シチューが水っぽい時の対処法は、「煮詰める」・「水溶き片栗粉を入れる」・「小麦粉を入れる」・「チーズを入れる」・「お餅を入れる」・「溶かしたバター+小麦粉を入れる」こと。
シャバシャバの原因は「新玉ねぎを使った」・「野菜の水をしっかり切っていない」からだそうです。
また、調理しているスプーンで味見をするのも原因だとか。
この機会に「味見専用のスプーン」を買うのも、良いでしょう。
片栗粉のリメイク方法は「加熱したシチューに混ぜながら入れる」。
小麦粉のリメイク方法は「水で溶いてから入れる」こと。
チーズのリメイク方法は「少しずつ入れて溶かす」と良いでしょう。
煮詰めるのも良いですよ。
今回は、「シチューが水っぽい時の対処法。シャバシャバの原因と片栗粉・小麦粉・チーズのリメイク方法、煮詰めると良い?」をご紹介いたします。
シャバシャバの原因

シャバシャバの原因は4つあります。
- 新玉ねぎを使う
- 野菜の水をしっかり切っていない
- 冷凍の野菜とシーフードをそのまま入れてしまった
- 調理の際に使っているお玉で味見をしてしまった
新玉ねぎを使う
何と新玉ねぎは古い玉ねぎより水分量が多いのです。
そのため通常より余分に水分を出してしまい、せっかく測っても無駄足にしてしまうことがあるのです。
新玉ねぎを切る際に、涙がかなりでてしまう心あたりはないでしょうか。
これも水分が多いためとされています。
「野菜の水をしっかり切らない」・「冷凍の野菜とシーフードを使う」
こちらの2つは当然ながら指定されている水分量をさらに増やしてしまう原因になります。
冷凍野菜についている氷を解かすと水になりますよね。
本来記載されている水の量は各素材の水分を加味した分になっています。
そのため余分な水分のせいでシャバシャバになってしまうのです。
もしも新玉ねぎ、水気の多い野菜、冷凍のものを使うときはしっかり炒めてから水を入れて下さいね!
調理しているお玉で味見をする
味見をした後そのまま再度シチューを作っているお鍋に返してしまうと、人の唾液に含まれているアミラーゼがせっかくのとろみを台無しにしてしまうんです。
私も癖でついついやりがちなのですが、こんな些細なことでも影響を与えるとは驚きですね。
片栗粉で対処する方法

片栗粉で対処する方法は、「加熱したシチューに混ぜながら入れる」。
- 片栗粉を水で溶く
- シチューを温める
- 様子を見ながらシチューに流し入れ混ぜる
片栗粉と水の割合は1:1で用意します。
一遍に全部入れてしまうと固まりすぎてしまうので、必ず少しずつ加えて下さいね。
また、水と片栗粉を分離したまま入れたり、片栗粉がだまになった状態で入れるのではなく、しっかり混ぜ合わせて塊がなくなるようにすることが大事です。
またあまりにも片栗粉を入れすぎたりするとシチューのとろみではなく、天津飯やあんかけ焼きそばのような感じになります。
しっかりと様子を見ることが大事になってきます。
料理苦手な方や初心者の人にとってはおすすめの対処法とは言えないかもしれないですね。
小麦粉で対処する方法

小麦粉の対処法は、「水溶き」もしくは「バター」を入れる。
水溶き
- 小麦粉を大さじ2杯用意す
- 水を少しずつ加えながら混ぜる
- 粉っぽさとだまがなくなってきたら、シチューに流しいれる
- しばらく煮込む
バター
- 小麦粉を大さじ2杯用意する
- バターを大さじ3杯分用意し、形がなくなるまで電子レンジで温める
- 小麦粉と電子レンジで温めたバターを合わせ入れ混ぜる
- シチューに流しいれる
- しばらく煮込む
味わいとしては、バターと小麦粉の方が風味も豊かになりお勧めです。
バターのない家庭もあるかと思いますので、水溶き小麦粉でもできるのは家計的に助かりますよね。
ただし味が薄くなってしまいますので、ルーを多少多めにするなど調整は必要かもしれないですね。
チーズで対処する方法

チーズで対処する方法は、「煮込んだままのお鍋に様子を見ながらチーズを少しずつ流しいれて温める」ことです。
チーズには塩分もありますし、味も濃いのでシチューが濃厚になります。
余分な水を入れて味を薄める心配もありません。
どんなチーズでも大丈夫ですが、ピザ用やご家庭でもよくある正方形型のろけるチーズ、粉チーズがおすすめです。
チーズを入れたらすぐにとろみが出るわけではないので、必ずしばらく煮込んで様子を見るようにして下さいね。
チーズはどろっとしているので、ルーなしでシチューを作る場合にも使えます。
牛乳とチーズをうまくブレンドさせればいい感じになります。
煮詰めると良いのか

煮詰めると良いですよ。
ただし時間が掛かったり、シチューの量が減ったり、底がこげてしまったりすることがあります。
普段仕事が終わり急いでご飯を作る必要があったりしますので、小麦粉、チーズ、片栗粉を使ってしばらく煮詰めるのが手っ取り早いと言えそうですね。
一方で時間に余裕があればその他の材料を引っ張りだす必要がないので、何かをまぜたりしないので手を煩わさなくて良いとも言えそうです。
キッチンから離れてうっかり焦がしたりしないように、よくかき混ぜるように工夫しましょう!