ゆうちょの「自動引き落とし」とは、いわゆる「口座振替」のことです。
ゆうちょ銀行の口座から、公共料金やクレジットカードなどの支払い料金を自動で引き落としできるサービスのため、「自動引き落とし」と呼ばれることも多いのですよ。
自動引き落としを停止させる際には、「自分のゆうちょ銀行の通帳・届出印・相手方の口座番号と契約者名」を用意する必要があります。
手続きの手順は、以下のとおりです。
- ゆうちょの窓口で「自動引き落とし(口座振替)を止めたい」旨を伝える
- ゆうちょ銀行同士(または、ゆうちょ銀行から他店銀行)の払込廃止手続き用の書類に記入
- 届出印を押して窓口に出す
この手続きのあと、本来口座から引き落としが行われる日がきたら、「自動引き落としが停止されているか」を忘れずに確認しましょう。
ゆうちょ銀行で引き落としが行われるのは「午前9時」です。
この時間に引き落としが間に合わなかったものに関しては、夜に再度引き落としの処理がされます。
時間は「午後9時」とされていますが、ネット上では「時間が予告なく変更される」「引き落としが朝のみに指定されている場合もある」という話もあるため、口座への入金は早めに済ませたほうが得策でしょう。
口座の残高が不足していると、引き落とし自体がされません。
ただし、残高不足で引き落としがされなかったからといって、支払いをせずに済むわけではないのですよ。
ゆうちょ銀行には、残高不足のときに不足額を融資する「口座貸越サービス」というものもありますから、いざという時にはこちらを検討してみても良いでしょう。
このように今回の記事では、「ゆうちょ銀行の自動引き落としについての疑問や不安」といった部分に焦点をあてて解説していこうと思います。
ゆうちょの自動引き落としとは?
ゆうちょの「自動引き落とし」とは、いわゆる「口座振替」のことです。
ゆうちょ銀行の通常貯金口座の届出印がなくても、クレジットカードなどの毎月の支払い料金を自動で引き落としできるサービスで、「口座振替受付サービス」とも呼ばれています。
口座振替受付サービスの申込み方は、3種類あります。
《インターネット経由で申込む》
- web受付方式
- 金融機関受付方式
《店頭の端末から申込む》
- 収納機関受付方式
サービスを利用する際の手順は、ゆうちょ銀行のホームページ内「ご利用方法例(口座振替受付サービス)」にて確認できますよ。
ゆうちょの「自動引き落とし」は、「口座振替」と同じ意味合いであると覚えておきましょう。
停止する方法
ゆうちょの自動引き落としを止める方法をまとめたものが、以下になります。
自分のゆうちょ銀行の口座→相手のゆうちょ銀行の口座の場合
必要なものは、次の3点です。
- ゆうちょ銀行の通帳
- 届出印
- 相手方の口座番号と契約者名
手続きの流れは次のとおり。
- ゆうちょの窓口で「自動引き落とし(口座振替)を止めたい」と伝える
- 「ゆうちょ銀行同士」の払込廃止手続き書類に記入
- 届出印を押して窓口に出す
自分のゆうちょ銀行の口座→相手の他店銀行の口座の場合
必要なものは、同じくこの3点。
- ゆうちょ銀行の通帳
- 届出印
- 相手方の口座番号と契約者名
手続きの流れは、次のとおりです。
- ゆうちょの窓口で「自動引き落とし(口座振替)を止めたい」と伝える
- 「ゆうちょ銀行→他店銀行用」の払込廃止手続き書類に記入
- 届出印を押して窓口に出す
記入する書類が変わるので、その点には注意してくださいね。
この手続き後の引き落とし日には、「引き落としが停止されているか」の確認は必須ですよ。
自動引き落としを停止するには、自分のゆうちょ銀行の通帳と届出印、相手方の口座番号と契約者名が手元にある状態で、「払込廃止手続き書類」を記入する必要があると覚えておきましょう。
引き落とし時間は?
ゆうちょ銀行の引き落とし時間は「朝9時」です。
夜の9時にも引き落としの処理が行われますが、予告なしに時間が変更されることもあるようです。
そのため、基本的には「朝9時」にきちんと引き落としがされるよう、口座の残高は引き落としの前日までに調整すると良いでしょう。
ゆうちょ銀行の引き落とし時間は、基本的に「朝9時」であることを覚えておきましょう。
間に合わなかった時の対応
対応としては、「引き落としに間に合わなかった」と気づいた時点で、口座に入金をすることです。
朝の引き落としに間に合わなくても、夜に再度引き落としの処理がおこなわれるため、なんとかしのげる場合もあります。
しかし、夜の引き落としについては、「時間が予告なく変更される」「引き落としを朝のみに指定している契約先がある」という話も…
不安な方は、日頃から残高をチェックするよう習慣づけると良いかもしれません。
引き落としに間に合わなかった時の対応としては、「気づいた時点で即入金」と覚えておいてくださいね。
残高不足だった時は?
残高不足だった場合には、引き落としそのものがされません。
とはいえ、引き落とされるはずだった料金がチャラになるわけではないのですよ。
「口座貸越サービス」という選択肢
ゆうちょ銀行には、「口座貸越サービス」というサービスがあります。
このサービスは、引き落としの不足額をゆうちょ銀行側が融資することで、通常貯金口座の残高不足をサポートしてくれるものです。
いざという時には、こういったサービスも選択肢の一つになり得るのではないでしょうか。
利用する際には、ゆうちょ側が指定した条件を満たす必要があるので、口座貸越サービスの説明から「お申し込みいただける方」という欄をチェックしてみてくださいね。
残高不足の時には引き落としは行われませんが、「支払いの義務が無くなるわけではない」ということを頭に入れておきましょう。