ボールペンの消し方総集編。紙と布や合皮と木、壁と床は消せる?油性のボールペン跡も消えるのかなど

ボールペン、紙と布の消し方は「紙:インクを削る」・「布:インクを溶かす」。

 

インク消しを使うのも、とても良いです。

 

 

合皮と木は「合皮:紙と布の落とし方を両方活用」し、「木:洗剤や柑橘系の液体を布やスポンジに含ませて落とす」と良いでしょう。

 

壁と床は「専用のボールペン消し」や「クレンジングオイル」などで、消せます。

 

油性のボールペン跡も「消える」そうですね。

 

今回は、「ボールペンの消し方総集編。紙と布や合皮と木、壁と床は消せる?油性のボールペン跡も消えるのかなど」をご紹介致します。

 

紙と布の落とし方

紙と布の落とし方

 

紙と布の消し方は「紙:インクを削る」・「布:インクを溶かす」。

 

紙についたボールペンのインクの落とし方

 

紙についたインクの場合、紙を濡らせないのでインクがついた部分を削って落とします。

 

カッターの刃先やすなけしで落としていき完了です。

 

削りすぎると穴があいてしまうので慎重に消してください。

 

消し跡が残ってしまうので、重要な書類以外は修正テープやフリクションインクのボールペン(消しゴムで消えるボールペン)を使うのが良いかもしれません。

 

以下のような「インク消し」もおすすめ。

 

 

布についたボールペンのインクの落とし方

 

布についた汚れは水や石鹸、洗剤で洗っていきます。

 

軽い汚れの場合は、水に濡らしてタオルなどでポンポンと叩いてあげると綺麗になります。

 

それでも落ちない場合は、汚れた部分に石鹸をつけもみ洗いをしてしっかり流してあげる方法があります。

 

台所用の中性洗剤を汚れた部分につけ歯ブラシでポンポンと叩いてあげても綺麗になります。

 

このように紙と布は、水への耐性が違うので汚れの消し方が変わります。

 

合皮と木は?

合皮と木は?

合皮は紙と布の落とし方を両方活用して落とすことができます。

 

木は洗剤や柑橘系の液体を布やスポンジに含ませて落とすことができます。

 

合皮についたボールペンのインクの落とし方

 

合皮の場合は、布のようにもみ洗いができないので、キッチンペーパーやスポンジなどで拭き取っていきます。

 

石鹸水をスプレーボトルに入れ、吹きかけ染み込ませて落としたり、消しゴムやメラミンスポンジでこすったりすることで汚れを落とせます。

 

また、エタノールや除光液、クレンジングクリームや界面活性洗剤を使って、汚れを浮かせてから拭き取る方法もあります。

 

木についたボールペンのインクの落とし方

 

木は、ボールペンが水性か油性かによって落とし方が変わります。

 

水性の場合

 

汚れた部分に台所用洗剤をつけて、水とスポンジで軽くこすり、濡れ布巾で洗剤を拭き取って完了です。

 

水で湿らせたメラミンスポンジでこすって落とすこともできますが、摩擦で傷つくことがあるので気をつけましょう。

 

油性の場合

 

油性の場合落とし方は、いくつかあります。

 

まず、オレンジやレモンなどの柑橘系の皮を使った方法です。

 

オレンジやレモンなどの柑橘系の皮で汚れた部分をこすって、最後に濡れ布巾で汚れを拭き取り完了です。

 

油を溶かす成分であるリモネンが入っているので、この方法はおすすめです。

 

次に、消毒用エタノールやクレンジングオイルを使って汚れを浮かせて布巾で拭き取る方法です。

 

他にも市販の落書き落としを使って落としたり、やすりやカンナで削ったりする方法があります。

 

合皮と木は、擦りすぎると傷つくので優しく拭き取ることを心がけて落としていくと良いですね。

 

壁と床の消し方

壁と床の消し方

 

壁と床は「専用のボールペン消し」や「クレンジングオイル」などで、消せます。

 

壁についたボールペンインクの落とし方

 

壁についたボールペンの汚れは、ガンヂーというボールペン字消しやクレンジングオイルを綿棒に染み込ませて汚れの部位につけ落とします。

 

汚れが浮いたり薬剤が残ったりしたらしっかり拭き取りましょう。

 

床についたボールペンインクの落とし方

 

床も壁と同じように一度汚れを浮かせてから拭き取ります。

 

クレンジングオイル、サラダ油、セスキパウダーなどを布に染み込ませ拭き取り、石鹸水や洗剤などを使ってしっかり拭き取って完了です。

 

壁も床も強くこすってしまうと傷つくので、優しく拭き取るようにしましょう。

 

油性のボールペンも消えるのか

油性のボールペンも消えるのか

 

油性のボールペンも消えます。

 

消毒用エタノールや除光液、またはクレンジングオイルや化粧道具用洗剤で汚れを浮かせてから洗剤や漂白剤で綺麗にしていきます。

 

汚れの部分に消毒用エタノールや除光液などをつける前に、製品が傷みやすかったり変色しやすかったりしないか確認しましょう。

 

つけても大丈夫だとわかったら、インクのついている部分にアルコールなどをつけ汚れを浮かせます。

 

汚れてもいいタオルでポンポンと叩いてあげてください。

 

ある程度染み込ませることができたら、ぬるま湯ですすいで通常の洗濯をするか台所用洗剤や漂白剤で揉み洗いをするとより汚れを落とすことができます。

 

それでも落ちない頑固な汚れのついたものは、クリーニング専門店で綺麗にしてもらいましょう。

 

油性のボールペンは油汚れなのでしっかり油を浮かせることが大事なんですね。

 

ボールペンを洗濯して付いてしまった服のシミは?

ボールペンを洗濯して付いてしまった服のシミは?

 

ボールペンを洗濯して付いてしまった服のシミは、「油性ボールペンは汚れを綺麗に落としやすい」ですが、「水性ボールペンは染みが広がっていると少し汚れが残る」場合があります。

 

油性のボールペンの場合

 

汚れた部分に消毒用エタノールや除光液などを染み込ませ上からポンポンと汚れてもいい布などで軽く叩き、石鹸水などでもみ洗いして完成です。

 

水性のボールペンの場合

 

水性ボールペンは油性ボールペンと違い、油を浮かせる必要はないので代わりに台所用洗剤を使います。

 

汚れた部分に台所用洗剤をつけて上からタオルや歯ブラシでポンポンと軽く叩き、固形洗剤で洗い流したら完了です。

 

水性ボールペンの場合、服をしっかり乾かす前に濡れた状態で対処すると汚れが綺麗に落ちやすいです。

 

ボールペンを洗濯してついてしまった服のシミは、ボールペンの油性や水性によって違うのでしっかり確認してから対処することが大事ですね。

 

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