ちまきの種類は「おこわ」、「甘いお団子」、「灰汁巻き」の3種類あります。
ちまきの葉っぱは「笹の葉」や「竹の皮」。
「イオン」や「業務スーパー」のような大きなデパート、Amazonなどに売ってますよ。
現在100均で代用できる葉っぱはありませんが、「クッキングシート」や「アルミホイル」で代用できます。
葉っぱは「食用ではない」ので、食べることはやめた方がいいでしょう。
今回は、「ちまきの葉っぱや種類、代用できる物」などをご紹介致します。
ちまきの葉っぱって何?ちまきの種類を教えて!
ちまきの葉っぱは「笹の葉」です。
竹の皮を使うこともあります。
昔は「楝樹(れんじゅ)の葉」や「茅(ちがや)の葉」を使っていたようですね。
そこから次第に、「ちまきを武士の携帯食として持っていく」ようになり、現在は抗菌作用のある笹の葉や竹の皮を使うようになったとか。
また、ちまきは地域ごとに中身が違います。
一緒に「ちまきの種類」を見ていきましょう。
ちまきの種類
・「おこわ」のちまき
もち米に味の付いたお肉、竹の子、椎茸などを混ぜた物が入っています。
ちまきの中身を「おこわ」と認識している地域は、北日本や東日本辺り。
・「甘いお団子」のちまき
具が入っていないシンプルな甘いお団子が入っています。
西日本では、ちまきの中身は甘いお団子が主流だそうですよ。
・「灰汁巻き」のちまき
灰汁に漬け込んだもち米のちまきです。
砂糖醤油やきなこをつけて食べるこの灰汁巻きは、鹿児島県のみ。
どこで売ってる?
ちまきの葉っぱは「イオン」や「業務スーパー」、「ホームセンター」など、大きなデパートに売っています。
業務スーパーは笹の葉を取り扱っている店舗が多いので、見つけやすいと思いますよ。
また、業務スーパーの笹の葉は大きくて立派なのでおすすめです。(豚ちまきという商品も売っているらしい)
竹の皮は東急ハンズにも売っているそうですね。
お近くに大きなデパートがない場合は、「Amazon」や「楽天」を利用しましょう。
Amazonでしたら、Amazon’s Choiceの笹の葉と竹の皮がおすすめです。
100均で代用できる葉っぱはある?おすすめは?
100均で代用できる葉っぱは、現在ありません。
2020年まではダイソーやセリア、キャンドゥに売っていたようですが、残念ですね。
しかし、代用できるものはありますのでご紹介致します。
おすすめの代用品
・クッキングシート
おすすめの理由は、ご飯がシートにくっつきにくくて食べやすいからです。
クッキングシートの真ん中にお餅を置いてくるくると巻き、両端をキャンディの包み紙のようにひねって折り込むだけ。
蒸すときのポイントは、「折り込んだ部分を下にすること」。
水滴が中に入りにくくなるので、しっかり蒸し上がりますよ。
・アルミホイル
おすすめの理由は、自由に形を変えられて扱いやすいから。
アルミホイルであればお子様と一緒に楽しんで作れますし、蒸し上がったらそのまま冷蔵庫に保存できるのも良いですよね。
蒸すときのポイントは、「破れているところがないかチェックすること」。
心配でしたらアルミホイルを二重にしてください。
ちまきと柏餅の違いは?
ちまきと柏餅の違いは、「餅・葉っぱ」と「食べる地域」などです。
ちまきと柏餅の違いを詳しく説明しますね。
ちまき
ちまきは、中国から伝えられた「細長いお餅を笹の葉に巻いて食べる」食べ物。
食べる地域は「関西・北陸・東北」で、こどもの日に食べます。
細長い餅の形は「毒蛇」を見立てており、「毒に見立てたものを食べさせて、免疫をつけた強い子供に災いを遠ざけてもらう」という意味があるそうですよ。
ちまきは昔茅の葉で巻かれていたので、「茅巻き(ちがやまき)」とも呼ばれていました。
しかし徐々に笹の葉で代用されるようになり、呼び方も「ちまき」と略して呼ばれるようになったらしいです。
柏餅
柏餅は、江戸時代の日本から始まった「平たいお餅に餡を挟んで柏の葉を巻いて食べる」物です。
食べる地域は「関東」で、ちまきと同じくこどもの日に食べます。
「子孫繁栄の願い」が込められたことが理由で、柏の葉が使われるようになりました。
柏は、「新芽が育つまで古い葉を落とさない」という特徴があるからだそう。
柏の葉がとれなくなった時期は「サルトリイバラ」、「ホオノキ」、「コナラ」などで代用していて、今でも使っている地方があるとか。
ちまきの葉は食べることができない?
ちまきの葉は食べることができないわけではありません。
ただ食用ではないので、食べない方がいいでしょう。
ちまきの葉は、「香りを楽しむこと」と「包装すること」が目的でお餅に巻いています。
竹の皮を食べようと思う方はいないと思いますが、笹の葉は毒はないので体に害はありません。
ちまきの葉は「食べ物ではない」ので、食べない方がいいと思いますよ。