絞り袋の代用は「ラップ」「クッキングシート」「ジップロック」「ポリ袋」などでできます。
口金の代用は、「アルミ缶」「クリアファイル」「マヨネーズの空き容器」など。
ギザギザ口金の代用は「マヨネーズの空き容器」、または「星口金型にカットしてギザギザにする」こともできる。
意外と身近なもので代用できるので、安心しました!
今回は,「絞り袋と口金・ギザギザ口金の代用」をご紹介します。
ギザギザ口金の代用は?
ギザギザ口金の代用は「マヨネーズの空き容器」がありますよ。
キャップだけを取って用意した絞り袋につけるのも良いですが、
マヨネーズの空き容器を洗ってそのまま使った方が「楽+安全」です。
絞り出しやすい素材ですし、破れることもないですから。
また、「星口金型にハサミでカット」すればギザギザに絞れます!
星口金のカット方法をご紹介しますね。
星口金風
- 袋の角の先端を縦に2回折る
- 左右から斜めに切る
- ギザギザ完成!
真っ直ぐ下に向けて絞ると、星形に絞ることが出来ます。
絞り袋の代用をご紹介!
「ラップ」「クッキングシート」「ジップロック」と「ポリ袋」で絞り袋の代用ができますよ。
ラップ
- 40cm×30cmくらいにラップをカット
- ラップを広げ、クリームを中心のやや左(右)に置く
- 下半分を上半分に重ねる
- 中心を指で押さえながらラップを扇状に巻く
- 逆三角錐の形に持ち上げて、上部を捻る
- 先端をはさみでカット
ラップは破れやすいので、二重にしておくと安心です。
粘度のあるジャムやソースに向いてますよ。
クッキングシート
- 長方形のクッキングシートを対角線にカット(直角三角形)
- 長辺の中心を押さえて円錐状に巻く
- 巻き終わりは内側に折る
- クリームを入れて上部を畳む
- 先端をはさみでカット
口金を使って絞ることはできないですが、細めの絞り袋として使うととても便利!
アイシングクリームや溶かしたチョコレート向き。
ジップロック
- ジップロックの中に,絞りたいものを入れる(口金を使用する場合は,袋の角にあらかじめ入れてから,口金のついているところをねじって絞りたいものを入れる)
- 中身が漏れないようにジップを「空気を抜きながら」閉じる
- 袋の角を斜めに,好きな大きさにカットして絞る(切り口は始めは小さめに切って,その後調整していった方がよい)
厚手で伸びにくい・そのまま保存できる・クリームが流れ出ないので、お勧め!
シュー生地やカスタードクリームのような、やや硬めの生地にもってこいです。
ポリ袋
- 袋の中に生クリームなどの絞りたいものを入れる(口金は中身を入れる前に袋の角にセットして,その部分をねじっておく)
- 空気を抜きつつ袋の口を閉じる(くるくるとねじったり,結んだりする)
- 袋の角を好きな大きさに切る
なるべく厚手・清潔・硬度のあるポリ袋を使いましょう。
ポリ袋はジップロックより柔らかくて破れやすいです。
「袋を2枚以上重ねたり、袋の中にクッキングシートを重ねたり」して強化してから使用するとよいでしょう。
少し柔らかめの生地におすすめ。
上手に絞るポイントを3つ説明しますね。
絞り袋に入れる中身の量
袋に入れる生クリームや生地などの量は、「袋の3分の2くらい」「5~6分目」を目安に入れるようにしましょう。
たくさん入れてしまうと上からクリームが飛び出したり、空気を抜いた時に袋の封を閉じにくくなったり、持つときに力加減がしづらかったりするのです。
中身を入れるときは「口の広いマグカップや計量カップなどに袋をかぶせておく」と、詰めやすくてGOOD*
また,袋を閉じる際は「空気を抜く」、「中身が少ないなら詰め終えた部分を輪ゴムで閉じておく」と絞り出しやすくなるようです。
絞り袋の持ち方
「袋の上部を利き手で持ち、もう片方の手を絞り口付近にやさしく添える」ように持ってみてください。
下の方に添えた手は「絞り口を支える+絞っているときのブレを防ぐ」ために置きます。
絞り出すときは、一気に出そうとすると袋が破けてしまうので「ゆっくりと優しく押し出す」ようにすること。
袋の口はしっかりと閉じておきましょうね。
温度が肝心!
生地の温度が上がりすぎると、バターが溶けて緩くなってしまったり、生クリームがぼそぼそしてしまったりします。
- 使うまでは冷蔵庫などの「涼しい場所で保存」する
- 「温度が上がる前に」絞り終える
- 中身が緩くなったら「いったん冷蔵庫などで冷やす」
- 手が温かい場合は「氷水で手を冷やしてから絞り袋を持つ」ようにする
と、生地の温度が安定して絞りやすいはず!
口金の代用は?
口金の代用品は「アルミ缶」・「クリアファイル」・「マヨネーズの容器」。
アルミ缶
アルミ缶を,ハサミで切って口金をつくります。
ハサミで缶を切るには結構力が要ります。
また,ケガの恐れが在りますので注意が必要です。
クリアファイル
クリアファイルも,切って丸めて口金をつくります。
その際はクリアファイルを清潔にしてから使用しましょう。
こちらも切る作業が手間で,ケガにも気を付けましょう。
マヨネーズの空き容器
マヨネーズの容器の口は星形になっているので,手間がないです。
おまけに,絞り出しやすい素材で破れたりする心配もないのでおすすめ。
容器は良く洗って乾かしてから使いましょう。
口金なしでジップロックの絞り袋は作れる?
「口金なしでジップロックの絞り袋は作れます」。
「ちゃんと絞れます」から安心してくださいね。
先ほどご紹介したジップロックの絞り袋の作り方をご紹介しますね。
ジップロック
- ジップロックの中に,絞りたいものを入れる(口金を使用する場合は,袋の角にあらかじめ入れてから,口金のついているところをねじって絞りたいものを入れる)
- 中身が漏れないようにジップを「空気を抜きながら」閉じる
- 袋の角を斜めに,好きな大きさにカットして絞る(切り口は始めは小さめに切って,その後調整していった方がよい)
厚手で伸びにくい・そのまま保存できる・クリームが流れ出ないので、お勧め!
シュー生地やカスタードクリームのような、やや硬めの生地にもってこいです。
先端の切り方も載せておきますね。
バラ口金風
- 袋の角の先端を斜めに切る
斜めにカットした短い方を上にして揺らしながら絞ると、バラの形のように絞ることが可能です。
星口金風
- 袋の角の先端を縦に2回折る
- 左右から斜めに切る
真っ直ぐ下に向けて絞ることで星形に絞ることが出来ます。
木の葉口金風
- 袋の先端を縦半分に折る
- 斜めに切る
先がとがっている方を上に向けて,少し寝かせつつ絞るときれいに仕上げることが出来るそうです。
動画の方が分かりやすいので,こちらから袋の切り方や絞った例をご覧ください。
まとめ
まとめます。
かなり身近な代用品ばかりなので、わざわざ絞り袋を買わなくても良さそうでしたね。
よかったよかった。
色々な絞り袋や口金を使ったり、口金をギザギザにカットして楽しんでください〜!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!