はちみつの代用に砂糖はOKです。
メープル・オリゴ糖・ガムシロップ・みりん・水飴も代用できます。
カレーに合うはちみつの代用品はメープルシロップ・オリゴ糖・みりん・水飴・ジャム・りんご(ジュース)・砂糖があります。
今回は「はちみつの代用品になるもの、代用品の使い方、カレーに合うはちみつの代用品」などを詳しく説明していきます。
はちみつの代用に砂糖はOK?
はちみつの代用には砂糖を使うことができます。
双方に代用ができますので覚えておくとどちらかが切れてしまったときに便利です。
代用方法はこちら
はちみつは砂糖の1.3倍の甘味があるので、そのことを考慮する必要があります。
また、はちみつと砂糖は同じ量でも重さが異なり、はちみつは大さじ1杯で21g、砂糖は9gです。
代用する際は大さじ、小さじ、グラム表記に気を付けましょう。
はちみつと砂糖の換算方法は以下をご覧ください。
はちみつと砂糖の換算表(大さじ)
はちみつ | 砂糖 |
大さじ1 | 大さじ3 |
大さじ2 | 大さじ6 |
大さじ3 | 大さじ9 |
大さじ4 | 大さじ12 |
はちみつと砂糖の換算表(小さじ)
はちみつ | 砂糖 |
小さじ1 | 小さじ3 |
小さじ2 | 小さじ6 |
小さじ3 | 小さじ9 |
小さじ4 | 小さじ12 |
上記ははちみつを白砂糖に置き換える場合の数値です。
グラムでの換算方法は、レシピにある砂糖をはちみつで代用するときは、グラム数÷1.3で計算します。
反対にはちみつを砂糖で代用するときは、グラム数×1.3で計算をします。
ただし置き換えるときに注意点があります。
はちみつと砂糖では味わいが違いますので、味を見ながら足していくと良いです。
また、ここで紹介した換算方法は白砂糖を置き換えた場合ですので、黒糖、きび砂糖を使っている方は注意が必要です。
メープル・オリゴ糖は代用できる?
はちみつはメープル・オリゴ糖でも代用できます。
メープルの代用のコツ
風味のあるメープルシロップは、パンケーキや食パンにかけるスイーツの代用品としておすすめです。
料理に使う際は、糖度がはちみつよりも低めなので、多めに入れるとおいしく仕上がります。
オリゴ糖の代用のコツ
人工甘味料であるオリゴ糖は、はちみつよりほんのりとした甘さなので、調味料として代用するのがおすすめです。
代用する際は甘みの強さに違いがありますので、使う量は味を見ながら足していくことが良いです。
オリゴ糖にはビフィズス菌が含まれているため腸内環境を整える効果も期待できます。
ガムシロップ・みりんは?
ガムシロップ・みりんでも代用できます。
意外かもしれませんが、料理に使うイメージの強いみりんも代用品として使えます。
ガムシロップの代用のコツ
ガムシロップは砂糖を水に薄めて作られていますので、そのまま使うことができます。
はちみつよりも甘さが控えめなので、はちみつの分量より多めに使用しましょう。
しかし、ガムシロップは太りやすいので、かけすぎには注意が必要です。
ホットケーキ1枚に対してガムシロップ1個を目安に使うことをおすすめします。
みりんの代用のコツ
はちみつは料理のツヤ出しに使われますが、そのツヤ出しの代用としてみりんを使うことができます。
ですので、みりんははちみつの甘味としての代用ではなく、あくまでツヤ出しのために使うということを覚えておきましょう。
水飴は使える?
水飴も代用品として使えます。
反対に、水飴の代用にはちみつを使うこともできます。
水飴の代用のコツ
水飴ははちみつのように料理のツヤ出しやコクを足すのに使うことができます。
また水飴の良いところは、はちみつのように余計な風味などがないところです。
甘さははちみつよりも控えめなので、はちみつの分量よりも多めに使いましょう。
カレーに合うはちみつの代用食品は?
カレーに合うはちみつの代用食品は、「メープルシロップ」「オリゴ糖」「水飴」など。
はちみつと分量や入れるタイミングが異なるものがありますので、注意して下さい。
メープルシロップ
はちみつとは風味が異なりますが、メープルシロップを入れることでカレーに優しい甘みとコクが出ます。
オリゴ糖
- はちみつの分量より多めに使用。
- はちみつよりもカロリーが低めなので、ダイエット中の方におすすめです。
水飴
- 水飴はクセがあまりなく、素材の味を邪魔しません。
- はちみつよりも甘さが控えめなので、はちみつの分量より多めに入れることをおすすめします。
ジャム
- 分量は味を見ながら調節し、目安は4人分で小さじ2です。
- ジャムを入れるタイミングは最後に仕上げとして入れて下さい。
- ジャムは煮詰めて作られていて甘さが凝縮されているので、カレーに甘みとコクを出してくれます。
りんご(ジュース)
- りんごのすりおろしを使い、りんごジュースでも代用可能。
- 分量はカレー1箱分でだいたいりんご半分~1個。
- 入れるタイミングは、鍋に水を入れて野菜や肉を煮込むタイミングです。
- りんごをカレーに加えることで、果物の自然の甘さがプラスされ、お肉を柔らかくしてくれる効果があります。
砂糖
- 分量は4人分で小さじ1杯くらい。
- 入れるタイミングは、野菜や肉を炒めるタイミングです。
- 砂糖を加えることで、甘みとコクをプラスしてくれます。
みりん
- 分量は4人分で大さじ4杯くらい。
- 入れるタイミングは、ルウを入れてとろみが出てきた最後の仕上げです。
- みりんを加えることで、発酵による複雑なうまみがプラスされカレーにコクが出ます。
カレーにはちみつを入れることで、「甘みとコクが出る」「肉が柔らかくなる」などの特徴がありますが、代用品にもはちみつと同じような効果があります。
はちみつがなくても家にあるもので代用できるので、ぜひ試してみて下さい。