美味しくする方法は、「昆布や卵の殻などを一緒に入れて漬ける」「ぬかと漬ける野菜の水分をしっかり切ってから漬ける」「いつもより短い時間漬ける」「袋のチャックをピッタリ閉じて漬ける」など。
まずい理由は「初めて漬けた野菜だから」が多いようですね。
ぬか床は「何回も使える」ので、お手入れ次第で半永久的に育っていくんだと。
今回は、ぬか床を初め他ばかりの方へ向けて「無印のぬか床を美味しくする方法」や「まずい理由」などをご紹介致します。
美味しくする方法
美味しくする方法は4つ。
「昆布や卵の殻などを一緒に入れて漬ける」でうまみ増加!
「ぬかと漬ける野菜の水分をしっかり切ってから漬ける」で水っぽさ改善!
「いつもより短い時間漬ける」で濃い・しょっぱいを改善!
「袋のチャックをピッタリ閉じて漬ける」でぬか床の良い環境をキープ!
1つずつ手順を説明しますよ〜*
昆布で美味しくするには
- 昆布を「袋に入るサイズにカット」して、入れる
- 「2〜3日」漬ける
- 昆布を「取り出す」
「うまみが増えると味に深みが出てきて、美味しい」と感じますよ。
干し椎茸やかつお節などの乾燥した物を入れるだけなので、簡単です。
失敗するリスクもほとんどないので、初めてぬか床に挑戦する方にもおすすめ。
卵の殻で美味しくするには
- 卵の殻1個分を用意し、「内側に付いた薄皮を剥がす」
- できるだけ細かく砕いたら、*沸騰したお湯に「5分くらい」入れる
- ぬか床に入れて「2〜3日」漬け、取り出す
卵の殻を使って酸味を和らげ、美味しくします。
煮沸するのは、「サルモネラ菌」を消すため。
煮沸せずにそのままぬか床に入れると「感染する可能性もある」ので、お忘れなく。
これで酸っぱい、癖のある匂いが除去されますよ。
ぬかと漬ける野菜の水分を切って美味しくするには
ぬかと野菜の水分をしっかりとると、ぬか床全体が水っぽくなるのを防ぎ、液垂れしにくいです。
野菜の水気は、「キッチンペーパーで拭く」や「ザルにあげて天日干し」も良し。
ぬかの理想の硬さは「味噌の硬さ」ですよ。
水分を取った後に確認し、柔らかかったら*補充してみましょう。(*補充のやり方はこの記事の後半で説明しています)
いつもより短い漬け時間で美味しくするには
いつもより短い漬け時間で漬けると、塩気が抑まって美味しくなります。
買ったばかりのぬか床は味が濃いらしい。
しかし、たくさん野菜を漬けている時は「水分がたくさん出て味が薄く」なります。
野菜の量と時間を調整して、漬けると良いでしょう。
袋のチャックをぴったり閉じて美味しくするには
乾燥を防ぎ、ぬか床の良い環境を保ちます。
袋のチャックをぴったり閉じるには、レールに「ぬか」や「水分」、「野菜の切れ端」、「汚れ」などがないか確認すること。
キッチンペーパーなどで拭くと良いですよ。
まずい理由はこれ!
まずい理由は「初めて漬けた野菜だから」かもしれません。
初めて漬けた野菜たちは、「水っぽい」「酸っぱい」「味がしょっぱい」ことが多い。
実際にまずいと感じた方は「2回目以降つけた野菜は美味しかったお声があるほど」です。
味の感じ方は様々なので、初めてつけた野菜の匂いと味が好きな方もいるでしょう。
ただ、「ぬか床は生きている、育てていく物」であり、時間をかけて自分が好きな味に変えていく物。
「長い目で根気強く、ぬか床を漬け続けて」みてくださいね。
何回使える?
「何回も使える」そうです。
ぬか床は「使ったら捨てる」という使い方ではなく、何度も使って足していくように「時間をかけて育てていくもの」だから。
しかし、少しずつぬかが柔らかくなってくるので「ぬか床の補充」はしてあげましょう。
*補充のタイミングとやり方を説明しますね。
補充のタイミングはいつ?
補充のタイミングは「ぬかが柔らかくなってきた」、または「味が変わったと感じた」時。
「2ヶ月に1回補充するをこと目安にする」のもありです。
味が変わったかわからない時は、「使っているぬかの味と新しいぬかの味を比べて」みてください。
補充する前と後だと、漬けた野菜の味の旨味も違うそうですよ。
補充用のぬか床は「発酵ぬか床 補充用(250g):税込290円」という商品名で、無印良品に売っています。
ちょうど良い量で好評ですが、在庫がない時もあるようです。
在庫がない時は、ぬか床のパッケージ裏面に記載されているぬか床の製造所「みたけ食品」のぬか床を探すと良いでしょう。
同じ製造所のぬか床であれば相性は良いと思います。
補充のやり方
- ぬか床と漬けた野菜の「水分を吸い取る」
- ぬか床を「補充」
- 全体に馴染ませるように「よく混ぜる」
特別やることはありませんが、水分を吸い取ることはとても大事そうですね。
記載されている注意点に見落としがありそうなので、特に重要なことをまとめておきます。
「他社製品のぬか床やぬかを追加しない」「常温で漬けない」
最後に、ぬか床の賞味期限について見ておきましょう。
賞味期限は?
賞味期限は、「未開封:210日」で「開封後:半永久」だそうです。
無印のぬか床の賞味期限は、表面下部に記載されていますよ。
裏面に記載されている賞味期限は「未開封時の賞味期限」です。
開封後の賞味期限は、記載されていません。
開封後の賞味期限に関する内容は、「開封後はお早めにお使いください」と「開封後はお手入れ次第で繰り返し長く使えます」のみ。
つまり、「早めに使って繰り返し手入れをすれば開封後の賞味期限が半永久になる」んだと思います。
なので開封後の賞味期限は記載されていないのかな?
「賞味期限を半永久にする手入れ」は以下を参考にしてください。
大量に入れない
大量に入れると、「野菜から出る水分でぬか床がどろどろになる」。
賞味期限を短くしてしまう原因は「水分」。
キッチンペーパーなどで水分を吸い取り、ぬか床の環境を保ちましょう。
1週間に1度よく混ぜる
無印ぬか床の裏面にも記載されていますが、1週間に1度はよく混ぜてくださいね。
よく混ぜると、「産膜酵母や酪酸菌が減り、嫌な匂いを防ぐ」ことができます。
「底にあるぬかを上に持ってきながら、まんべんなく混ぜる」と良いです。
補充する
ぬかは育てる物ですから、「減った」り「柔らかくなってきた」ら補充してあげてください。
まとめ
まとめです。
「ぬか床は時間をかけて育てるもの」。
昆布を入れたり水分を切ることに気を遣えば、ちゃんと自分好みの美味しいぬか床ができるはずです。
時間をかけて楽しんでぬか床生活をお過ごしください〜*
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。