戸籍謄本を取るのための手数料は、300円から350円くらいで地域によって異なります。
事前に必要事項を確認することで、コンビニ交付をスムーズに行えます。
マイナンバーカードが手元にある人は、10分ほどでコンビニ交付ができますが、マイナンバーカードを持っていないと、カード発行までにおよそひと月かかります。
コンビニで戸籍謄本が取れない主な原因は、「本籍地がコンビニ交付に非対応」「コンビニ交付が可能な時間や行えない日である」「マイナンバーカードの暗証番号がない」が考えられます。
毎日午前6時30分~午後11時までの時間帯で、戸籍謄本をコンビニでとることができます。
今回は「コンビニで戸籍謄本を取ること」についてご紹介します。
戸籍謄本の取得はいくら?
戸籍謄本をコンビニ交付するためにかかる手数料はだいたい300円~350円くらいです。
市役所等窓口・コンビニ交付双方とも、戸籍謄本を取得するための交付手数料が必要です。
交付手数料は地域ごとに異なっています。
事前に知りたい場合は自治体のWebサイトか窓口まで問い合わせるようにしましょう。
取り方はこちら
コンビニで戸籍謄本を取るために、「事前に確認すること」「店舗で行うこと」があります。
本籍地と現住所が異なる場合のみ「事前申請」が必要です。
事前に確認すること
①「マイナンバーカード + 4桁の暗証番号」が戸籍謄本を取るために必要です。
②居住地と本籍地が異なる場合は、本籍地の役所を選択して下さい。
コンビニに足を運ぶ前に、コンビニ交付と戸籍謄本の取得サービスに対応しているか確認します。
「本籍の市区町村」と「発行するコンビニがある市区町村」両方の市区町村がサービスを行っているかを調べます。→コンビニ交付対応の市町村
コンビニ端末での事前申請(本籍地と現住所が異なる時)
本籍地と現住所が異なる時は、コンビニ交付を利用する前に事前申請が必要です。
手順は下記のとおりです。
コンビニ端末の「行政サービス」→「利用登録申請」→「本籍地の市区町村」を選択。
「市区町村の選択」後、以下の7項目の必要事項を入力します。
- 市区町村以降の住所(例:▲▲町〇〇番地)
- 戸籍筆頭者(自分か家族の名前)
- 電話番号(自宅か携帯の番号)
- 自分の「生年月日」(昭和▲▲年〇月◆日日といった数字6桁)※ カードに記載あります
- マイナンバーの「有効期限」(西暦4桁)※ カードに記載あります
- マイナンバーの「セキュリティーコード」(4桁)※ カードに記載あります
- マイナンバーの「暗証番号」(4桁)
入力して、確定すると「16桁の申請番号」が表示されるので、番号を控えておきましょう。
また10円で印刷することもできます。
事前申請の手続き後3~5営業日程度で、戸籍謄本をコンビニ交付できるようになります。
店舗で行うこと
お店に足を運んだら、コンビニのマルチコピー機で、手順に従って戸籍謄本を取得していきます。
お店や機械の種類によって操作方法は異なりますが、基本的には以下のような手順です。
- 「証明書交付サービス」を選ぶ
- 「本籍地の戸籍関連証明書」を選ぶ
- マイナンバーカードの読み取りを行う
- 本籍地の地域を選ぶ
- 「戸籍証明書」を選ぶ
- 発行部数と内容の確認する
- 料金を支払う
- 戸籍謄本を印刷する
戸籍謄本の印刷完了後、取り忘れをしないようにして下さい。
印刷物を確認します。確認したらコンビニ交付は終了です。
かかる時間
マイナンバーカードが手元にある場合は、10分ほどで戸籍謄本を手に入れることができます。
マイナンバーカードを持っていないと、コンビニ交付を利用できません。
また、マイナンバーの通知カードは、マイナンバーカードとは別物なので使用できません。
マイナンバーカードの申請から手元に届くまで、およそ1か月はかかります。
取れない原因
戸籍謄本をコンビニで取れない原因は、以下のことが主に考えられます。
①本籍地がコンビニ交付に非対応。
→コンビニでの戸籍謄本取得は、対応していない自治体に本籍がある場合は利用することができません
②コンビニ交付が可能な時間ではない。
→コンビニは1年中ほぼ毎日24時間営業していますが、戸籍謄本のコンビニ交付は対応時間が決められています。
③コンビニでの交付サービスが使えない日である。
→市区町村が個々にメンテナンス等のためでサービスを停止していることがあります。
④マイナンバーカードの暗証番号がない。
→マイナンバーカードと一緒に4桁の暗証番号が戸籍謄本のコンビニ交付取得では必要となります。
忘れてしまった場合でも、暗証番号の再発行は役所で行えます。
何時まで対応してる?
コンビニでの戸籍謄本の取得は、土日祝日関係なく毎日午前6時30分~午後11時まで可能です。
ただし、市区町村によっては、戸籍証明書の交付等でサービス提供時間が異なる場合があります。
詳細は、「利用できる市区町村」をご覧ください。
年末年始である12月29日~1月3日、マルチコピー機のシステムやネットワーク保守点検時は利用できませんので、注意が必要です。