ゆうちょの届出印変更方法は、窓口にて「改印届」を記載して窓口に提出になります。
お届け印の確認方法は、窓口にて「本人確認書類」、「確認したい通帳」、「登録している印章」を提出することで、提出した印章と本人確認書類の一致、不一致を確認できます。
紛失したときは、「顔写真付きの本人確認書類」、「新しい印鑑」を準備して窓口にて変更手続きしてもらいましょう。
印鑑紛失に際しての代理人の委任行為は、「実印が押印された委任状」、「実印の印鑑登録証明(発行6か月以内)」「委任された人の顔付本人確認書類」を追加で提出することで可能です。
届出印の廃止は、副印鑑の廃止のことのようです。
ここからは、届出印の具体的な変更方法や確認方法、紛失したときの対処方法などを解説していきます。
届出印変更方法
変更方法はこちら。
- 本人確認書類、使用している通帳、今までの印鑑、新しい印鑑を準備する
- ゆうちょ銀行・貯金窓口に向かう
- 改印したい旨を伝え、改印届に必要事項を記入
- 今までの印鑑と新しい印鑑をそれぞれ押印する
- 窓口に提出する
変更が終われば、すぐ反映されます。
届出印の変更は主に、結婚などで姓が変わった時になりますよね。
ちなみに届出印の変更をしないとどうなるかどうなるのでしょうか。
答えは、「旧姓でも問題なし」です。
実印は「住民票に記載された氏名、名、氏と名の一部の組み合わせ」である必要があります。
一方で、銀行届出印は「口座を作成したときの印鑑との印影が一致しているかどうか」の判断になるそうです。
ただし、対応している銀行によっては違う可能性もありますが、ゆうちょ銀行に関しては問題ないとのことでした。
しかし、後からトラブルになっても面倒なので、窓口に行って変更手続きを行いましょう。
確認方法
確認方法はこちら。
- 本人確認書類、登録したと思う印鑑(複数可)、使用している通帳を準備する
- ゆうちょ銀行・貯金窓口に向かう
- 窓口にて確認したい旨を伝え、台紙に確認したい印鑑を押印する
- 押した印影で、登録している印鑑か照会してもらえる
セキュリティーの観点から、登録している印鑑の印影は見せてもらえませんので、注意してください。
紛失したときは?
届出印を紛失したときは、基本的に印鑑を変更する方法で、新しい印鑑を届出印として使用することができます。
ですが、紛失している状態を悠長に放置しておく訳にもいきません。
なぜなら、その届出印はあなたの通帳を管理しているからです。
もし、悪用されたとしてもあなたの責任になっていしまいます。
まずは、速やかに「ゆうちょ紛失センター」に連絡しましょう。
電話番号はこちら。
フリーダイヤル:0120-794-829
海外からの電話なら:045-279-6201
フリーダイヤルなのでIP電話や、格安SIMを使われている方は繋がりません。
そういう方は最寄りのゆうちょ銀行に問い合わせたら対応してくれます。
印鑑紛失のお手続きは代理人でもOK?
代理人を立てて印鑑の変更手続きをすることができます。
必要書類が追加で必要になるので紹介します。
- 委任状(実印を押印)※本来は届出印の押印ですが、その印鑑を紛失しているため
- 印鑑登録証明(発行後6か月以内) ※実印の証明のため
- 代理人の顔付本人確認書類
委任状は委任する人の自筆と実印が必要です。
つまり印鑑を紛失した本人が委任状を記入してください。
委任状
委任状は、本人以外で手続する際に必ず必要になる書類です。
委任する側を名義人といい、委任される側を代理人といいます。
委任状は、名義人の自筆と定められています。
他にも、通帳・カードの再発行や、預金の払い戻しも委任状で代理人を立てることができますので、仕事などで、どうしてもゆうちょ銀行に向かわなくてはいけない用事がある方は、家族に委任することで解消できます。
では実際に委任状はどこで手に入れるかと言いますと、各銀行で委任状の書式が違ったりしますが、ホームページでPDFファイルとして無料配布しています。
ゆうちょ銀行はこちらから入手してくださいね。
印鑑登録証明
市役所で実印を印鑑登録すると思いますが、その証明書のことを指しています。
市役所で発行する際は「印鑑登録証」を使って発行できますし、「マイナンバーカード」を持っていれば本人のみがコンビニ等で発行できます。
印鑑登録証明は有効期間が存在しないのですが、機関から発行期間の指定がある場合が多いです。
要は、古い登録証明を持ってこられても信頼性が薄いからですね。
届出印の廃止とは
届出印の廃止とは、副印鑑の廃止のことを指しているようです。
届出印の廃止は現段階もする予定はありません。
副印鑑とは
たまに通帳の口座番号が乗っているページに印影があるのを見かけませんか?
その印影を「副印鑑」と呼びます。
実際に、通帳に残している印影を廃止した事実は存在します。
昔はこの副印鑑を使って届出印の証明を担っていました。
廃止の背景は、通帳を紛失したときに、その副印鑑の印影で偽造が可能となるからです。
先述しましたが、届出印はあなたの通帳を管理しているもの。
大事な資産を守るために廃止にされたようですね。
まだ、副印鑑が残っている通帳をお持ちの方は今すぐゆうちょ銀行に向かって、印鑑登録を済ませましょう。