セブン銀行の残高は、「ゆうちょ銀行」や「三菱UFJ銀行」「りそな銀行」などで下すことができます。
セブン銀行は提携している金融機関が577社もあるため、ほぼどの金融機関でも下すことができると言えるでしょう。
セブン銀行が利用可能な時間は、原則24時間365日となっていますが、ご利用の金融機関や設置場所によって利用時間が異なる場合があります。
ATM設置場所が知りたい場合は、「セブン銀行公式サイトのATM検索を利用する」「Google検索やマップで検索する」といった方法を利用してみてください。
セブン銀行を利用するメリットは「ATM の台数と設置場所が多い、他行への振込手数料が安い、nanacoポイントが貯まる」、デメリットは「同行の振込の際にも手数料がかかる、金利が低い、時間外の引き出しの際に手数料がかかる」です。
今回は「セブン銀行の残高はどこでおろせるのか、セブン銀行ATMならどの銀行口座からでもおろせるのか、ATMの利用時間、設置場所の検索方法、メリット・デメリット」について紹介していきます。
セブン銀行の残高はどこでおろせる?
セブン銀行は、以下の銀行ATMで残高をおろすことができます。
- セブン銀行
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
セブン銀行のデビット付きキャッシュカードでは、世界の主要空港・都市・観光地などにある、「JCB」マークの付いたATMで現地通貨を下すこともできます。
デビットカードの裏面に「Cirrus」マークがある場合は、「Cirrus」マークのあるATMでも現地通貨の引き出しが可能です。
セブン銀行は各銀行のATMから下せるだけでなく、海外のATMで使えるとはとても便利ですよね。
セブン銀行ATMならどの銀行口座からでもおろせるの?
セブン銀行では、ほとんどどの銀行口座からも下せると言えます。
セブン銀行と提携している金融機関は577社にものぼります。
多くの地方銀行とも提携しているため、ほとんどの方はセブン銀行ATMからの引き出しは可能といって問題ありません。
自分の使っている銀行がセブン銀行と提携しているのか知りたい方はこちらからご確認ください。
セブン銀行は2012年3月時点で、ATM設置台数が16,632台となっているので、現在の設置台数はもっと増えていると考えられます。
全国でセブン銀行の置いていない都道府県もないので、旅行に行ったとき等にご自身がいつも使っている金融機関がなくても、どこでも下せるのでとても便利ですよ。
ATMは何時から利用可?
ATMの利用時間はお使いのキャッシュカードによって変わってきます。
今回は「セブン銀行」、「ゆうちょ銀行」、「その他銀行」の場合の利用時間をご紹介していきます。
セブン銀行のキャッシュカードをご利用の場合
原則24時間365日ご利用できます。
ただし、イトーヨーカドーやコンビニなどの施設に入っている場合は店舗の営業時間によって異なるため、ご利用のATMの営業時間を確認するようにしてくださいね。
セブン銀行では、7:00~19:00の間は手数料無料で残高の引き出しが可能です。
上記以外の時間に引き出す際には手数料が110円かかりますので注意しましょう。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードをご利用の場合
ゆうちょ銀行では一部深夜の時間帯を除き、利用することができます。
利用時間と、各時間における手数料は以下をご参照ください。
営業時間 | 手数料 | |
平日 | 0:05~8:45 | 220円 |
8:45~18:00 | 110円 | |
18:00~23:55 | 220円 | |
土曜日 | 0:05~9:00 | 220円 |
9:00~14:00 | 110円 | |
14:00~23:55 | 220円 | |
日曜日 | 0:05~21:00 | 220円 |
その他金融機関のキャッシュカードをご利用の場合
三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の各キャッシュカードで引き出し等の利用は可能です。
営業時間および手数料についてはATMによって異なります。
詳細は各金融機関のサイトをご確認いただくか、またはATMの画面からも利用可能時間や手数料の確認ができます。
設置場所の探し方
セブン銀行のATM設置場所が知りたい場合は、「セブン銀行公式サイトのATM検索を利用する」「Google検索やマップで検索する」といった方法があります。
セブン銀行のATM検索を利用する
セブン銀行のATM設置場所を検索するなら公式の検索がとても便利です。
検索方法は「エリア」「駅名」「住所」「施設の名前」「現在地から近く」など様々な方法で調べることができます。
調べたいときの要素によって、いろいろな方法が使えるのでぜひ利用してみてくださいね。
セブン銀行の検索はこちらから。
Google検索やマップで検索する
Google検索やGoogleマップで「セブン銀行」と打つと、近くのATMが表示されます。
近くのATMを調べたい場合はこちらの方法も便利ですよ。
現在地から近くのATMを調べる場合には「位置情報がON」になっている必要がありますので、設定をご確認のうえ使ってみてください。
すぐにATMに行く必要があるときや、現金が必要になってしまった場合など検索方法を知っておくと便利ですね。
セブン銀行のメリット・デメリット
ここでは、気になるセブン銀行を使うことによるメリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
①ATM の台数と設置場所が多い
前述してきたように、全国に15,000台以上も設置されているのでどこでも下せるのは嬉しいポイントですね。
大手銀行でも地方だとなかなかATMが見つからないこともあるので、どこにでもあるのはかなりのメリットとなります。
②他行への振込手数料が安い
セブン銀行から他行への振込手数料は165円となっています。
比較対象として、三井住友銀行の手数料は3万以上の場合は330円、みずほ銀行も3万以上の場合、新生銀行は月2回目からの手数料が214円となっています。(2023年5月現在)
振込の条件にもよりますが、セブン銀行を使った方が安い場合があります。
③nanacoポイントが貯まる
セブン銀行では以下の場合にnanacoポイントが付与されます。
- 給与などの受け取りの際、初回のみ500ポイントの付与
- デビットカードの利用が1回でもあれば1ポイント/月が付与される
nanacoをお使いの方にはお得なサービスになりますので、セブン銀行での口座開設も検討してみてもよいですね。
デメリット
①セブン銀行同士の振込の際にも手数料がかかる
大手銀行であれば、同行への振り込み手数料は無料の場合が多いです。
しかしセブン銀行では同行宛であっても振込手数料55円がかかってしまいます。
②普通預金・定期預金の金利が低い
2023年5月現在、セブン銀行の普通預金の金利は0.001%、定期預金の金利は0.010%です。
比較対象としてネット銀行大手の楽天銀行の場合は、普通預金の金利が0.10%、定期預金の金利が0.02%、SBI新生銀行の場合は普通預金の金利が0.20%、定期預金の金利が0.30%となっています。
大手のネット銀行と比較すると金利は低いため、資産運用などには向いていないでしょう。
③時間外でのATM引き出しの際に手数料が掛かる
セブン銀行では7~19時までの間のみ、手数料無料で引き出すことが可能です。
楽天銀行やイオン銀行の場合は、諸条件はあるものの時間制限なく手数料無料で引き出すことができます。
深夜や早朝に下す必要がある人などは、毎回手数料がかかってしまうので注意したほうがよいでしょう。