無印のぬか床の使い方は、「水洗いをしてカットした野菜をぬか床に入れるだけ」です。
賞味期限は、「未開封:210日」で「開封後:半永久」。
「何回でも使える」ので、補充したり水分を取り除くと長く使えるでしょう。
まずい、水っぽい、酸っぱいなどを美味しくするおすすめの手入れは「昆布や卵の殻を入れる」、「いつもより短い時間漬ける」などで改善できます。
今回は、「無印のぬか床の使い方や賞味期限、まずいの解決方法」などをご紹介致します。
無印のぬか床最初の使い方!容器はいりません
無印良品のぬか床最初の使い方は、「水洗いをしてカットした野菜をぬか床に入れるだけ」。
容器はいりません。
(以下、ぬか床の裏面を参照)
- ぬか床と漬けたい野菜を用意する
- 野菜を水洗いし、水気を切る
- ぬか床の裏面に記載されている「漬け込み量と下準備方法」を参考に、カットする
- ぬか床の入った袋に野菜を入れ、野菜全体がぬか床に触れるように漬ける
- 袋のチャックに「ぬか」が付いていないか確認する
- チャックを閉じ、冷蔵庫に入れる
- ぬか床の裏面に記載されている「漬け時間の目安」を参考に、漬けておく
- 時間が経ったら野菜を取り出し、さっと水洗いをする
- 完成
「漬け込み量と下準備方法」と「漬け時間の目安」はこちら。
野菜 | 漬け込み量と下準備方法 | 漬け時間の目安 |
きゅうり | 2〜3本 長い場合は半分に切る | 12〜18時間 |
かぶ | 4〜6個(縦半分に切る) 葉を切り落とし、皮を剥く | 22〜32時間 |
だいこん | 6〜8個(5cmの輪切を縦1/4切る)
| 18〜24時間 |
なす | 4〜6個(縦半分に切る) 少量の塩で塩もみし、水洗い | 16〜24時間 |
(引用元:無印良品 発酵ぬかどこ1kg 裏面)
ポイントは、「野菜の水気を切ること」と、「袋のチャックをぴったり閉じること」。
ぬか床全体が水っぽくなるのを防ぎ、乾燥と液垂れがしにくいからです。
野菜の水気を切るには、「キッチンペーパーで拭く」や「ザルにあげて天日干し」をしましょう。
袋のチャックをぴったり閉じるには、レールに「ぬか」や「水分」、「野菜の切れ端」、「汚れ」などがないか確認。
キッチンペーパーなどで拭いてくださいね。
無印良品のぬか床は「発酵済み」です。
揉み込む必要はありません。
水洗いをしてカットした野菜をぬか床に入れるだけなので、初心者でもできますよ。
賞味期限はいつまで?何回使える?補充は?
賞味期限は、「未開封:210日」で「開封後:半永久」だそうです。
「何回でも使える」とか。
補充は、ぬかが柔らかくなってきたら追加しましょう。
無印ぬか床の賞味期限について詳しく!
無印のぬか床の賞味期限は、表面下部に記載されています。
この賞味期限は「未開封時の賞味期限」です。
開封後の賞味期限は、記載されていません。
開封後に関する内容は、「開封後はお早めにお使いください」と「開封後はお手入れ次第で繰り返し長く使えます」と裏面に書かれていました。
つまり、「早めに使って繰り返し手入れをする」と、開封後の賞味期限が「半永久」になるんだと思います。
「賞味期限を半永久にする手入れ」は以下を参考にしてください。
賞味期限を半永久にする手入れは「大量に入れない」こと
大量に入れないようにしましょう。
大量に入れると、「野菜から出る水分でぬか床がどろどろになる」からです。
つまり、賞味期限を短くする原因は「水分」。
キッチンペーパーなどで水分を吸い取り、ぬか床の環境を保ちましょう。
賞味期限を半永久にする手入れは「1週間に1度よく混ぜる」こと
無印ぬか床の裏面にも記載していますが、1週間に1度はよく混ぜてくださいね。
よく混ぜると、「産膜酵母や酪酸菌が減り、嫌な匂いを防ぐ」ことができます。
混ぜ方は、「底にあるぬかを上に持ってきながら、まんべんなく混ぜる」と良いです。
賞味期限を半永久にする手入れは「補充する」こと
最後に、補充する。
ぬかが「減った」り、「柔らかくなってきた」タイミングで補充してくださいね。
2ヶ月に1回くらいの頻度で補充すると、良いでしょう。
ちなみに、「無印のぬか床補充用は欠品になりやすい」です。
無印良品のぬか床がまずい?水っぽい、酸っぱい、塩気が強いなど
無印良品のぬか床がまずいと言われるのは、「初めて漬けた野菜たちは水っぽい、酸っぱい、塩気が強い味になりやすい」から。
初めて漬けた野菜たちは、少し癖のある匂いや塩っぽさが目立ちます。
味の感じ方は様々なので、この匂いと味が好きな方もいるでしょう。
ただ、まずいと感じた方は「最初は美味しくなかったけど、2回目以降は美味しい」と思った方が多いみたいですね。
「ぬか床は生きている、育てていく物」。
時間をかけて、自分が好きな味に変えていくんですって。
「長い目で」根気強く、ぬか床を続けてみてくださいね。
では、すぐに改善できる「美味しくないを美味しくする手入れ」を説明致します。
美味しくないを美味しくする手入れ!昆布や卵の殻などで解決
美味しくないを美味しくする手入れには、「昆布や卵の殻などで解決」です。
昆布で「うまみの増加」を、卵の殻で「酸味を取り除き」ましょう。
昆布で「まずい」を改善!
昆布でうまみを増やし、美味しくします。
- 昆布を袋に入るサイズにカットして、入れる
- 2〜3日漬ける
- 昆布を取り出す
うまみが増えると味に深みが出てきて、「美味しい」と感じますよ。
干し椎茸やかつお節などの乾燥した物を入れるだけなので、簡単です。
失敗するリスクもほとんどないので、初めてぬか床に挑戦する方にもおすすめ。
「水っぽい!」は水分を吸い取って(補充)
野菜の水分を吸い取って、美味しくしましょう。
- キッチンペーパーでぬかの水分を吸い取る
- ぬかを触って、柔らかくなっていたら「補充」する
- ぬかを混ぜ合わせ、水気を取った野菜を入れる
ぬかの理想の硬さは「味噌の硬さ」です。
水分を取った後に確認し、補充してみましょう。
卵の殻で「酸っぱい」を取り除く!
卵の殻を使って酸味を和らげ、美味しくします。
- 卵の殻1個分を用意し、内側に付いた薄皮を剥がす
- できるだけ細かく砕いたら、沸騰したお湯に5分くらい入れる
- ぬか床に入れて2〜3日漬け、取り出す
煮沸するのは、「サルモネラ菌」を消すため。
そのままぬか床に入れる感染する可能性もあるので、お忘れなく。
これで酸っぱい、癖のある匂いが除去されますよ。
いつもより短い漬け時間で「塩気が強い」を抑える!
いつもより短い漬け時間で塩気を抑えて、美味しくします。
買ったばかりのぬか床は味が濃いらしい。
しかし、たくさん野菜を漬けている時は「水分がたくさん出て味が薄く」なります。
野菜の量と時間を調整して、漬けると良いでしょう。
チーズを漬けると美味しい口コミが!おすすめの食材も
チーズを漬けると美味しい口コミがたくさんありました。
見てみましょう。
ぬか床からチーズ出した…ちょっと体調悪いのでクリームチーズだけちょこっとちぎって味見したんだけどこれはちょっと美味しすぎる
他のも楽しみだ pic.twitter.com/iDJcXqLhay— マメ (@soramamejustice) June 22, 2021
ぬか床いろいろ^ ^
チーズとお豆腐もつけるよ❤️ pic.twitter.com/lk9LCGrDGz— 中村江莉香 (@nakamuraerica) February 5, 2020
ぬか床にカマンベールチーズを1週間ばかり漬けてみました。
燻製みたいなでもぬか漬け味という不思議な物体になりました。
🍷ワインに合うのは間違いないです❗️ pic.twitter.com/1CJ6F82ccQ— 地獄太夫@けんかはよせ腹がへるぞ (@helltayuu666) April 19, 2020
お酒のおつまみのように、楽しんで召し上がっている方が多かったです。
さけるチーズやカマンベールチーズ、キャンディチーズなど、基本的になんでも合うみたい。
漬けるのは大体1〜2日。
ぬか床とチーズ本来のうまみが引き立って美味しくなるそうですよ。
他におすすめの食材たちは、
- アボカド
- 豆腐
- カブ
- 白菜
- にんじん
- 卵
など。
自分の好きな食材をぬか床に入れて、アレンジするのも面白いかも。
意外と美味しくてハマるかもしれませんね。
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