キッチンハイターでカビ取りする場合は、あらかじめお湯で流し、キッチンハイターを吹きかけ、15分から20分程度放置したあと綺麗に流すのが一般的です。
排水溝の掃除をする場合は、あらかじめゴミ受けを外し、キッチンハイターを吹きかけ、漬け置きしている間に排水溝にもキッチンハイターを吹きかけ、15分から20分程経過したらどちらもお湯でよく流してください。
床と壁の掃除方法も基本的には一緒で、お湯で流した後に、キッチンハイターを吹きかけ、漬け置き後、お湯で綺麗に流して下さい。
壁もドアも垂直なので、上から下に向かって吹きかけると上手に満遍なく吹きかける事が出来ます。
ドアに関してはパッキン【ゴム部分】もあるので、漬け置き後、使い古しの歯ブラシなどで優しくこするとなお綺麗になります。
蓋はお湯で流した後、キッチンハイターを吹きかけ、漬け置き後、浴槽にお湯を溜めてその中に入れ、30分程放置するとすっかり綺麗になると思います。
漬け置き時間は15分から20分くらいがベストです。
今回は「キッチンハイターでお風呂掃除まとめ。カビ・排水溝・床・壁・蓋・ドア、時間はどのくらい?」についてご紹介いたします。
カビ・排水溝掃除方法
キッチンハイターを使ってカビ取り、排水溝掃除をする方法ですが、どちらも【漬け置き時間】とあらかじめ綺麗にしたい場所の【温度】がとても大切になります。
注意事項ですが、塩素系漂白剤及び洗剤を使う時は必ず換気をしてください。
密室での使用は厳禁です。
カビ
カビ取りをする際は、あらかじめ50℃くらいのお湯を使ってよく洗い流しておいてください。
お風呂場の場合はシャワーの温度を上げて入念にカビ取りしたい場所を流し、その部分を温める事が綺麗に落とすコツです。
台所の場合はお湯を沸かしてゆっくり綺麗にしたいところを流しましょう。
くれぐれも火傷には注意してくださいね。
お湯が使えない素材の場合はお水でもOKです。
ある程度お湯で流したら、キッチンハイターを吹きかけましょう。
15分から20分程度漬け置きしたらいったん流してカビの除去具合を確認して下さい。
除去具合が甘ければもう一度キッチンハイターを吹きかけ、10分程置いたら使い古しの歯ブラシやスポンジで擦ってみて下さい。
これでかなり綺麗になるはずです。
排水溝
排水溝を掃除する場合はまずはゴミ受けを外し、お湯で良く流したらキッチンハイターを3~4プッシュほど吹きかけて馴染ませ、そのまま15分から20分程放置してください。
その間にサランラップなどで排水溝に栓をしてお湯を溜め、ある程度溜まったら栓を外し、お湯を流してください。
その後排水溝にキッチンハイターを吹きかけ、15分から20分程放置した後、またお湯で綺麗に流してあげるとかなり綺麗になり、臭いもなくなると思います。
床・壁掃除方法
床と壁も基本的には同じ要領で、お湯で流しながら温めたらキッチンハイターを吹きかけ、漬け置きするのがベストです。
床
シャワーを使って床全体をお湯で流し、キッチンハイターをを吹きかける。
15分から20分程放置してよく洗い流してください。
もう一つ床に関しては、排水溝にサランラップで栓をして、キッチンハイターを吹きかけたあと、お湯を溜めて漬け置きするという方法もあります。
頑固なカビの場合は、これで一昼夜程置くと、驚くほど綺麗になります。
壁
壁も基本的には床掃除と一緒ですが、上手に掃除するコツが一つあり、【上から下に向かって】キッチンハイターを吹いていく事です。
どうしても壁は垂直な物なので、綺麗に吹きかけてもキッチンハイターが下に向かって垂れていってしまいます。
そうするとどうしても壁の上部の汚れ落ちが甘くなってしまうので、なるべく上から下に向かって吹きかけるようにしましょう。
その際はくれぐれも目に入ったり、皮膚にキッチンハイターが付かないように注意しましょう。
蓋・ドア掃除方法
蓋・ドアの掃除の仕方ですが、蓋に関してはキッチンハイターを吹きかけたあと、浴槽にある程度お湯を溜めてそのまま漬け置き、ドアは壁と同じような要領で掃除するといいかと思います。
蓋
蓋はお湯で綺麗に流した後、キッチンハイターを吹きかけ15分から20分程放置後、浴槽にお湯を溜めてその中に30分程さらに漬け置きしてみて下さい。
ドア
ドアは壁と同じ要領で上から下に向かってキッチンハイターを吹きかけ、15分から20分程放置したらよく洗い流してあげて下さい。
ドアについているパッキン【ゴム部分】もカビや汚れの発生しやすいところなので、漬け置き後、軽く使い古しの歯ブラシでこすってあげるとなおいいかもしれませんね。
時間はどのくらい置くべき?
キッチンハイターを始めとした塩素系漂白剤は、濃度にもよりますが、約15分から20分程度の時間を置くのがベストだと思います。
自分で希釈するタイプの物だと、濃度を上げて時間短縮する方法もありますが、素材によってはあまり濃度の高い物を使うと、素材の表面を傷めてしまう場合があるので注意してください。
市販されている希釈済みのものであればそういった心配も少ないですが、あまり長い時間放置しすぎず、長くても20分程度で一度洗い流しましょう。
汚れの取れ具合が甘ければもう一度吹きかけて、使用済みの歯ブラシやスポンジを使って優しくこすってみて下さい。
最初の方でも言いましたが、必ず換気しながら作業してくださいね。
キッチン泡ハイターでもOK?
塩素系漂白剤は、名前は違えど成分はあまり変わらないので、キッチン泡ハイターを使っても全然OKです。
むしろキッチン泡ハイターの方が、壁やドアなどは掃除しやすいといえるでしょう。
泡自体がしっかり垂直な部分に吸着してくれるのと、ドアのパッキン部分【ゴム部分】には液体よりも泡の方が効果的だと言えます。
使う場所や素材によって使い分けてみて下さい。