fキーの使い方は、単独で押すとブラウザ・アプリケーション・エクセル操作のショートカットキーとして使うことができ、Fnキーと同時に押すとpcの音量や画面の明るさなどが調整できます。
fキーが使えない場合はFnロックやフィルターキーが有効になっている可能性が高いです。
Fnロックは「Fn+Esc」「Shift+Numlk」「Fn+Caps Lock」のいずれかで切り替えできます。
キーボードのかな切替方法は「Shift+カタカナひらがなローマ字」キーを押すか、タスクバーの「あ」を右クリックすることで切替できます。
今回はfキーの使い方やかな切替方法・便利なショートカットキーについてご紹介します。
fキーの使い方
fキーの使い方は、使いたい機能が割り当てられたボタンを単独で押すかFnキーと同時に押すことで、簡単に操作できます。
fキー機能の割り当ては、以下の一覧をご覧ください。
pc
F1:ヘルプ表示 |
F2:ファイル・フォルダ名変更 |
F3:ファイル・フォルダの検索 |
F4:アドレスバーを表示(消音) |
F5:ページの更新(画面を暗くする) |
F6:ひらがなに変換(画面を明るくする) |
F7:カタカナに変換(音量を下げる) |
F8:半角カタカナに変換(音量を上げる) |
F9:全角アルファベットに変換(ウィンドウを最小化・再表示) |
F10:半角アルファベットに変換 |
F11:ウィンドウの全画面表示・解除 |
F12:名前をつけて保存 |
カッコ内はFnロック中、もしくはFnキーと同時に押すことで使える機能です。
Fnロック中の割り当て機能はpcメーカーによって異なる場合があるようですので、ご自身のキーボードのマークを確認してみてくださいね。
mac
F1:画面を暗くする |
F2:画面を明るくする |
F3:ミッションコントロールを表示 |
F4:LaunchPadを起動 |
F5:キーボードのバックライトを暗くする |
F6:キーボードのバックライトを明るくする |
F7:音楽・動画を1つ前のトラックに戻す |
F8:音楽・動画を一時停止・再生する |
F9:音楽・動画を次のトラックに進む |
F10:消音にする・消音をオフにする |
F11:音量を下げる |
F12:音量を上げる |
エクセル
F1:ヘルプ表示 |
F2:選択したセルの編集 |
F3:名前の貼り付けダイアログを表示 |
F4:直前の操作を繰り返す |
F5:ジャンプダイアログを表示 |
F6:エクセル画面のエリア内切り替え |
F7:選択セルのスペルチェック |
F8:選択範囲の拡張 |
F9:ワークシート内の全数字を再計算 |
F10:メニューのキーヒントの表示・非表示 |
F11:選択範囲の値からグラフを作成 |
F12:ファイルに名前をつけて保存 |
みなさんは、エクセルを使用していて既に入力されているセルに追記したい時、セルをダブルクリックした経験はありませんか?
そんな時は、セルをダブルクリックしなくても「F2キー」を押せば、マウス操作しなくても続きから入力出来るのです。
fキーを使いこなすことが出来れば、マウスやノートパソコンのタッチパッドを触らなくても操作できるので効率がいいですね。
ちなみに、パソコンのosやアプリケーションによって若干機能が違うこともあるので、その場合は取扱説明書などをご確認ください。
fキーは12個のキーと機能があり全部暗記するのは難しいのですが、使いこなせるとかなり便利なので、是非一覧片手に試してみてほしいです。
使えないのはなぜ?
fキーが使えない理由は、
- Fnロックがかかっている
- フィルタキーがかかっている
- pcやキーボードの不具合
などの原因が主に考えられます。
それぞれの確認方法をまとめました。
Fnロックの確認方法
「Fn+Esc」「Shift+Numlk」「Fn+Caps Lock」いずれかのボタンを押して、ロック状態が切り替えできるかどうか確認してみてください。
キーボードのFnキーにLEDライトがついているpcであれば、ライト消灯がロック状態・ライト点灯がロック解除状態です。
フィルタキーの確認方法
- 右側のShiftキーを「8秒間」押す
- フィルタキー機能を有効にしますか?とダイアログが表示される
- 青いリンクの【[簡単操作キーボードの設定]でこのキーボードショートカットを無効にします】をクリック
- フィルタキー機能が「オフ」になっていればOK
pcやキーボードの不具合
Fnロックやフィルタキーが無効の状態にもかかわらずfキーが使えない場合は、pcやキーボードの不具合が考えられます。
fキーが使えない時は、まず「Fnロック状態になっていないか・フィルタキー機能が有効になっていないか」を確認してみましょう。
切り替え方法
Fnロックは「Fn+Esc」「Shift+Numlk」「Fn+Caps Lock」のいずれかで切り替えできます。
このキーの組み合わせは、pcメーカーやキーボードドライバによって変わってくるようです。
また、FnキーにLEDランプがついているキーボードの場合は、Fnキーを単独で押すことでFnロックの切り替えが出来ますよ。
その場合は、
- ライト消灯がロック状態
- ライト点灯がロック解除
となります。
ランプがついていないFnキーのキーボードをお使いの場合は「Fn+Esc」「Shift+Numlk」「Fn+Caps Lock」で切り替えしてくださいね。
かな切り替え方法は?
キーボードのかな切り替えをするには、入力カーソルが点滅している状態で、
- 「Shift+カタカナひらがなローマ字」を押す
- タスクバー右側の「あ」を右クリックで選択する
このいずれかの方法で切替が出来ます。
「Shift+カタカナひらがなローマ字」キーを押すと、全角カタカナ入力に切り替えすることが出来ますが、ひらがなに戻したい時は単独で「カタカナひらがなローマ字」キーを押してください。
ちなみにタスクバーで操作する場合に設定できる文字は、
- ひらがな
- 全角カタカナ
- 全角英数字
- 半角カタカナ
- 半角英数字
で、「カタカナひらがなローマ字」キーよりも細かく選択することができます。
かな切り替えをする時は、全角カタカナに切り替えるなら「カタカナひらがなローマ字キー」を押し、細かく選択したいならタスクバーの「あ」を右クリックしてみてください。
コピペのやり方はこちら
コピペするときのショートカットキーは、「Ctrl+C」でコピー・「Ctrl+V」でペースト(貼り付け)することができます!
ちなみに、コピペをマウス操作する手順は、
- コピーしたい言語をドラッグで選択
- 右クリックしてコピーを選択
- 貼り付けしたい場所にカーソルを移し、右クリックして貼り付け
と、3アクションも必要なのです。
今までマウス操作していたなぁ…という方は、是非今日からこのショートカットを使ってみてください。
コピーは「Ctrl+C」、ペースト(貼り付け)は「Ctrl+V」です!
このショートカットを使うとコピペ操作が便利に感じ、キーボード操作がより楽になると思いますよ。