手作りジャムの瓶以外の保存方法は、「タッパーやジップロックで空気を抜いて保存すること」です。
常温保存しても「良い」そうですよ。
ジャムといえば瓶に保存するイメージがありますが、タッパーやジップロックでも可能なんですね。
ただ、少しコツがあるのでポイントを押さえていただきたいです!
今回は「手作りジャムの瓶以外の保存方法」と「常温で保存してもいい?」についてご紹介いたします。
手作りジャムの瓶以外の保存方法
「タッパーやジップロックで空気を抜いて保存すること」。
「密閉できる瓶で保存するのが一番良い」ということは前提で覚えておいてくださいね。
タッパーで保存
- 「小さめ」のタッパーを用意
- 空気がなるべく入らないように「ギリギリまでジャムを入れる」
- なるべく「空気を抜くように蓋」をする
- 「冷蔵庫」に保存
ポイントは空気を抜くこと。
保存期間は「1週間~10日」、長く保存はできません。
ジップロックで保存
- ジップロックを用意
- 袋に「1/3か1/2の量のジャム」を入れる
- 袋を寝かせて空気を抜きながら、ジャムを平たくする
- 閉じる
- 「冷凍庫」保存
使うときは「自然解凍」すること。
解凍したら「再冷凍は避けて」ください。
ジャムの食感が悪くなり、保存状態が悪くなってしまいます。
常温保存してもいい?
常温保存しても「良い」です。
手順と保存期間をご紹介しますね。
手順
- 容器とフタを食器用洗剤でよく洗う
- 大きめの鍋のなかに布巾を敷き,その上に瓶とフタをのせる
- 瓶全体がかぶるくらいまで水を入れる
- 鍋に火をかけ,沸騰したらそのまま5分置く
- 火を止め,「トングや軍手」などを利用して瓶とフタを取り出す(火傷に注意)
- 清潔な布の上に瓶とフタを置き,水気が残っていると雑菌が繁殖しやすくなるので,「しっかりと乾燥させる」
- ジャムを「出来立てのうちに」瓶に入れる(煮沸後に瓶が冷たくなっていたら,お湯で温めて水気をよくとってからジャムを入れる)
- 隙間ができないように,ジャムを瓶の「8~9割ほどまで入れたら軽くフタを閉めて1分待つ」
- 一瞬だけフタを緩め,「プシュッ」と音がしたら脱気できているのですぐにフタをしめる
さらに煮沸消毒する場合には,瓶を鍋に入れ,瓶の3分の2~4分の3くらいにかかるところまで水につけ,20分ほど煮沸。
その後「常温になるまで冷ましてから」冷蔵庫に入れるなど,保管場所に移動させましょう。
常温とは「常に一定した温度のこと(人が一般的に生活する温度)」なので、保存する際は「日の当たらないところ」に置きましょう。
特に夏は直射日光を避け,高温にならない場所で保存してくださいね。
保存期間
糖度40%以上は「半年~最長1年(瓶詰め)」
開封後は冷蔵保存し、「2週間以内」に食べ切るようにしましょう。
糖度34%以下は「未開封で2~3か月(瓶詰め)」
開封後は冷蔵庫で保存し,「1週間~10日以内」に食べ切るようにしてください。
糖度が低いと保存期間が長い理由は、「だんだん水が出てきてカビや細菌の繁殖しやすい環境が作られる」からです。
砂糖は水分を捕まえて離さない性質があるため,「糖度が高い方が保存がきく」んですね。
タッパーで日持ちはどのくらい?
タッパーで日持ちは「冷蔵保存:1週間~10日」「冷凍保存:6ヶ月程度(糖度40%以上)→解凍後冷蔵保存で2週間程度」。
冷蔵保存だとあまり長く保存できません。
煮沸消毒できない・防腐剤が入っていないので、「殺菌環境が良くない」のです。
できるだけ小さくて密閉性が高いタッパーを選んでくださいね。
冷凍保存をするときは「冷凍保存できる容器に入れる」こと。
では、タッパーでの保存方法をご紹介いたします。
タッパーでの保存方法
「小さめのタッパーに空気が入らないように蓋をして冷蔵庫へ保存」しましょう。
- 「小さめ」のタッパーを用意
- 空気がなるべく入らないように「ギリギリまでジャムを入れる」
- なるべく「空気を抜くように蓋」をする
- 「冷蔵庫」に保存
ポイントは空気を抜くこと。
保存期間は「1週間~10日」、長く保存はできません。
まとめ
タッパーやジップロックで保存できるようで、よかった!
日持ちが少なくともなんとか対応できそうですね。
ただ、やはり手作りジャムの保存は瓶が良いことはよ〜くわかりました。笑
是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!