サウナハットは濡らす?使い方をご紹介。濡らさない方がいい?濡らして使うと?水風呂苦手な方に良い・意味ない?

サウナハットは濡らしません。

使い方は、「サウナに入るときに頭にかぶる」だけ。

濡らさない方がいいです。

濡らして使うと、「熱伝導率が高くなって頭部をあたためすぎてしまい、髪を痛めてしまう」そうですよ。

水風呂が苦手な方に良いのは本当で、「長くサウナ内にいることができる」から「体が温まり水風呂に入るのがつらくなくなる」んだとか。

意味ないことはないと思います。

今回は「サウナハットは濡らす?使い方をご紹介。濡らさない方がいい?濡らして使うとどうなる?かぶる理由とサウナハットの意味」などの情報を詳しく解説していきます!

濡らす?使い方をご紹介

濡らす?使い方をご紹介

サウナハットは濡らしません。

使い方は「サウナに入る前、頭にかぶって」ください。

濡らしてかぶる人もいますが、「乾いたままかぶるのが正しい使い方」。

それでは、より詳しい使い方を見ていきましょう。

使い方

使い方は、「サウナに入る前に乾いたままかぶる」。

ポイントは2つ。

  • 目と耳が隠れる位置まで「深く被る」こと
  • サウナハットの中に「髪の毛を全て入れて被る」こと

サウナに入ると「熱」が原因で目や耳が痛くなったり、髪の毛が乾燥・傷むことがあります。

目と耳が隠れる位置まで深く被り、髪の毛は全てサウナハットの中に入れましょう。

つまり、サウナハットを選ぶときは「目と耳が隠れるくらいのサイズを検討」すると良いかもしれませんね。

そして、注意点もあります。

注意点

注意点は「サウナハットの持ち込みがOKかどうか」確認をすること。

そもそも「サウナハットの持ち込みが禁止されている入浴施設」もあるのです。

「サウナハットの持ち込みが禁止されている理由」は、サウナハットの素材「ウールの繊維が排水溝に詰まる可能性がある」から。

サウナハットの素材は、ほとんどウール(フェルト)です。

ウールの繊維が浴室内に落ちて排水溝に流れると「詰まる」可能性があり、一緒に利用している方のご迷惑になってしまうかもしれません。

「入浴前」に、サウナハットが持ち込めるかどうかを確認してください。

もし「持ち込み不可」でしたら、「タオル」を頭に巻いて代用することができますよ。

濡らさない方がいい?

濡らさない方がいい?

濡らさない方がいいです。

なぜならば、「熱が放出しやすい」ので「目や耳・髪の毛を熱から守る」ことができるから。

サウナハットの素材であるウールは「断熱性や速乾性が高く」、熱を放出しやすい作りなのです。

サウナハットの役割は、「頭部の過熱を防ぐ」こと。

濡らさないことで頭部の過熱を防ぎ、目や耳・髪の毛のダメージ+のぼせる原因を根本的に解決してくれるのです。

つまり、濡らして使うと「サウナハットの効果が逆効果」になる可能性が高い。

以下で「濡らして使うとどうなるのか」、「濡らして使いたい時はどうしたらいいのか」を詳しく説明致しましょう。

濡らして使うと?

濡らして使うとどうなる?

濡らして使うと、「のぼせる」・「髪の毛を傷める」可能性が高くなります。

濡らすとサウナハットの中が「蒸し風呂状態」になり、熱がこもりやすくなる。

熱がこもりやすいと、頭部が過熱してのぼせる原因になったり、髪の毛を傷めてしまいます。

元々布類は、「濡らすと熱伝導率が高まる」と言われています。

濡れたふきんで鍋をつかむと熱さが伝わりやすく、危険であるのと同じ原理ですね。

のぼせると意識がもうろうとしてしまう危険性もあるので、気をつけましょう。

どうしても「濡らして使いたい」方は、「乾きやすいウール素材のサウナハット」を使ってください。

しかし、基本の正しい使い方は「濡らさないで被ること」。

おすすめはあまりできません。

水風呂が苦手な方に良い

水風呂が苦手な方に良い

「水風呂が苦手な方にも良い」という情報は、本当です。

サウナハットをかぶると「長くサウナ内にいることができる」ため、しっかりと「体が温まり水風呂に入るのがつらくなくなる」とか。

水風呂が苦手と感じる方の原因は、「サウナで体が十分に温まっていない」から。

サウナでは上にいくほど温度が高くなるため、どうしても体よりも先に頭が熱くなります。

頭が熱されるとすぐにのぼせてしまい、長くサウナに入ることができなくなるのですよね。

その結果、十分に体があたたまらずに水風呂に入るので、つらいと感じてしまうのです。

水風呂が苦手な方は、ぜひサウナハットをかぶってしっかりと体をあたためることをおすすめします。

意味ない?

意味ない?

意味あります。

「髪の乾燥や傷みを防ぐ」・「のぼせを防ぐ」・「頭皮や耳を熱から守る」ように、メリットがあるからです。

髪の乾燥や傷みを防ぐ

まず1つ目は、髪の乾燥や傷みを防ぐ。

熱い場所では髪の毛は熱に弱く、ダメージを受けやすくなります。

髪の毛を守るためにも、サウナでは乾いたサウナハットをかぶるようにしましょう。

ちなみに、サウナハットをかぶるかぶらないに関係なく「髪の毛の水気はしっかりと拭いてからサウナに入った方が髪へのダメージが少ない」ですよ。

濡れたままの髪でサウナハットをかぶるとびちゃびちゃに濡らしてしまい、逆効果になりますから。

のぼせを防ぐ

サウナハットには、のぼせを防ぐ効果もあります。

一般的にサウナでは、「足元よりも頭の温度が高い」です。

これは、空気があたためられると上へのぼっていく性質によるもの。

頭部があたたまり過ぎると、意識がぼうっとしたりのぼせたりする原因になります。

サウナハットをかぶって頭部の熱を遮断することで、のぼせを防ぎながら、長くサウナを楽しむことができるのですよ。

頭皮や耳を熱から守る

サウナに入っていると頭皮や耳まで熱で痛くなることがありますが、サウナハットをかぶれば緩和できます。

頭皮や耳は皮膚が薄くデリケートなため、熱を感じやすい部分。

目が痛くなるという人は、目まで隠れる深めのサウナハットがおすすめ。

フィンランドではサウナハットが「当たり前」?

サウナハットはフィンランドでは「当たり前」なくらい、みなさま使っているようですね。

タオルでも良さそうですが、サウナハットには以下3つのメリットがあります。

  • 頭との間にすきまができることで熱気がこもらない
  • ウール(フェルト)素材で、タオルよりも断熱性が高い
  • 速乾性や吸水性に優れている

タオルだとどうしても頭と密着してしまうため、すきまができず熱気がこもりやすい。

また、タオルは綿でできているものが多く、断熱性はサウナハットほどない。

濡れた髪に巻くとタオルも濡れてしまうので、なおさら熱を通しやすくなりますからね。

濡れると乾きにくいタオルを何枚も持って行くよりは、速乾性・吸水性に優れているサウナハットがあると便利でしょう。

タオルを巻くのは手軽な方法ですが、このようにわざわざサウナハットをかぶる理由があるのです。