キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちる?トイレの壁・トイレつまりもOK?トイレハイターとの違い

キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちる?トイレの壁・トイレつまりもOK?トイレハイターとの違い

キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちます。

「トイレの壁の黒ずみ」や「尿石が原因のトイレつまり」にも使用可能です。

トイレハイターとは、「成分配合量」「粘着度」「容器」が違います。

では、今回は「キッチンハイターでトイレ掃除はできるのか?」「トイレハイターとの違いは?」などについて詳しくご説明します。

キッチンハイターをトイレ掃除に代用しようか迷っているかたは、ぜひ参考になさってください。

目次

キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちる

キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちる

キッチンハイターでトイレの黄ばみは落ちます。

トイレの黄ばみの原因は、「尿石」です。

「尿石」とは、私たちの尿に含まれる成分が固まったもの。

キッチンハイターの主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」は、固まった尿石を漂白してくれます。

トイレに流すのもOKってこと?

トイレに流すのもOKです。

黄ばみに直接垂らすかまたはトイレットペーパーに含ませ、時間を置きます。

その後、ブラシでこすって汚れを水で流してください。

掃除方法

掃除方法

では、キッチンハイターを使った掃除方法をご紹介します。

トイレつまり

キッチンハイターを薄めて使います。

まずは便器の水分を抜きます。

簡単に抜く方法は、「灯油ポンプ」が便利なようですよ。

使用済みのポンプは、灯油が便器を汚してしまうので必ず新品のものを用意しましょう。

次に、ぬるま湯に薄めたキッチンハイターを入れて少し時間を置きます。

一時間以上の放置は便器を痛めるので注意してください!

時間が経ったら、少しずつ水を加えて流れるか試しましょう。

水が流れたら「尿石」が分解されて、つまりが解消されました。

トイレのつまりでキッチンハイターが使えるのは「尿石」が原因の場合のみ。

トイレットペーパーや何かほかのものを落として詰まった場合は「スッポン」を使うか、専門の業者さんにお任せしましょう。

トイレの床

キッチンハイターを希釈して除菌スプレーを作り、床拭きしましょう。

希釈する濃度を調整すれば、2度拭きの必要はありません。

公式に記載されている希釈濃度は「水1リットルにキッチンハイター10ml(キャップ0.4杯分)」です。

この希釈した液は保存が出来ないので、使う量によって自分で調整してくださいね。

例)500mlのペットボトルの水に対してはキッチンハイターは5ml(キャップ0.2杯分)になります。

トイレの壁

トイレの壁も同様に希釈した液で除菌しましょう。

キッチンハイターには、除菌効果のほかに消臭効果もあるので嫌な臭いが軽減されるでしょう。

黄ばみや黒ずみがある場合は、直接垂らすかキッチンペーパーなどに染み込ませ拭いてください。

原液を使って床や壁を掃除する時の注意点があります。

キッチンハイターの原液使用で、床や壁が色落ちすることがあります。

原液を掃除に使う場合は取扱いに十分注意してください。

注意事項

トイレ掃除にキッチンハイターを使用したら、その他の洗剤など決して使わないでください。

「酸性の洗剤」と混ぜると「有毒ガス」が発生します。

トイレ掃除で「酸性の洗剤」は、「サンポール」などです。

決して、混ぜないようにしましょう!

一度キッチンハイターでトイレ掃除をしたら、念のために「他の洗剤は使わない」と覚えておきましょう。

放置しすぎに注意

放置しすぎに注意

キッチンハイターは長時間放置すると、変色したりサビが発生するようです。

また天然繊維を溶かしてしまうので、壁紙などに使用されていないか確認して使ってくださいね。

独特の匂いもあるのであまり長時間の放置はおすすめしません。

黄ばんだシャツは余計黄ばむ?

黄ばんだシャツは余計黄ばむ?

黄ばんだシャツは「余計黄ばむ」こともあります。

袖口や襟元に芯が入った「ワイシャツ」などをキッチンハイターにつけると、芯で使われている「メラミン系の樹脂」が塩素によって変色するようです。

変色してしまったら、還元型の白物用漂白剤「ハイドロハイター」を使って回復させましょう。

花王の公式サイトによると回復方法は以下になります。

  1. 40℃のお湯に「ハイドロハイター」をよく溶かします。
  2. ワイシャツ全体を30分~1時間つけ置きます。

花王公式サイト

キッチンハイターなどの「塩素系洗剤」は、漂白力が強いので洗濯で使用する際には十分に気を付けて使ってください。

ポリエステルや綿で作られた白い製品のみに使用しましょう。

トイレハイターとの違い

トイレハイターとの違い

トイレハイターとの違いは「成分の配合量」「液体の形状」「容器」です。

どちらもほぼ同じ成分「界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化ナトリウム、 次亜塩素酸塩」が配合されていますが、配合量に違いがあります。

キッチンハイターは、「次亜塩素酸ナトリウム濃度:製造時約6%」が最初に記載されていますが、トイレハイターは、「次亜塩素酸塩」が成分配合の最後に記載されているのでより少ないことがわかります。

また、「液体の形状」の違いとは、トイレハイターだけ「粘度調整剤」が使われている点です。

すぐに下に流れないようになっているんですね。

「容器」の違いとは、トイレハイターの容器が「便器の淵まで塗りやすい形」だということです。

先が細く少し曲がっているものは、便器の淵の裏側にも塗りやすいですね。

以上3点の違いがありますが、大きな違いはありません。

ですので、使い勝手や詳しい成分にあまりこだわりがなければ、「キッチンハイター」で「トイレハイター」の代用ができるようです。

代用する際には、「手袋の装着や換気の徹底」はもちろん、他のトイレ洗剤とは絶対に混ぜないようにしてくださいね。

トイレが綺麗だと運気も上がるといわれています。

キッチンハイターを代用して今日からトイレをもっと掃除しましょう!

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