アップデートできない原因は、①ストレージに空き容量がない、②iphoneの機種が対応していない、③通信環境が悪い、④充電がない、の4つの可能性がある。
やり方は3つ、「①自動的にアップデート」、「②手動でアップデート」、「③コンピューターでアップデート」です。
アップデートの時間はマイナーアップデートの場合は10~20分、メジャーアップデートの場合は40分ほどですが、機種が古かったり不具合があると長くなることも。
wifiなしでも、アップデートは可能です。
アップデート後は不具合が起きやすいみたいですが、適切に対処できれば不具合も解消できます。
それでは、詳細をご紹介致します。
アップデートできないのはなぜ?
アップデートできない原因は、①ストレージに空き容量がない、②iphoneの機種が対応していない、③通信環境が悪い、④充電がない、の4つの可能性が考えられます。
iphoneのアップデートは時間がかかるものですが、最終的にアップデートできなかったということもちらほら。
その原因について詳しくご紹介していきます。
①ストレージに空き容量がない
iphoneのアップデートの際には、まずアップデートデータのダウンロードが必要なため、iphoneのストレージに空き容量が必要です。
おおよそ5GBの空き容量があれば安心なんだとか。
ストレージの空き容量の確認方法は下記の通り。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択し、「iPhoneストレージ」を選択
- 空き容量確認
空き容量が確認画面が表示されるまで少し時間がかかるかも。
もし空き容量がなかったら、空き容量を確認したiPhoneのストレージ画面で下記のようなデータを削除してみて。
- 最近削除した写真
- 非使用のApp
その他、写真やメールのデータをicloudでバックアップを取った後に、本体自体のデータを削除するなど。
意外と使っていないアプリやいらない写真があったりすると思うので、ぜひこの機会に整理をしてみてください。
②iphoneの機種が対応していない
アップデートデータiOSには対応できないiphone機種もあります。
最新の機種を使用している方は問題ないですが、古い機種を使用している方は要注意。
iOS16.5の対応機種は下記の通り。
- iphone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
- iphone 13/13 mini /13 Pro/13 Pro Max
- iphone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
- iphone 11/11 Pro/11 Pro Max
- iphone XS/XS Max
- iphone XR
- iphone X
- iphone 8/8 plus
- iphone SE 第2世代/第3世代
iphone8以前のモデルは対象機種から外れています。
アップデートしなくても問題はないですが、不具合が頻発してしまう可能性があるみたい。
もし古い機種をご使用の方は、新しい機種の購入を検討してみてください。
③通信環境が悪い
iOSのデータをダウンロードする際に、通信環境が必要になります。
通信環境が悪い場合、データのダウンロードに失敗し、アップロードが中断される可能性が。
そのため、公共wifiは電波が弱いので少し不向きかも。
また、アップデートデータダウンロード中に、他のアプリやデータをダウンロードすると、通信速度が分散されて、アップデートが中断される原因に。
通信環境が悪くアップデートが中断されてしまうと、アップデートの再開ができないことがあります。
その時はデータが破損している可能性があるので、一度アップデートデータの削除、再ダウンロードが必要です。
その際には、先ほどiphoneのストレージを確認した画面で「iOS〇〇(アップデートしようとしたデータ)」を選択し、「アップデートを削除」してみてください。
アップデートの中断されたデータが削除され、再度アップデートが可能になります。
④充電がない
アップデートには多くのエネルギーが必要みたい。
そのため、充電がないとアップデートが中断されてしまうことも。
充電残量はおおよそ50%ぐらいあればアップデート可能みたい。
もし充電残量がない場合は、充電してからアップデートするか、充電しながらアップデートをしてみてください。
充電がなくなってしまい、アップデートが中断されたときにも、通信環境が悪く中断されたときと同じように、再度アップデートができないことがあります。
上記と同じ方法で、中断されたアップデートデータを削除してから再度アップデートを試してみて。
アップデートのやり方
アップデートのやり方は3つ、「①自動的にアップデート」、「②手動でアップデート」、「③コンピューターでアップデート」です。
それぞれ詳細にご紹介していきます。
①自動的にアップデート
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」の「ソフトウェア・アップデート」を選択
- 「自動アップデート」を選択
- 「iOSアップデートをダウンロード」と「iOSアップデートをインストール」をオンにする
この上記の流れで設定が完了です。
自動的にアップデートが、夜間の充電されている状態・wifiにつながっている状態であれば、開始されます。
充電・wifiの条件がそろっていないと、自動的にアップデートされませんのでご注意を。
アップデートされるときには事前に通知が入ります。
②手動でアップデート
- 「設定」の「一般」を選択
- 「ソフトウェア・アップデート」を選択
このときアップデート中は再起動を繰り返したりするので、操作不可能になることも。
手動でやるときも、寝る前などがおすすめ。
③コンピューターでアップデート
2つのやり方をご紹介しますね。
Mac(IOS10.15以降)
- ケーブルでiphoneとMacを繋ぐ
- Finderのサイドバーで「iphone」を選択し画面上部にある「一般」を選択
- 「アップデートを確認」を選択
- 利用可能なアップデートがある場合には、「アップデート」を選択
Mac(IOS10.14以前)もしくはWindowsの場合
- ケーブルでiphoneとMacもしくはWindowsを繋ぐ
- iTunesアプリを開き、画面左上にあるiphoneのようなアイコンを選択
- 「概要」を選択し、「アップデートを確認」
- 利用可能なあっぷでーとがある場合には、「アップデート」を選択
※このとき、iTunesアプリは最新のバージョンにしておいてください。
時間はどのくらいかかる?
マイナーアップデートの場合は10分~20分、メジャーアップデートの場合は40分程度。
マイナーアップデートとはiOSの後ろに来る数字に小数点が刻まれるアップデート、メジャーアップデートとはiOSの後ろの数字の1もしくは10の位が変わるアップデート。
つまりiOS15.5はマイナーアップデート、iOS16はメジャーアップデートということ。
メジャーアップデートの方が大掛かりなアップデートみたいですね。
おおよその時間は、マイナーアップデートは10~20分、メジャーアップデートは40分ほどですが、機種が古いほど時間がかかることも。
長い時には1時間以上かかってしまうこともあるとか。
時間がかかると、「アップデート中に不具合が生じやすくなる」ようです。
時間がかかっているときの対処法は、「高速wifiを使用する」・「アップデートタイミングをずらす」・「不要なアプリを閉じる」・「コンピューターからアップデートする」。
特に最新版のアップデートが可能になると、多くの人が同時にアップデートするようになります。
サーバー障害等で時間がかかってしまう可能性もありますので、タイミングをずらすとすぐにアップデートできることも。
また、コンピューターからアップデートするとスムーズに進んだりすることもあるみたいなので試してみてください。
この時、一度不具合が生じて再度アップデートする場合には、データが破損してしまっていることがあります。
先にご紹介したアップデートの削除方法を参考に、再度アップデートをしてみてください。
wifiなしでもOK?
wifiなしでも4Gもしくは5Gなどの携帯回線を利用してアップデート可能。
ただし、大量のデータのダウンロードが発生するので、基本的にはwifi環境下がおすすめ。
アップデートは、①アップデートデータのダウンロード、②アップデートの2段階に分けられます。
インターネット環境が必要なのは、①のアップデートデータのダウンロードのみ。
②のアップデート自体は、インターネット環境がなくても可能。
そのため、アップデートデータのみダウンロードができれば、アップデートはできます。
フリーwifiを利用したり、カフェのwifiを利用したりしてダウンロードだけしておくというのも一つの手です。
ご自宅にwifiがない場合は、上記のような方法も試してみてください。
※弱いwifi環境下でダウンロードが中断されないようご注意を。
アップデート後は不具合が起きやすい
アップデート後は、iphone本体や設定に不具合が起きやすくなります。
報告されている不具合は下記の通り、色々あるみたい。
- iphone本体が熱くなる
- バッテリーの減りが早くなる
- バッテリー残量がパーセント表示されない
- ネットワークにつながりにくい
- Safariが頻繁に落ちる
- Air Podsに接続できない
上記の不具合はほんの一部です。
特に設定などが初期状態に戻されたりすることがあるみたい。
その場合の様々な対処方法がまとめられていましたので、こちらのページを参考にしてみてください。
ここまで、iphoneのアップデートのやり方はできない時の原因などご紹介してきました。
ぜひ、何か不具合が生じたときには参考にしてみてください。