水50Lとは、「だいたい5kgの縦型洗濯機が満水になった状態」とイメージしてください。
つまり、5kgの洗濯機は「ハイター200mL」、5kgより大きい洗濯機は「ハイターを少し多め」に入れましょう。
一般的なキッチンハイターのボトルは600mL。
1/3ぐらいを目安に「洗濯槽へ直接」入れて良いですが、皮膚や衣類につかないように注意してくださいね。
「計量カップではかって入れる」場合は、こぼれても安全な「洗濯槽」や「ドラムの中」で計量するといいですよ。
ドラム式洗濯機もOK?
ドラム洗濯機もOK。
ステンレス製洗濯機と同じく「ハイターの入れすぎ」に注意し、「塩素系・台所用漂白剤」が使えるかどうか確認しましょう。
キッチンハイターは他の洗剤に比べて「泡立ちが良い」ため、入れすぎて泡が大量に発生すると「排水センサー」が作動してしまうことがあるからです。
正直、「指定された洗濯槽クリーナーを使う」のが安心かもしれません。
キッチンハイターで洗濯槽を洗浄する時は「正しい使い方」と「量」を守って、安全に行ってくださいね。