iPhoneのスピーカーを爪楊枝で掃除する方法は「耳に当てるところ:乾いた歯ブラシでゴミを取り、エアダスターでゴミを吹き飛ばす」、「下の穴:アルコールティッシュで拭き取って、ブロアーかエアダスターで埃を吹き飛ばす」。
爪楊枝は「あまり良くない訳ではありません」。
「固着した汚れを取るときに使うと良い」でしょう。
スピーカーのメッシュが取れた時は、「対象機種専用のパーツを購入できる」ようですね。
今回は「iphoneのスピーカーを掃除する方法。耳に当てるところ・下の穴。爪楊枝はあまり良くない?スピーカーのメッシュが取れた!」のご紹介です。
耳に当てるところの掃除

耳に当てるところの掃除は、「乾いた歯ブラシでゴミを取り、エアダスターでゴミを吹き飛ばす」と良いです。
- 乾いた歯ブラシをスピーカー部分に当てて、優しくブラッシングする
- エアダスターで外側に向かって汚れを吹き飛ばす(必要であれば)
iPhoneは精密機械なので、お手入れする時には「慎重に」行ってくださいね。
1度で汚れが落ちないようであれば、上記の手順を繰り返すこと。
掃除のポイント
- 歯ブラシは乾いた物を使う
- 優しくブラッシングする
- エアダスターの風は少し斜めに当てる
歯ブラシが濡れていると「水濡れ故障の原因」になりますし、スピーカー部分は細かいメッシュ構造でとても繊細なので「強い力でブラッシングしてしまうと故障」に繋がりかねません。
また、エアダスターを穴の真正面に向かって使用してしまうと「細かい汚れがiPhone内部に入り込んで」しまいます。
汚れが外側に飛ぶよう、「少し斜めから風を当ててゴミを吹き飛ばすようにする」と良いでしょう。
耳に当てるところを掃除するときは「乾いた歯ブラシで優しく汚れを落とし、エアダスターで風を少し斜めから当てて汚れを外に飛ばす」ように。
下の穴の掃除

下の穴の掃除は「アルコールティッシュで拭き取って、ブロアーかエアダスターで埃を吹き飛ばす」こと。
下の穴の掃除は穴が小さいため「爪楊枝で掃除したくなる」のですが、あまりおすすめはできません。
以下で説明させてください。
爪楊枝はあまり良くない?

爪楊枝は「あまり良くない訳ではありません」。
あまり良くないと言われている理由は「内部を傷つける可能性がある」からで、「使ってはいけないということではない」。
つまり、ある条件で使うととても有効なのです。
それは「固着した汚れを取るとき」。
固着した汚れを取るときに使うと良い
爪楊枝は、「歯ブラシで取り切れないような固着してしまった汚れを取りたい時」に使うと良いです。
固着した汚れを取りたいからといって「強い力で掃除するのはやめておきましょう」。
爪楊枝は先端が尖って細く、狭い小さな場所でとても扱いやすいものですが「強い力で使うと対象物を傷つけることはもちろん、折れて内部にカスが入ってしまう」かもしれません。
スピーカーのメッシュが取れた!

スピーカーのメッシュが取れた時は、「パーツの購入」ができるようですね。
しかし、あまり情報が見つからなかったので「使用している機種専用のパーツがない」可能性もあります。
googleなどで「使用している機種名 スピーカー メッシュ 交換」と検索なさってみてください。
音割れの対処法はこちら

音割れの対処法です。
イヤホンを使用している時に音割れする
- 有線イヤホンのケーブル・付け根に折れや傷がある:新しい有線イヤホンに変えてみる
- 有線イヤホンを差し込む部分に汚れが溜まっている:乾いた歯ブラシ、エアダスターなどを使用して清掃する
- ワイヤレスイヤホンを他のBluetooth対応端末で再生しても音割れする:別のワイヤレスイヤホンを使用してみる
iPhone本体のスピーカーが音割れする
- スピーカー部分に汚れがたまっている:乾いた歯ブラシ・エアダスターなどで清掃する
- iPhoneを水没させた可能性がある:iPhoneの電源を切りSIMカードを取り外し、本体を乾かしてから再度使用してみる
- アプリが最新バージョンになっていない:アプリを最新バージョンにアップデートする
- Apple Musicのイコライザが設定されている:一度オフにして音質を確認してみる
これらが音割れの原因となっていれば、いずれかの方法で改善する可能性が高いので試してみてください。
iPhoneは安いものではないので、丁寧に扱い出来るだけ長く使っていけるよう普段から心がけたいものです。
本体の故障を防ぐためも日頃からこまめにお手入れし、本体のアップデートも済ませておくことが対策の一つだと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
改善されないのであれば、「修理を依頼する」か「以下の分解方法」を試してみましょう。
分解方法
iPhoneはライトニング差し込み口左右についているネジを外すことで分解できます。
【用意するもの】
- 細かい部品を入れる入れ物
- 吸盤
- プラスチック製のカード(ポイントカード・クレジットカードなど)
- 小さなネジ穴に対応したドライバー
- 発熱体(ホットパック・ジェルパックなど)
【事前準備】
- 電源を完全に切る
- SIMカードを抜いておく
- ドライバーでライトニング差込口左右のネジを外す
- 発熱体でiPhone下部を温め、接着剤が緩むまで5~10分待つ
- iPhoneの画面下部に吸盤を付ける(ホームボタンのある機種はホームボタンより上に付ける)
- 吸盤を引っ張りあげ、iPhoneの画面と後ろ側に隙間をつくる
- プラスチック製のカードを左側・右側・上部に沿って挟み、順番にスライドさせる
- 画面を下にずらすようにして上部の留め具から離す
- iPhoneを本のように開く(ケーブルでつながっているので、決して無理をしないように)
分解する時には、細かい埃が舞ってiPhone内部に入り込まないよう、作業環境づくりも重要といえます。
iPhoneを分解して開くと、内部はこんな感じ。
予想以上に部品の配列がスッキリしており、さすがappleだなと思いました。
分解するにあたっての注意点
iPhoneを分解して掃除したいという方は「完全自己責任」で、心配な方は分解せずに外からのお手入れのみにするか、appleや信頼できる業者へ依頼しましょう。
スピーカー部分の細部まで掃除出来るようになりますが、iPhoneは繊細な精密機械なので、分解することでどのようなトラブルが起きるかわかりません。
内部データが全て消失してしまうかもしれませんし、再起動できなくなってしまう恐れもあります。
分解作業自体の難易度も高いので「全て自己責任」での作業となりますことをご理解ください。
トラブルが心配な方は、Appleや信頼できる業者へ依頼することを強くおすすめします。