コーヒーフィルターは自宅にあるもので簡単に代用可能です。
紙と円錐型フィルターの代用は「キッチンペーパー」か「油漉し紙」。
フィルターケースの代用は「無印良品:アクリルレタースタンド」や「セリア:ストレージケース正方形 オリガミ」などがコスパが良く、おすすめです。
ドリッパーの代用品は「じょうご(漏斗)」「粉ふるい・ザル」「紙コップ」「ペットボトル」など。
100均フィルターは「ダイソー」が一番品揃えが良かったのですが、「破れやすい」という口コミが多いです。
フィルターなしで飲む方法は、「フィルターレスドリッパー」を使うこと。
今回は、「コーヒーフィルターの代用。紙フィルター・フィルターケース・円錐・ドリッパーは?100均フィルター、フィルターなしは?」などについて詳しく見ていきましょう。
紙・円錐型フィルターの代用は?
紙・円錐型フィルターの代用は「キッチンペーパー」か「油漉し紙」がベスト。
他にも色々な方法があるので、1つずつ紹介していきますね。
「キッチンペーパー」
一番手軽で、味も近いものになる代用品がキッチンペーパー。
コーヒーフィルターと同じ、パルプという素材でできているからです。
使い方は、キッチンペーパー1枚を三角形に折り、両端の角を頂点の角にもってくるように折るだけ。
ポイントは、なるべく厚くて硬いものを使うこと。
「ロール状のエンボスタイプ」がおすすめです。
「極薄タイプ」や「フェルトタイプ」、水にとけやすいものはNG。
薄いと抽出時に破れてしまったり、フェルトタイプは液が下に落ちていかなかったりします。
また、塩素漂白ではなく「酵素漂白タイプ」「蛍光染料不使用」が安心。
キッチンペーパーを白くするために使われている漂白剤や蛍光剤は、体内に取り入れると害を及ぼす可能性があるからです。
お持ちのキッチンペーパーを確認してみてくださいね。
次に、「油漉し紙」での代用について。
「油漉し紙」
油漉し紙でも代用OK。
パッケージをよく見ると、「コーヒーフィルターと兼用可」と書いてある商品も。
油漉し紙は目が粗いものが多いため、金属フィルターでドリップした時のような粉っぽさと、油分のあるまろやかさが残ります。
すっきりした味わいがお好みな場合は、キッチンペーパーをおすすめします。
では、その他の方法について。
錐形以外の代用方法
円錐形ドリッパーを使わない代用方法を2つご紹介します。
- 「お茶パック」にコーヒーの粉を入れて、浸けおきで抽出
- 「茶こし」を金属フィルターの代用として使う
浸けおきは、水出しコーヒーを作る時のやり方ですが、お湯でも可能。
紅茶のティーバッグのようにして、お好みの濃さになったら取り出します。
「茶こし」を使う場合は、なるべく網目が細かいものを選ぶのがポイント。
コーヒーの粉をそのまま入れるので、目が粗いと、粉っぽいコーヒーになってしまいますよ。
つづいて、フィルターケースの代用について。
フィルターケースの代用は?
フィルターケースの代用、「無印良品:アクリルレタースタンド」や「セリア:ストレージケース正方形 オリガミ」など。
無印良品の代用ケース
① アクリルレタースタンド
取り出しやすさ重視、見た目もすっきりと見せたい場合はこちら。
透明なので残量が確認しやすく、どんなインテリアにも馴染みやすいです。
2、3個並べて、ドリップバッグなどを立てて収納するのもおすすめ。
② ポリプロピレンメイクボックス蓋付き 大
ほこりや油汚れを避けて、衛生的に収納したい場合はこちら。
かつ、デザインもシンプルでおしゃれです。
蓋の開閉も楽にできるので、取り出しやすさも◎
③ EVAケースファスナー付き B6
持ち運びたい、なるべくかさばらない収納がしたい場合はこちら。
アウトドアにもおすすめ。
つづいて100均「セリア」の商品を見ていきましょう。
セリアの代用ケース
① ストレージケース正方形 オリガミ
シンプルな白のケースで、ペーパーナプキンなどもジャストフィット。
コーヒーフィルターと一緒にペーパーナプキンも収納したい場合は、2、3個揃えて買うのもいいかもしれません。
② 蓋付きケース スクエア
無印のポリプロピレンボックスに劣らない、シンプルでスリムなデザイン。
蓋付きで衛生的ですし、重ねられるので便利。
厚さが4㎝と薄く、場所をとらないのもいいですね。
では、手作りする方法について。
手作りケースの作り方
クリアファイルを使った作り方をご紹介します。
大きめの封筒でも代用できると思います!
簡単ですので、是非やってみてくださいね。
つづいて、ドリッパーの代用品について。
ドリッパーの代用品
ドリッパーの代用品は「じょうご(漏斗)」「粉ふるい・ザル」「紙コップ」「ペットボトル」などがありました。
この中では、「じょうご(漏斗)」が一番うまくいく可能性が高いです。
形状が一番ドリッパーに似ていますよね。
「粉ふるい・ザル」も成功する確率が高いです。
なるべく小さめのものを使うとフィルターが安定しますよ。
「紙コップ」は底に穴を開けて使うのですが、穴が小さいと、コーヒーが溜まってしまうことがあるようです。
逆に穴が大きすぎると、フィルターごと落ちてしまいますので注意してくださいね。
「ペットボトル」は上部を切り取ってひっくり返し、キャップを外して使います。
こちらも、ペットボトルの形状や口の広さによって、コーヒーが溜まることがあるそう。
うまく抽出できた時のペットボトルドリッパーは、とっておくといいですね。
さて、最近は、100均のコーヒーグッズが充実してきていますよね。
100均のペーパーフィルターの種類と口コミをまとめてみました。
100均フィルターの種類や口コミ
100均フィルター(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の種類や口コミのご紹介です。
円錐形コーヒーフィルター
3社とも、円錐形フィルターの取り扱いは1種類のみ。
どこも共通して「無漂白タイプ・1~4カップ用・40枚入」のものでした。
台形コーヒーフィルター
台形フィルターは、「ダイソー」と「セリア」で1~2カップ用、2~4カップ用、4~7カップ用の3サイズがありました。
「キャンドゥ」は、2~4カップ用の1サイズのみ。
3社とも「漂白タイプ」と「無漂白タイプ」どちらもありました。
3社のなかで一番コーヒーフィルターの品揃えがいいのは「ダイソー」。
枚数も多く入っており、ドリップバッグのような「袋タイプのフィルター」などもありました。
では、気になる口コミを見てみましょう。
円錐形・台形どちらも、「破れる」という口コミが多かったように感じました。
ちなみに私もダイソーの円錐形のものを使っていますが、破れたことはありません。
コーヒー店で働いていた時に習ったやり方で、少しずつお湯を注いでいます。
ロット不良もあると思いますが、注ぐお湯が多いと水圧で破れやすくなるのかもしれませんね。
最後に、フィルターなしで飲む方法について。
フィルターなしで飲む方法
フィルターなしで飲む方法は、「フィルターレスドリッパー」を使うこと。
おすすめのフィルターレスドリッパーをご紹介します。
①「フレンチプレス」タイプ
フレンチプレスタイプは、コーヒーの粉を直接ドリッパーに入れるだけ。
面倒くさがりな方にもおすすめです。
②「セラミックフィルター」
穴の開いていない陶磁器のお椀のようなものに、直接粉を入れてドリップします。
水の分子が小さくなり、まろやかで美味しいコーヒーになるそうですよ。
③樹脂製フィルターレスドリッパー
プラスチックなので軽く、落として割れる心配もありません。
金属フィルターよりも洗いやすく、お手入れも簡単です。
コーヒーグッズは、意外と代用品でなんとかなる場合もあります。
ペーパーフィルターを買い換えるのが面倒な方は、フィルターレスを試してみるのもいいかもしれません。
自分に合った方法で、コーヒー時間を楽しんでくださいね。