手作りケーキの持ち運び方法は、「保冷剤入りの箱に入れ、底面が広い袋や保冷バッグ・クーラーボックスで持ち運ぶ」。
箱がない時は、「ダイソーやセリアの100円容器」か「逆さまにしたタッパー」で解決できそうです。
通販にも売っています。
崩れない方法は「ケーキフィルムを巻く」・「ケーキを冷やしてから箱に入れる」・「箱に保冷剤を入れる」こと。
保冷剤の入れ方は「ケーキ箱内の上にテープで貼り付けて入れる」と良いでしょう。
持ち運び時間は「夏:30分〜1時間」、「冬:1時間〜2時間」くらいを目安してくださいね。
今回は「手作りケーキの持ち運び方法。箱がない時は100円容器で解決!崩れない方法や保冷剤の入れ方、夏・冬の持ち運び時間」をご紹介致します。
箱がない時の持ち運び方

箱がない時の持ち運び方は、「逆さまにしたタッパーにナプキンやラップを敷いてケーキをのせ、保冷剤を入れて底面が広い袋や保冷バッグ・クーラーボックスで持ち運ぶ」こと。
タッパーの「ケースを蓋」にして、「蓋をトレー」にするのです。
タッパーを使った持ち運び方
- ケーキが入る大きさの「タッパー」を用意する
- 蓋に「ナプキン→ラップ」を敷き、ケーキをのせる
- ケースを上から被せて閉めたら、保冷剤をのせる
- 「底面が広い袋」や「保冷バッグ」・「クーラーボックス」に入れる
タッパーもなければ「お菓子が入っていた缶や箱」、または「重箱」も良いでしょう。
「お菓子が入っていた缶や箱」もタッパーと同じように「底の深いケースを蓋」、「蓋をトレー」にして使ってくださいね。
「重箱」は「底の深い箱を2つ用意して重ね、ケーキが入るか確認」をして使うこと。
手順はタッパーと同じです。
箱がある時の基本の持ち運び方法も以下で説明しますね。
「基本」箱がある時の持ち運び方
「保冷剤入りの箱に入れ、底面が広い袋や保冷バッグ・クーラーボックスで持ち運ぶ」こと。
- 「ケーキトレー」か「厚紙」などに、ケーキを乗せる
- 箱に入れる(カットケーキはケーキフィルムを巻く)
- 隙間があれば、「輪っかにしてホチキスで止めた厚紙」を入れる
- ケーキを囲うように「保冷剤」を2つ〜3つ入れて、「テープで止める」
- 箱を閉じ、「底面が広い袋」などに入れて持ち運ぶ
上記の手順は、以下の「冷蔵保存必須」のケーキが対象です。
- ショートケーキ
- チョコレートケーキ
- チーズケーキ
- デコレーションケーキ
以下の「常温保存OK」な焼いたケーキは、「手順④の保冷剤はなし」でも大丈夫だと思います。
- カップケーキ
- パウンドケーキ
- シフォンケーキ
- ブラウニー
- ガトーショコラ
- 生クリーム不使用のケーキ
- フルーツ不使用のケーキ
ちなみに、ケーキ箱は通販ですぐに買えるようですね。
容器のご紹介

容器は、「セリアとダイソーにあるケーキ専用箱」や「繰り返し使える収納ボックス」などがおすすめ。
セリアのケーキ箱
セリアには、「4号・5号・6号」3種類のケーキ箱が売っています。
「ケーキトレー(5号・6号)は別売り」です。
ケーキ箱を入れる「底面が広い紙袋もある」ので、一緒に買っても良いかもしれませんね。
ダイソーのケーキ箱
ダイソーにも同じく、「4号・5号・6号」3種類のケーキ箱が売っていました。
別売りのケーキトレー(5号・6号)と、ケーキ箱の入る底面が広い紙袋もあり。
「7号以上のケーキ箱」などは売っているようです。
繰り返し使える収納ボックス(通販)
amazonや楽天に「繰り返し使える収納ボックス」がありました。
ホールケーキ専用箱はもちろん、ロールケーキ専用も。
プラスチック製は「何度も洗ったり拭いて使える」のでおすすめです。
代用箱をご紹介

代用箱はこちら。
- タッパー
- お菓子などが入っていた缶や箱
- 重箱
- 色画用紙で作った自作の箱
上記3つは先ほども説明しましたが、「色画用紙でケーキ箱を作る」というアイディアはとても簡単で魅力的ですよね。
今回は、「色画用紙で作るケーキ箱」の作成手順をまとめます。
色画用紙で作るケーキ箱
材料
- A5の色画用紙(210cm×148cm)
- はさみ
- のり
- 定規
- フォーク
作り方
言葉で説明することが難しいと判断したため、以下の動画を見ながら作ってくださいませ。
ちなみに、代用箱を選ぶときは「大き過ぎる箱」に注意。
大き過ぎる箱は「ケーキとの隙間が広く、安定しづらい」からです。
「ケーキを入れた時に隙間が少ない容器」を選ぶと良いでしょう。
持ち運び時間

持ち運び時間は「夏:30分〜1時間」、「冬:1時間〜2時間」くらいを目安にしてください。
夏の持ち運びのコツ
コツは、「冷凍させた状態で持ち運ぶこと」。
「夏は暑いから溶けやすい」はもちろんですが、外と冷房が効いた屋内を行き来することが多いと「気温差でケーキが崩れやすい」です。
「持ち運びの前日」にケーキを冷凍させてから持っていきましょう。
詳しい持ち運び時間はお伝えできませんが、冷凍させてから持っていくと「+30分くらい」は伸びると思います。
冬の持ち運びのコツ
コツは、「保冷剤を入れること」。
まあ当たり前ですが、夏と同じような理由です。
冬でも室内には暖房がついていますので、油断はできません。
保冷剤の入れ方は「ケーキ箱内の上にテープで貼り付けて入れる」と良いですよ。
「冷気は重い」ので、上に保冷剤を貼れば「上から下へ冷気が移動する流れを作れる」からだそうです。
ですからケーキ箱内の「側面」に貼って入れるよりも、「上」に貼って入れた方が良い。
一番良い方法は、「上に2つ+側面に1つずつ」保冷剤を入れること。
ただ保冷剤を入れるだけではなく、「どこに貼るか」が重要らしいのです。
崩れない持ち運び方法

崩れない持ち運び方法は、以下の3つです。
- ケーキフィルムを巻く
- ケーキを冷やしてから箱に入れる
- 箱に「保冷剤」を入れる
ケーキフィルムを巻く
ケーキフィルムを巻いて、崩れないようにしましょう。
ケーキが溶けてもケーキフィルムを付けたまま冷蔵庫で冷やせば、「ケーキの形を保てる」からです。
特に、「何層」にもなっているケーキは付けた方が良いですね。
100円で買えますよ。
「ラップやアルミホイル」でケーキフィルムを代用するのは、おすすめしません。
「柔らかい」から、あまり意味がないそうです。
ケーキを冷やしてから箱に入れる
ケーキを冷やしてから箱に入れた方が、崩れにくいですよ。
冷えた状態にすれば、ケーキの形をキープできるからです。
「冷蔵庫」か、箱を入れるまでの時間が長いのであれば「冷凍庫」でも良し。
冷凍庫で冷やしたケーキを解凍するときは、「冷蔵庫に入れてじっくり解凍」してください。
常温で解凍すると、ケーキが「水っぽく」なってしまいます。
箱に「保冷剤」を入れる
箱に保冷剤を入れて温度を保ち、崩れにくくします。
ケーキが崩れ始める(溶け始める)温度は、「10°以上」。
保冷剤を「2つ以上」入れて、10°以下の温度を保ちましょう。
上記でご紹介した「冷やしてから箱に入れる」に、保冷剤をプラスしたら安心ですよね。