玄米の炊き方は、軽く洗って浸水させた後「炊飯器:炊飯スタート」、「圧力鍋:強火にして蓋がカタカタしたら弱火で25分、火を止めて少し待つ」、「土鍋:中火して沸騰させ弱火で35分、強火で10秒待ち、20分待つ」。
水の量は玄米に対して「約1.5〜2倍」入れましょう。
浸水なしで炊くには、軽く洗った後「炊飯器:300mlの水をいれて早炊きし、また300mlの水を入れて早炊きしたら少し蒸らす」、「圧力鍋:水600mlと塩ひとつまみ入れて中火にかけ、沸騰したら40秒待ち、弱火で25分炊いた後25分蒸らす」、「土鍋:水400ml入れて中火で15分炊き、さらに水を250ml入れて混ぜたら中火で沸騰、極ヶ弱火にして15分炊き、火を止めて15分蒸らす」。
それか、加工玄米を使ってみてください。
簡単に炊けるやり方は、ダイソーの「炊飯マグ」や「電子レンジ調理器ご飯1合炊き」を使うことです。
今回は「玄米の炊き方まとめ!炊飯器・圧力鍋・土鍋の炊き方と水の量、浸水なしや簡単に炊けるやり方」をご紹介いたします。
玄米の炊飯器の炊き方解説
玄米の炊飯器の炊き方を解説します。
まずは手順からどうぞ。(2合の例)
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら釜に入れて、600mlの水を入れる
- 冷蔵庫に入れて、最低5〜6時間浸水させる
- 最低5〜6時間浸水させたら、炊飯器に移し「炊飯」スタート
引用元:玄米炊き方(炊飯器)
炊飯器に「玄米炊き機能ボタン」がついていたら、「浸水なし」で炊いて大丈夫だと思います。
炊飯器で炊くポイントは、
- 計量カップ「すり切り」で量る
- 水で軽く洗う
- 最低でも5〜6時間は浸水させる
- 冷蔵庫に入れて浸水させる
それぞれ簡単に説明しますね。
計量カップ「すり切り」で量る
計量カップ「すり切り」にして量らないと、玄米がパサパサになったりベチャベチャになります。
つまり、「炊き上がりの影響が出やすい」ということ。
計量カップに玄米を「山盛り」に入れた後、箸などで山盛りを取り除くと良いでしょう。
水で軽く洗う
水で軽く洗うだけで十分です。
玄米は、白米のような「ヌカ」や「白いとぎ汁」が出ません。
水を入れた後に「茶色いカス」や「もみがら」が浮いてくるので、それを取り除いてください。
コツは、玄米通しを擦り合わせるように研ぐ。
玄米に傷がついて「浸水時に水分を吸収しやすく」なりますよ。
最低でも5〜6時間は浸水させる
最低でも5〜6時間は浸水させましょう。
理想は「一晩」です。
最低でも5〜6時間浸水させないと、「玄米に水が入り切らない」から。
玄米は種皮に覆われており、水を吸収するのに時間がかかります。
長時間浸水しすぎると「発酵」して匂いが出てくるので、浸す時間は「最低5時間〜」と覚えておくとよいです。
冷蔵庫に入れて浸水させる
冷蔵庫に入れて浸水させるのは、「雑菌の繁殖を防ぐため」。
特に夏、炊飯器で浸水させるのはやめた方が良いと思います。
冬は雑菌の繁殖リスクが低い。
ですが、暖房やストーブを使うので「冬だから」という理由で炊飯器で浸水させるのはあまりお勧めできません。
では、水の量について見ていきましょう。
水の量について
水の量は「玄米1合:水約300ml」。
1合以上の水の量はこちら。
- 玄米1合:水約300ml
- 玄米2合:水約600ml
- 玄米3合:水約900ml
- 玄米4合:水約1200ml
つまり、玄米の量に対して水を「約1.5〜2倍」を入れるということ。
水の量が多すぎる・少なすぎると、玄米の炊き上がりに影響が出ます。
先ほど説明した、「計量カップすり切りで量る」と同じ理由です。
圧力鍋と土鍋で炊く方法
圧力鍋と土鍋で炊く方法は以下です。(2合の例)
圧力鍋で玄米を炊く
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら圧力鍋に入れる
- 水を「約600ml」入れ、「2時間」浸水させる
- 浸水後、「塩」をひとつまみ入れる
- 蓋をして「強火」にする
- 蓋がカタカタ動いたら「弱火」にし、約25分待つ
- 火を止めて鍋の中の圧力が下がるのを待ち、完成
圧力鍋の炊き時間は目安です。
使っている圧力鍋のメーカーにそって、炊き時間を決めましょう。
土鍋で玄米を炊く
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら、600mlの水をいれる
- 5〜6時間浸水させる
- 5〜6時間浸水させたら土鍋に移し、塩をひとつまみ入れる
- 蓋をして「中火」に
- 沸騰したら「弱火」で約35分待つ
- 「強火」にして10秒待ち、土鍋の中の水分を飛ばす
- 蓋をしたまま約20分待ち、完成
土鍋の蓋に穴があれば、割り箸などで穴を塞いでくださいね。
また、1人用の小さい土鍋を使う時は「加熱時間を少し短く」すると良いでしょう。
火の通りが早いからです。
引用元:玄米の炊き方(圧力鍋・土鍋)
浸水なしと簡単に炊くやり方
浸水なしと簡単に炊くやり方を説明します。(2合の例)
浸水なしで玄米を炊く
炊飯器・圧力鍋・土鍋の方法です。
・炊飯器
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら釜に入れて、300mlの水をいれる
- 「早炊きコース」で炊く
- 早炊きが終わったら300mlの水を入れる
- もう一度「早炊き」し、炊けたら少し蒸らす
・圧力鍋
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら圧力鍋に入れる
- 水「約600ml」と塩ひとつまみ入れて、蓋をする
- 「中火」にかけ、沸騰するまで待つ
- 沸騰して40秒待ち、「弱火」で25分炊く
- 25分蒸らす
・土鍋
- 2合の玄米を用意し、ザルなどに入れる
- 玄米に付いた「もみがら」や「カス」を取るように、軽く水で洗う
- 2〜3回水洗いを繰り返す
- 水を流したら土鍋に入れる
- 水を「約400ml」入れて、「中火」で15分炊く
- さらに水を「約250ml」入れて混ぜる
- 「中火」で沸騰するまで待ち、「極ヶ弱火」にして15分炊く
- 火を止めて、15分蒸らす
上記の浸水なし炊き方以外に、「加工玄米」を使えば浸水なしで炊けるらしい。
加工玄米は「白米のような柔らかい食感」を味わえ、注目され始めているようです。
時間と手間がかからないので、誰でも手軽に玄米を取り入れられるでしょう。
ダイソーのアイテムで簡単に炊く
ダイソーのアイテムで簡単に炊けます。
そのアイテムはこちら。
- 炊飯マグ
- 電子レンジ調理器ご飯1合炊き
炊飯マグは土鍋のような形をした容器で、50分浸水後に「500Wで7分+300Wで5分」電子レンジで温めるだけでできます。
しっかり炊けるので、美味しく食べられるそうです。
電子レンジ調理器ご飯1合炊きは窯の形をしており、炊飯マグと同じように電子レンジで温めて作る。
もちろん白米でも炊けますので、試してもいいかも。
もちもちに炊きたい
もちもちに炊くには、「炊き上がった後に蒸らす」か「圧力鍋で炊く」と良いでしょう。
炊き上がった後に蒸らすと、水分が玄米に吸収されて馴染み、もちもち食感になりやすいです。
10分くらい蒸らしてみてくださいね。
圧力鍋で炊く時は、「浄水器の水」を使い「少し水を多めに入れる」とよりもちもちな玄米になります。
またどの方法で玄米を作るにしても、やはりしっかり「浸水」させたほうが玄米は美味しいと思いました。
ぜひお試しください。