ドライヤーの後ろのほこりは「少し湿らせためん棒・歯ブラシでくるくるなでてかき出す」か「掃除機で吸い取る」と簡単に取れます。
吹き出し口の掃除方法は、ほこりが内部に入り込まないように「掃除機で吸い取る」のが安全です。
フィルターは外せないタイプも多いですが、外せるものは取扱説明書で手順を確認してくださいね。
くしつきドライヤーの場合は「本体:軽く湿らせためん棒か歯ブラシで汚れを拭き取る」「ブラシ部分:髪の毛を爪楊枝で取り除いたあと、歯ブラシにシャンプーをつけてこする」ときれいになりますよ。
ほこりが取れない時はかなり内部に汚れがたまっているので、ドライヤー自体の買い換えも検討しましょう。
今回は、「ドライヤーのほこりの簡単な取り方をご紹介!後ろ・吹き出し口の掃除方法やフィルターの外し方。くしつきの場合は?取れない時は?」について、詳しく解説します!
後ろの掃除方法
ドライヤーの後ろの掃除方法は「少し湿らせためん棒か歯ブラシでくるくるとなでてかき出す」とよいですよ。
「後ろ」とは、ドライヤーの背面にある吸い込み口のこと。
ほこりや汚れがそこまでこびりついていなければ、掃除機の細いノズルで吸い込むのも有効です。
吸い込み口が取り外せるタイプであれば、中のフィルターにたまった汚れも歯ブラシなどできれいにしましょう。
強くこするとほこりが入り込んで逆効果なので、やさしくなでるようにかき出します。
なお、かならず電源プラグをコンセントから抜いた状態で行うのが鉄則。
火傷防止のため、ドライヤーが完全に冷えた状態でお手入れすることも忘れないでくださいね。
本体の掃除方法は?
本体は「中性洗剤を水で薄め、布にしみこませてから拭く」ときれいになります。
アルコールや除光液、ベンジンなどは本体を傷つける恐れがあるため、使わないようにしましょう。
化粧水やクリームなどが付いた手で触るため、気付かないうちに意外と汚れている本体。
こまめに拭いておくと、ベタつかずすっきり使えますよ。
吹き出し口の掃除方法
吹き出し口の掃除は「掃除機の細いノズルを使って吸い取る」方法で行いましょう。
ほこりや髪の毛が入り口近くにたまっているのであれば、冷風を出しながら歯ブラシなどでかき出してもOK。
ですが歯ブラシなどを使う場合、内部まで突っ込んで汚れをかき出すのは避けてくださいね。
ほこりや汚れが内部に入り込み、発火や異臭の原因になってしまいます。
安全のためにも、内部のほこりや汚れは掃除機で吸い込んできれいにしましょう。
掃除機は細いノズルやハンディタイプのものを使用すると、よりしっかりと汚れを吸い込めますよ。
フィルターの外し方は?
フィルターの外し方はドライヤーごとに異なるので、取扱説明書で確認しましょう。
手頃な価格で手に入る家庭用のドライヤーは、フィルターを外せないものがほとんど。
フィルターが外せないタイプは無理に分解せず、出来る範囲でこまめにお掃除してくださいね。
サロンで取り扱われているような高級機種には、フィルターを取り外せるものもあります。
かならず取扱説明書の手順に沿って、お手入れを行いましょう。
なかにはフィルター交換ができる商品もあるので、汚れがひどい場合はフィルターごと買い換えるのも手ですよ。
くしつきのドライヤーの埃の取り方
くしつきのドライヤーのほこりの取り方は「外せる部品をすべて外し、軽く湿らせためん棒か歯ブラシで汚れを拭き取る」だけでOK。
本体の吸い込み・吹き出し口のお手入れは、通常のドライヤーと同じです。
汚れが落ちるため、新聞紙などを敷いた上でお手入れを行ってくださいね。
ブラシ部分に残った髪の毛やホコリは、爪楊枝で取り除いたあと、歯ブラシにシャンプーをつけてこするときれいになりますよ。
整髪料などのこびりつき汚れがひどい場合は、ぬるま湯にシャンプーを溶かして、ブラシ部分を20~30分浸け置きしましょう。
その後、同様に歯ブラシでこすれば、汚れがするっと落ちます。
普段お使いのブラシもシャンプーを使えば簡単にきれいにできるので、ぜひやってみてくださいね。
ほこりが取れない時はどうしたら?
ほこりが取れず、内部でかなりたまってしまっている場合は、ドライヤー自体の買い換えも検討しましょう。
ドライヤーの汚れを放置していると、風量が弱くなるだけでなく、内部でほこりが焦げて発煙や発火の原因にもなりかねません。
長く愛用するためにも、月1回以上のペースでお手入れを行ってくださいね。
一般的にドライヤーの寿命は3~4年程度と言われています。
我が家のドライヤーもかれこれ8~9年選手。
使っていてたまに焦げ臭い時があり、そろそろ替え時かなと思っています。
最近では、フィルターや吸い込み口の取り外しができるタイプも増えつつあるので、お手入れの手間を軽減できる商品を検討中です。
みなさまも買い換えの際には、そのような商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。