ひやむぎのカロリーはどのくらいか。ひやむぎ1束のカロリーと糖質やそうめん・うどん・そばのカロリーなども

ひやむぎのカロリー(1束100g)は、「乾麺:333kcal」で「ゆで:114kcal」です。

糖質は「乾麺100g:72.7g」、「ゆで:25.8g」だとか。

そうめんのカロリー(1束:100g)は「乾麺:333kcal」、「ゆで:114kcal」です。

うどんのカロリー(1束100g)は、「乾麺:333kcal」で「ゆで:117kcal」。

そば(1束100g)は「乾麺:344kcal」、「ゆで:113kcal」ですよ。

今回は、「ひやむぎのカロリーはどのくらいか。ひやむぎ1束のカロリーと糖質やそうめん・うどん・そばのカロリーなども」ご紹介いたします。

ひやむぎ1束のカロリー

ひやむぎ1束のカロリー

ひやむぎのカロリー(1束100g)は、「乾麺:333kcal」で「ゆで:114kcal」です。

手延べの場合は,100gあたり乾麺で「312kcal」,ゆで「119kcal」になります。

手延べひやむぎ・手延べそうめんは,小麦・食塩・水をよく練った生地に,でんぷんや食用油または小麦粉を塗って,よりをかけつつ引き延ばして乾燥・熟成させたもののことを言います。

糖質は?

糖質は?

糖質は「乾麺100g:72.7g」、「ゆで:25.8g」だとか。

糖質とは何かというと,「活動をするためのエネルギー源」で,食物繊維とともに炭水化物と呼ばれるものです。

糖質を多く摂取すると,血糖値の急上昇によって,血糖値を一定に保つ働きのあるホルモンであるインスリンが分泌されます。

インスリンは,細胞に血中のブドウ糖をエネルギーに変えるように促して血糖値を下げる一方で,余ったブドウ糖を脂肪に変えるように促進して,血糖値を一定に維持します。

そのため,脂肪をため込むことになり,太りやすくなってしまう可能性があります。

逆に,糖質が不足するとエネルギーが不足してしまい,疲労感があったり,集中できなかったりするなどの不調につながることもあるでしょう。

ちなみに,ひやむぎに含まれる栄養(100g・乾麺)は,次のようになっています。

  • 塩分      3.8g
  • タンパク質   9.5g
  • 脂質      1.1g
  • 炭水化物    72.7g
  • 食物繊維    2.5g
  • カリウム    120㎎
  • 水分      12.5g

ゆでた場合(100g)の栄養素はこちら。

  • 塩分     0.2g
  • タンパク質  3.5g
  • 脂質     0.4g
  • 炭水化物   25.8g
  • 食物繊維   0.9g
  • カリウム   5㎎
  • 水分     70.0g

乾麺とゆでた状態とでは,栄養素の量が変化するようですね。

そうめんのカロリー

そうめんのカロリー

そうめんのカロリー(1束:100g)は「乾麺:333kcal」,「ゆで:114kcal」です。

そうめんは,ひやむぎと同じく小麦・塩・水を原料としており,「栄養成分的には同じ」。

しかし,そうめんやひやむぎだけで食べると,タンパク質やビタミン,ミネラル類が不足してしまうでしょう。

なので,肉・魚・卵・豆腐・納豆・野菜(オクラ・トマト・きゅうり・みょうがなど)の食材と一緒に食べることで補うようにするとよいそうですよ。

そうめん・ひやむぎは実にさまざまなアレンジを楽しめます。

以下のリンクからレシピを見ることが出来ますので,参考にしていただければと思います。

アレンジを楽しむとともに,バランスの取れた食事ができるとより良いですよね。

そうめん・ひやむぎの人気レシピ

ひやむぎとそうめんの違い

ひやむぎとそうめんの違い

ひやむぎとそうめんの違いは、「太さ」。

JAS(日本農林規格)の「乾めん類品質表示基準」によると,おおよそこのように分けられるようですね。

  • 麺の直径「1.3㎜未満」     そうめん
  • 麺の直径「1.3~1.7㎜未満」   ひやむぎ
  • 麺の直径「1.7㎜以上」      うどん

「直径1.7㎜以下の手延べのもの」は「手延べそうめん/手延べひやむぎ」どちらを名乗ってもよいそうです。

詳しくはこちらから。

全国乾麺協同組合連合会

そうめんは細く,のど越しの良さがあり,ひやむぎはそうめんより太いため,食べ応えがあります。

また,ひやむぎはより冷たい状態で食べるためにうどんより細くなっており,うどんは温かさを保つために太くなっているとのこと。

ちなみに,手延べ麺は奈良時代に日本に伝来した唐菓子の「索餅(さくべい)」,「餺飥(はくたく)」,「餛飩(こんとん)」をもとに作られました。

これは山梨の郷土料理「ほうとう」のようなもので,「麦縄(むぎなわ)」と日本で呼ばれていたといわれています。

また,現在のそうめんの形となったのは,室町時代のこと。

江戸時代の料理書では,小麦粉を水で練ったものを細かく切ってゆでたものが「切り麦」と呼ばれていたようです。

そして,温かい汁とともに食べるものを「あつむぎ」,水で冷やして食べるものを「ひやむぎ」と呼び分けられていたそうです。

おうどんと蕎麦のカロリー

おうどんと蕎麦のカロリー

おうどんのカロリー(1束100g)は、「乾麺:333kcal」で「ゆで:117kcal」。

蕎麦(1束100g)は「乾麺:344kcal」、「ゆで:113kcal」ですよ。

うどんのカロリー

うどんのカロリーは,干しうどんの場合,乾麺100gで「333kcal」,ゆでたもの100gで「117kcal」となっています。

干しうどんというのは,小麦粉を原料として作られ,切った麺をしっかりと乾燥させたもので,常温で長期保存のできるものです。

糖質は,乾麺が100gで「56.8g」,ゆでたものは100g「21.6g」。

生のうどんの場合,ゆでる前で100g「249kcal」,ゆでたものは100g「95kcal」となっています。

こちらの糖質は,ゆでる前が100g「71.9g」で,ゆでたものが「25.8g」。

蕎麦のカロリー

一方の蕎麦は,干しそばの場合は乾麺100gで「344kcal」,ゆで100g「113kcal」。

干しそばは,そば粉又は小麦粉及びそば粉を原料として作られ,切った蕎麦を干して乾燥させたものです。

糖質が,100gで乾麺「54.5g」とゆで「26.0g」となっています。

生のそばの場合は,100gで「271kcal」,ゆでたものは「130kcal」です。

こちらの糖質は,同じく100gで「66.7g」,ゆでて「22.1g」あります。

ひやむぎと比較して

うどんとひやむぎのカロリーと比べると,干しうどんの場合はあまり変わりませんが,生のうどんの方がカロリーは若干低めでしょう。

糖質の方は,生のうどんの場合はひやむぎよりも糖質が高めとなりますが,干しうどんの場合はひやむぎよりも糖質は低め。

一方,蕎麦とひやむぎとを比較してみると,こちらも干しそばの場合はあまり変わりがありません。

しかし,生蕎麦の方がひやむぎ・そうめんよりカロリーが高め。

糖質という観点だと,干しそばの乾麺の場合と生の蕎麦の場合はひやむぎよりも糖質が低いようです。

ちなみに,ラーメン100gで189kcal,パスタは100gで232kcalなので,うどんやそばはこれらと比べるとカロリーは低いでしょう。

以下,食品に含まれる成分を検索できるデータベースで,さまざまな食品のカロリーや栄養を調べられます。

食品成分データベース 文部科学省