ぬか床を美味しくする方法は「昆布や卵の殻を入れる」、「いつもより短い時間漬ける」など。
まずいのは、「初めて漬けた野菜たちは水っぽい、酸っぱい、塩気が強い味になりやすい」からです。
「何回でも使える」ので、補充したり水分を取り除くと長く使えるでしょう。
補充のタイミングは「ぬかが柔らかい」・「味が変わった」とき。
賞味期限は、「未開封:210日」で「開封後:半永久」だそうですよ。
今回は、「無印のぬか床の使い方や賞味期限、まずいの解決方法」などをご紹介致します。
美味しくする方法
美味しくする方法は、「昆布や卵の殻などを使う」こと。
昆布で「うまみの増加」、卵の殻で「酸味を取り除き」ましょう。
昆布で「まずい」を改善!
昆布でうまみを増やし、美味しくします。
- 昆布を袋に入るサイズにカットして、入れる
- 2〜3日漬ける
- 昆布を取り出す
うまみが増えると味に深みが出てきて、「美味しい」と感じますよ。
干し椎茸やかつお節などの乾燥した物を入れるだけなので、簡単です。
失敗するリスクもほとんどないので、初めてぬか床に挑戦する方にもおすすめ。
「水っぽい!」は水分を吸い取って(補充)
野菜の水分を吸い取って、美味しくしましょう。
- キッチンペーパーでぬかの水分を吸い取る
- ぬかを触って、柔らかくなっていたら「補充」する
- ぬかを混ぜ合わせ、水気を取った野菜を入れる
ぬかと野菜の水分をしっかりとると、ぬか床全体が水っぽくなるのを防ぎ、液垂れがしにくいです。
野菜の水気は、「キッチンペーパーで拭く」や「ザルにあげて天日干し」も良し。
ちなみにぬかの理想の硬さは「味噌の硬さ」です。
水分を取った後に確認し、補充してみましょう。
卵の殻で「酸っぱい」を取り除く!
卵の殻を使って酸味を和らげ、美味しくします。
- 卵の殻1個分を用意し、内側に付いた薄皮を剥がす
- できるだけ細かく砕いたら、沸騰したお湯に5分くらい入れる
- ぬか床に入れて2〜3日漬け、取り出す
煮沸するのは、「サルモネラ菌」を消すため。
そのままぬか床に入れる感染する可能性もあるので、お忘れなく。
これで酸っぱい、癖のある匂いが除去されますよ。
いつもより短い漬け時間で「塩気が強い」を抑える!
いつもより短い漬け時間で塩気を抑えて、美味しくします。
買ったばかりのぬか床は味が濃いらしい。
しかし、たくさん野菜を漬けている時は「水分がたくさん出て味が薄く」なります。
野菜の量と時間を調整して、漬けると良いでしょう。
袋のチャックをぴったり閉じる
乾燥を防ぎ、ぬか床の良い環境を保ちます。
袋のチャックをぴったり閉じるには、レールに「ぬか」や「水分」、「野菜の切れ端」、「汚れ」などがないか確認し、キッチンペーパーなどで拭くこと。
ぬか床がまずい?
ぬか床がまずいと言われるのは、「初めて漬けた野菜たちは水っぽい、酸っぱい、塩気が強い味になりやすい」から。
初めて漬けた野菜たちは、「少し癖のある匂いや塩っぽさが目立つ」のです。
味の感じ方は様々なので、この匂いと味が好きな方もいるでしょう。
ただ、まずいと感じた方は「最初は美味しくなかったけど、2回目以降は美味しい」と思った方が多いみたいですね。
「ぬか床は生きている、育てていく物」。
時間をかけて、自分が好きな味に変えていくんですって。
「長い目で」根気強く、ぬか床を続けてみてくださいね。
何回使える?
「何回も使える」そうです。
ぬか床は「使ったら捨てる」という使い方ではなく、何度も使って足していくように「時間をかけて育てていくもの」。
ぬかが柔らかくなってくるので「ぬか床の補充」をしてください。
補充のタイミングは以下で詳しく。
補充のタイミング
補充のタイミングは「ぬかが柔らかくなってきた」、または「味が変わった」時。
味が変わったかわからない時は、「使っているぬかの味と新しいぬかの味を比べて」みてください。
補充する前と後だと、漬けた野菜の味の旨味も違うそうですよ。
補充用のぬか床は「発酵ぬか床 補充用(250g):税込290円」という商品名で、無印良品に売っています。
ちょうど良い量で好評ですが、在庫がない時もあります。
在庫がない時は、パッケージの裏面に記載されているぬか床の製造所「みたけ食品」様のぬか床を探すと良いでしょう。
賞味期限はいつまで?
賞味期限は、「未開封:210日」で「開封後:半永久」だそうです。
無印のぬか床の賞味期限は、表面下部に記載されています。
この賞味期限は「未開封時の賞味期限」。
開封後の賞味期限は、記載されていません。
開封後に関する内容は、「開封後はお早めにお使いください」と「開封後はお手入れ次第で繰り返し長く使えます」と裏面に書かれていました。
つまり、「早めに使って繰り返し手入れをする」と、開封後
の賞味期限が「半永久」になるんだと思います。
「賞味期限を半永久にする手入れ」は以下を参考にしてください。
賞味期限を半永久にする手入れ「大量に入れない」
大量に入れないようにしましょう。
大量に入れると、「野菜から出る水分でぬか床がどろどろになる」からです。
つまり、賞味期限を短くする原因は「水分」。
キッチンペーパーなどで水分を吸い取り、ぬか床の環境を保ちましょう。
賞味期限を半永久にする手入れ「1週間に1度よく混ぜる」
無印ぬか床の裏面にも記載していますが、1週間に1度はよく混ぜてくださいね。
よく混ぜると、「産膜酵母や酪酸菌が減り、嫌な匂いを防ぐ」ことができます。
混ぜ方は、「底にあるぬかを上に持ってきながら、まんべんなく混ぜる」と良いです。
賞味期限を半永久にする手入れ「補充する」
最後に、補充する。
ぬかが「減った」り、「柔らかくなってきた」タイミングで補充してくださいね。
2ヶ月に1回くらいの頻度で補充すると、良いでしょう。