冷えピタの剥がれない方法。脇の下・首の後ろの貼り方と発熱時の冷えピタは逆効果?代用できるものはある?

冷えピタの剝がれない方法は貼る前に皮膚の油や汗を拭きとったり、へアバンドなどで上から冷えピタを押さえる方法、ぴったりの大きさにカットしてから貼る方法、購入時に剝がれにくい商品を選ぶなどです。

脇の下に貼る場合はちょうど体温計を挟むところに貼ると良いです。

首に貼る場合は首すじに貼ると良いでしょう。

冷えピタは逆効果ではありませんが解熱効果はなくリラックスのために使う方が良いかもしれません。

冷えピタがないときは家庭にある保冷剤やタオルで代用することができます。

この記事では冷えピタの剥がれない方法、脇の下や首への貼り方、発熱時の冷えピタは逆効果なのか、代用できるものについて詳しく書いていきたいと思います。

剥がれない方法

剥がれない方法

冷えピタが剥がれない方法は貼る前に皮膚の油や汗を拭きとる、冷えピタを上から押さえる、貼る場所にぴったりの大きさにカットする、剥がれにくい商品を選ぶなどです。

冷えピタの粘着力が弱まる原因で最も大きいのが体から分泌されている油や汗です。

貼る前にタオルやハンカチなどで拭き取っておき、粘着力が奪われないようにしておきましょう。

おでこに貼る場合はヘアバンドで上から押さえる方法がおすすめです。

ヘアバンドは100均での購入が可能で多少動いても問題ないでしょうし、おすすめの方法ですね。

大きいシートを使うとくっついていない端の方から剥がれてくるので、ぴったりのサイズにカットすることで剥がれてくるのを防ぐことができます。

また購入時に粘着力が強い剥がれにくい商品を選ぶのも良いのではないでしょうか。

脇の下の貼り方

脇の下の貼り方

脇の下に貼る場合はちょうど体温計を挟む部位に貼ると良いです。

上腕の内側でも大丈夫です。

解熱効果を期待するのであれば太い動脈が通る場所に貼るのが有効です。

具体的には頸動脈(けいどうみゃく)、腋窩動脈(えきかどうみゃく)、鼠径動径(そけいどうみゃく)がある部分です。

これらの血管は脇の下から腕にかけて通っているのでそこを冷やすと良いでしょう。

脇の下を冷やすのが難しい場合は脇に近い上腕の内側を冷やしても良いでしょう。

間違えやすいのが胸の横側の肋骨部分です。

ここを冷やしても意味がありませんので、間違えないように覚えておきましょう。

脇の下に貼る場合は太い動脈が通っている場所、ちょうど体温計を挟む場所に貼りましょう。

首の後ろの貼り方

首の後ろの貼り方

首に貼る場合はのどの左右に貼ります。

脇の時と同様に太い動脈が通っている場所に貼ります。

のどの左右には頚動脈(けいどうみゃく)が通っていて触れると脈を感じる部分がありますので、そこに貼りましょう。

首の後ろに貼っている方は多いと思いますが、この部分を冷やしてもあまり効果はありません。

解熱効果を期待するのであればのどの左右に貼るようにしましょう。

冷えピタには香り成分が含まれているものもあります。

首に貼ると香りが気になって首に貼りたくないなという人には太ももの付け根を冷やすのがおすすめです。

太ももの付け根から足に向かって太い動脈が流れているので、腰骨と股を結ぶ線の内側3分の1の部位を冷やすと良いです。

発熱時の冷えピタは逆効果?

発熱時の冷えピタは逆効果?

発熱時の冷えピタは逆効果ではありませんが、あまり効果はありません。

冷えピタはジェルに含まれている水分が蒸発することにより冷えピタを貼った部分が局所的に下がるというものです。

なので、冷えピタを貼っても体温を下げる効果は期待できません。

冷えピタはひんやりして気持ちがいいのでリラックスのために使うといいかもしれません。

ハーブ香料が含まれている商品も多く、冷却効果の持続時間も長いためリラックスするために使用するのに向いているかもしれません。

しかし、小さなお子様に使うときは注意が必要です。

小さなお子様が冷えピタを使用した際にずれてしまい鼻と口がふさがれ、窒息状態になってしまうという事故があったみたいです。

使用の際には十分に注意し、気をつけて使うようにしましょう。

冷えピタは逆効果というわけではありませんが、解熱効果はないのでリラックスのために使うものという意識で使用した方がいいかもしれませんね。

代用できるものはある?

代用できるものはある?

冷えピタのかわりに代用できるものは保冷剤とタオルになります。

保冷剤が冷凍庫にある家庭は多いですし、保冷剤が一番冷えピタの代用になります。

冷えピタを直接使うのは冷たすぎるので薄めのタオルやハンカチに包んで脇に挟んだり、冷やしたい部分にあてると冷たくなりすぎません。

タオルは氷水のなかに浸してキンキンに冷やします。

それを絞って冷やした部分に当てます。

ぬるくなってきたら、また氷水に浸して冷やして絞って使います。

少し手間はかかってしまいますが、タオルはどこの家庭にもあるもののひとつなのでおすすめの代用品ですね。

冷えピタでは表面の熱を取ることしかできませんが、保冷剤だとしっかり冷やしてくれるので高熱をだした時は保冷剤を使用した方がいいかもしれません。