現在ダイソーで血圧手帳は買えませんが、ドラッグストアやウエルシアの一部店舗で購入が可能です。
また、一部薬局の店舗や自治体では血圧手帳の無料配布を行っています。
しかし、インターネット、スマートフォンの普及や近年の不況によって、紙の血圧手帳を無料で配布している団体は少しずつ減ってきているのが現状です。
近年の血圧手帳は、EPARKやカラダノートをはじめとする血圧記録アプリや、印刷して使えるダウンロード版、自分で作るなど、選択の幅が広がっています。
今回は、自分に合った血圧記録ツールを探していきましょう。
血圧手帳はダイソーにある
血圧手帳はダイソーにはありません。
2019年~2020年頃には『健康管理ノート』という血圧の記録ができる商品もありました。
しかし2022年現在、残念ながら取り扱いはないようです。
もしも、どうしても100円で血圧手帳を手に入れたい…!という場合は、100円ショップのノートやスケジュール帳をアレンジして、使用してみるのもいいかもしれませんね!
ドラッグストア・ウエルシアは?
ドラッグストア・ウエルシアは店舗によって、血圧手帳を取り扱っています。
また、マツモトキヨシやココカラファインなどのその他ドラッグストアでも、血圧手帳を取り扱っている店舗やオンラインストアがあるようです。
しかし、筆者の街では血圧手帳を置いているドラッグストアの実店舗はあまり見つけられず、Twitter等で検索してみても、見つけられないという声が見られました。
そのため、確実に手に入れたい方はオンラインストアから購入、実物を見て決めたい方は、必ず一度店舗に商品の有無をお問い合わせの上、足を運んでみることをオススメします。
公式のオンラインストアはこちら
もらえるところ
血圧手帳は、一部の薬局や自治体でもらうことができます。
筆者が見つけることができた無料配布を行っている場所は、
・富永薬局の各店舗
・平塚中群薬剤師会の会員薬局
・大阪府 高槻市 健康づくり推進課
・神奈川県 大和市 健康づくり推進課・保険年金課
・埼玉県 越谷市 健康づくり推進課
ダウンロードやアプリが身近になった今、現物を無料配布している団体は限られているようです。
身近に無料配布している場所がないけれど、どうしても書き込みやすい紙の血圧手帳がいいという方は、メモ帳や手帳をアレンジしたり、無料のアプリを使用してみる。
血圧手帳にできるだけお金をかけたくない方は、無料で印刷を行えるサイトを探してみることをオススメします。
アプリ・自作・ダウンロード方法のご紹介
アプリでは、EPARKやカラダノートなど、有名どころをはじめ、数多くのアプリがあります。
ダウンロード版としては、オムロンや大正製薬、一部地方自治体のホームページからダウンロードができるようです。
また、お気に入りのノートや手帳を血圧の記録に使えるようにアレンジするのもいいですね。
血圧手帳アプリ
アプリで記録するメリットとは、「いつでもどこでも記録、確認することができる」ことです。
また、アプリによって血圧の変動を自動でグラフにしてくれたり、記録した内容を印刷することも可能です。
スマートフォンを使い慣れている人や、ついつい必要な時に血圧手帳を忘れてしまいそうな人は、アプリを試してみてもいいかもしれませんね!
カラダノート「血圧ノート」
シンプルで使いやすい血圧記録アプリです。
実際に私も使ってみましたが、直感的に入力できるデザインになっているため、簡単に記録ができました!
評価もダウンロード数もダントツで、口コミから中高年の方も使用している様子が伺えるアプリのため、誰でも安心して使えそうです!
ダウンロード版血圧手帳
ダウンロード版で記録するメリットは、実際に手書きで記入ができる点です。
スマートフォンの画面だと見づらい、スマートフォンの操作に慣れていない方にオススメです。
健康保険組合連合会 (けんぽれん) 血圧手帳
健康保険組合連合会は、健保組合の代表として約80年間さまざまな活動を行っている団体です。
けんぽれんの血圧手帳は1か月分、3か月分、6か月分と3つの記録期間から選ぶことが可能です。
また、ホームページ内では印刷後に冊子として使用する方法も紹介しており、とても親切で丁寧な印象を受けました。
折れ線グラフとして記録ができるため、血圧の推移や特徴も確認しやすい構成になっています。
自作の血圧手帳
お気に入りのメモ帳や手帳を用意すれば、自分で血圧手帳を作ることもできます。
必要な項目は4つ、
・日付
・血圧記入欄(朝/夜)
・脈拍記入欄(朝/夜)
・メモ欄
です。
自作の血圧手帳のメリットは、必要に応じて項目を追加したり、自分好みのシールやテープ、ペンでアレンジをしたりできる点が挙げられます。
既成のものだとどれもしっくりこない…そんな時は、あなただけのオリジナルの1冊を作ってみてはいかがでしょうか?
このように、アプリ、自作、ダウンロード版にはそれぞれ特徴があります。
ご自身の生活スタイルや性格に合った血圧手帳を選んで、血圧記録を毎日の習慣にしていきましょう。
無料配布中止、なぜ?
近年、インターネットの普及や業績の悪化に伴い、紙の血圧手帳の無料配布を中止する製薬会社も出てきています。
インターネットやスマートフォンのユーザーが増加したことで、ダウンロード版やアプリ版への切り替えを行ったためです。
また、高齢化社会で医療費が膨らみ、医療費を抑えるための対策で国が薬の値下げを行い、業績が悪化していることも理由の1つとして挙げられます。
無料配布の中止が増えていることは残念ですが、血圧手帳を多くの人々が活用していけるように取り組んでいる企業や団体はたくさんあります。
配布されていた頃と形は変わってしまったけれど、使いやすい記録ツールも日々考えられています。
あなたに合った血圧手帳を生活に取り入れて、健康に歳を重ねていきましょう。