バスタオルを変える頻度・洗う頻度は?カビが出たら寿命?臭くならない干し方と早く乾かす方法

バスタオルを変える頻度は、ホテルでは約30回が目安だそうですが、家庭で使うのであればもっと長く使えます。

 

 

カビなどのトラブルがなければ、1年に1回などルールを決めて変えるのが良さそうです。

 

バスタオルは「使うたびに洗う」ことが推奨されています。

 

カビが出ることがありますが、「酸素系漂白剤」などで適切に手入れをすれば取り除くことができます。

 

臭くならない干し方は、「屋外で陰干しすること」ですが、室内干しでも「早く乾かす」ことを意識すれば良いです。

 

早く乾かすためには、「隙間を開ける」「エアコンや除湿機を使う」「扇風機やサーキュレーターを当てる」「室内の空気の通りが良いところを選ぶ」という方法があります。

 

詳しく見ていきましょう。

 

変える頻度

変える頻度

バスタオルを変える頻度は、ホテルの基準だと「洗濯30回」が目安です。

 

 

理由は、洗濯を繰り返すことで「繊維やパイルが傷み、吸水性が悪くなってしまうこと」と、「肌ざわりが悪くなってしまうこと」があげられます。

 

ホテルで準備されているバスタオルは新品と思うほどふわふわですよね。

 

なので、家庭用のバスタオルであれば「洗濯を30回」以上行ってもまだまだ使えます。

 

なお、バスタオルを使い続けていると黒ずんだり嫌な臭いがしてくることがあります。

 

後に紹介する方法をとっても「黒ずみ・嫌な臭い」が取れない場合には交換を検討した方が良さそうです。

 

カビなどのトラブルがなければ、「1年に1度、年末に交換して新年を新しいバスタオルで迎える」とか、「衣替えと一緒にバスタオルも新調する」などルールを決めておくといいですね。

 

ちなみに新しいタオルは「交際運をあげる」パワーがあるのだそう。

 

古いタオルを使い続けるのは運気を下げる一因にもなるので、バスタオルを変える頻度を決めておくことは風水的にも良いことのようです。

 

洗う頻度はどれくらい?

洗う頻度はどれくらい?

バスタオルは「使うたびに洗う」ことが推奨されています。

 

「綺麗な体を拭くのに使うから、2~3回は洗わずに使う」という方も多いようですが、お風呂上がりでも体に皮脂は付着しています。

 

そして、お風呂で綺麗に洗った身体も完璧に清潔とは言い切れません。

 

カビが生えて繁殖する原因にもなりますから、バスタオルは「1回使ったら洗濯する」ということを覚えておいてくださいね。

 

カビが出たら寿命?

カビが出たら寿命?

バスタオルを長く使っているとカビが出ることがありますが、取り除いて寿命を延ばすことができますよ。

 

しかし、普通に洗濯をするだけでは、残念ながらカビは取れないのです。

 

カビが出たときに試して欲しいのは、「漂白剤を使用すること」。

 

「塩素系漂白剤」は強力で、その分素材へのダメージも強いのですが、「酸素系漂白剤」ならば比較的やさしいです。

 

また、「酸素系漂白剤」ならば色柄ものにも使えるので安心ですよ。

 

準備するものは、「40℃~60℃くらいのお湯」と「お湯1Lに対して5gの酸素系漂白剤」。

 

バスタオルがしっかり浸かるくらいのお湯をバケツなどにためて漂白剤を混ぜ、30分~2時間漬けおきしてみてください。

 

この後、いつも通り洗濯機で洗濯をすると、カビが取れて気になる臭いもなくなっていますよ。

 

もし上記の方法でもカビが取れなかったら、少し面倒ですが「煮洗い」をすることでさらに効果が期待できます。

 

方法は、「漂白剤を適量混ぜた水とバスタオルを一緒に煮る」というもの。

 

沸騰後3~5分煮たあと火を止め、冷めるまで待ちます。

 

そのあと、通常どおりの方法で洗濯をしてみてくださいね。

 

もう一つ、「重曹を使用する」という方法もあります。

 

具体的には、「洗濯槽に重曹を大さじ4杯入れて洗濯する」ことで、カビが取れるというものです。

 

重曹は人体にもやさしく、漂白剤よりもダメージが少ないというメリットがあるのですが、殺菌効果は漂白剤に劣ります。

 

実際に試してみたのですが、洗濯後に「バスタオルの黒ずみ・気になる臭い」は取れていませんでした。

 

「なんとなく黒ずんできたような気がする」とか、「ちょっと臭い始めたかな」という時には、予防も兼ねてまず重曹を試してみるのがいいのかもしれません。

 

明らかに黒ずんでいて、バスタオルの臭いが気になるのでどうにかしたい」という場合には「酸素系漂白剤」がおすすめです。

 

※素材によっては漂白剤の使用ができないものもありますので、洗濯表示を確認してくださいね。

 

臭くならない干し方

臭くならない干し方

バスタオルが臭くならない干し方は、「日中に外で陰干しをすること」。

 

やはり屋外で干すのがベストですが、天気が悪かったり、花粉が気になるときなど、様々な理由で外に干せないことがありますよね。

 

部屋干しでも臭くならないバスタオルの干し方は、ずばり「素早く乾かすこと」です。

 

濡れている時間が長ければ長いほど菌が繁殖するのに好都合なので、できるだけ早く乾かすようにしましょう。

 

早く乾かす方法はこちら

早く乾かす方法はこちら

バスタオルを部屋干しで早く乾かす方法は、「隙間を開ける」「エアコンや除湿機を使う」「扇風機やサーキュレーターを当てる」「室内の空気の通りが良いところを選ぶ」です。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

隙間を開ける

バスタオルを部屋干しする際に最も大切なのは、「隙間を開けて干す」ことです。

 

洗濯物同士が重なっていたり隙間が開いていないと、その分乾くのに時間がかかってしまいます。

 

洗濯物同士の隙間を10cmほど開けるといいと言われています。

 

エアコンや除湿機を使う

バスタオルを早く乾かすために、部屋の湿度を下げておく必要があります。

 

バスタオルから水分が蒸発し、空気中の湿度が高くなると乾きづらくなってしまうからです。

 

エアコンで除湿をしたり、除湿機で部屋の湿度を下げることで、バスタオルの乾きが早くなりますよ。

 

扇風機やサーキュレーターを当てる

湿った空気を循環させるために、扇風機やサーキュレーターを直接バスタオルに当てる方法が効果的です。

 

ちなみに扇風機とサーキュレーターの違いは、扇風機が「涼しい風を送る」という用途で使われるのに対し、サーキュレーターは「空気の循環」が目的。

 

バスタオルを早く乾かすには、サーキュレーターを使うのがより良いといえそうです。

 

室内の空気の通りが良いところを選ぶ

広いリビングの中央や廊下などは一般的に空気の通りが良いため、バスタオルを干すのにおすすめです。

 

もし広い部屋がなくても、できるだけ高い位置に干すことでより早く乾かすことができるようになります。

 

屋外にできるだけ近いところが良いと思ってカーテンレールに洗濯物をかける人がいますが、これは避けた方が良いと言われています。

 

理由は「窓際は湿気がたまりやすく、洗濯物が乾きづらい」というデメリットがあるから。

 

「広い部屋の高い位置に干す」ということをぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

上記でご紹介したことを複数取り入れることで、より早くバスタオルを乾かすことができます。

 

バスタオルのカビの繁殖を防いで上手に洗濯・乾燥させ、出来るだけ長く使いたいですね。