サラダチキンの保存方法は、「冷蔵保存」の他に「常温保存」と「冷凍保存」があります。
サラダチキンを常温で保存する場合は、「保存する季節や室温、時間」に気を付けましょう。
常温での保存期間は、夏場は3時間、冬場は12時間程。
市販のサラダチキンは、パックのまま冷凍保存できます。
手作りの場合は、ラップで包んでジップロックに入れてから、冷凍保存します。
冷凍での保存期間は、3週間~1か月程。
手作りのサラダチキンを長期保存するコツは、調味料や加熱時間を多くして「雑菌繁殖を防ぐこと」。
また、サラダチキンは汁と一緒に保存することで、表面の乾燥を防ぐことができます。
この記事では、サラダチキンの保存方法と注意点、コツ、汁についてご紹介しましょう。
汁も一緒に保存する?
サラダチキンは、汁も一緒に保存することができます。
一緒に保存することで、サラダチキンの乾燥による「パサつき」を防ぐことができるのです。
サラダチキンがやわらかくなり、よりおいしくいただけるとの感想も見られました。
今日のお弁当。サラダチキンがやわらかくて美味しい。今まではパサパサしていたけれど、ゆで汁と一緒に保存するとやわらかくいただけると知った。 pic.twitter.com/g2yS56NnJJ
— エクラベリー✨ガラスデザイナー NAOMI (@703eclat) September 4, 2020
保存方法は、冷凍または冷蔵がおすすめ。
例えば、ジップロックにサラダチキンと汁を一緒に入れ、冷凍庫もしくは冷凍庫で保存します。
サラダチキンをたくさん作って冷凍中
解凍はこのままゆでるだけ♪#ダイエット #サラダチキン #ダイエット垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/7ZAAbARpQr— のぞみ@シンママ卒業 (@LqZevk) August 2, 2021
ジップロックの空気をしっかり抜き、密閉された状態で保存しましょう。
また、サラダチキンの汁は、「スープやお粥、ラーメンなどの出汁」として活用することもできます。
サラダチキンを作ったので、ゆで汁も残さず活用♪
魚介系冷やし醤油ラーメン🍜
さっぱり優しい味でうまい♪#らすかりゅ飯 #自炊男子 pic.twitter.com/0o5B2ijFHr
— 白龍 (@white_x_dragon) August 5, 2022
サラダチキンのゆで汁で炊いたお粥
おじやだと胸焼けの危険があるから、粥がベスト👊( ¨̮💪)(胃弱爺) pic.twitter.com/JhFaCErMVW— ひろし (@ekumahiro1977) October 16, 2022
サラダチキンだけでなく、汁そのものの旨味を活かすことができるということ。
サラダチキンと汁を一緒に保存することで、それぞれの味の良さを引き出せるのです。
常温保存はOK?
サラダチキンの常温保存は、基本的にはおすすめできません。
もともと冷蔵で売られているサラダチキンを常温に置くことで、「腐敗のリスクが高くなる」からです。
それでも常温保存する必要があるという場合は、「保存する季節や室温、時間」に気を付けましょう。
サラダチキンは夏と冬とで、常温保存できる室温や時間が異なります。
夏の場合は、次のとおり。
- 室温25℃以下
- 日陰に置く
- 保存できる時間は3時間
- 表面や真空パック内に水滴が出たら捨てる
- 開封直後に匂いがしたら捨てる
夏は高温になりやすく、食材の足が早いことから、常温保存にはあまり向かないかもしれません。
市販のサラダチキンは、真空パックで密閉されている場合がほとんどです。
その真空パックの中に水滴があるということは、雑菌の発生や、表面が腐り始めているということになります。
また、通常のサラダチキンの匂いは、ほぼ無臭。
匂いがするという時点で、食べるのが危険な状態である可能性が高いです。
次に、冬の場合について見てみましょう。
- 室温25℃以下
- 暖房器具の影響を受けない日陰に置く
- 表面の変色や黒色の点が見られたら捨てる
- 保存できるのは12時間程
冬は暖房器具を使用する家庭が多く、室温が25℃より高くなることも多いです。
25℃以下の室温が保たれる場所であれば問題ないですが、保存時間の目安は半日ほど。
冬であっても、室内が高温だとサラダチキンは腐敗してしまうため、気を付けましょう。
また、市販のサラダチキンを購入するということは、冷蔵されていたものを数時間、常温に晒すということ。
サラダチキンは、その数時間の気温差でも、真空パック内の細菌が増えてしまうのです。
そのため、サラダチキンを開封する際には、表面をよく観察する必要があります。
表面が黄色っぽく変色していたり、黒い点状のものが見られた場合は、雑菌繁殖のサインです。
少しでも見た目に違和感を感じたら、食べるのはやめましょう。
サラダチキンを常温保存する場合、その管理は「自己責任」ということになります。
ここで紹介した注意点を守り、食べても安全な状態かどうか、必ず確認しましょう。
冷凍保存方法
サラダチキンを冷凍保存方法は、市販と手作りの場合とで異なります。
市販の場合、未開封であれば、パックのまま冷凍保存ができます。
手作りの場合は、まずは冷まして粗熱をとりましょう。
その後、サラダチキンの水分をとり、ラップで包みます。
ラップに包んだサラダチキンをジップロックに入れたら、冷凍保存が可能です。
サラダチキンを冷凍保存することで、大体3週間~1か月程度、日持ちさせることができます。
次に、冷凍したサラダチキンの解凍方法をご紹介しましょう。
サラダチキンを解凍する際は、次の2つの方法がおすすめ。
- 冷蔵庫解凍
- 流水解凍
「冷蔵庫解凍」の場合は、冷凍されたサラダチキンを半日ほど冷蔵庫に戻す必要があります。
そのため、サラダチキンを食べる前日の夜など、余裕をもって冷蔵庫に戻しておくとスムーズです。
「流水解凍」では、ボウル等に溜めた水に、サラダチキンを浸しておきます。
15~30分程浸けておくと、食べられるようになりますよ。
保存期間について
サラダチキンの保存期間は、市販か手作りかによって異なります。
まずは市販のサラダチキンの場合。
常温での保存期間は、前述のとおり、夏場は3時間、冬場は12時間程でしたね。
冷凍での保存期間についても、3週間~1か月程とお話ししました。
では、冷蔵保存の場合はどうでしょう。
冷蔵での保存期間は、開封していない状態であれば、パックに記載されたとおりの期間となります。
次に、手作りのサラダチキンの場合。
常温での保存期間は、3~6時間程が目安です。
手作りのものは直に空気に触れるため、雑菌繁殖のリスクは市販のものよりも高いと考えられます。
そのため、常温に長時間置いていた場合は、食べないことをおすすめします。
冷凍の保存期間は、前述の市販のものと同じく、3週間~1か月程。
そして、冷蔵の保存期間は、3~4日程が目安とされています。
これは、開封済みの市販のサラダチキンも同様です。
冷蔵保存も、冷凍と同じで、サラダチキンを1つずつラップに包んで、ジップロックに入れます。
長期保存するコツ
手作りのサラダチキンを長期保存するコツは、「雑菌繁殖を防ぐこと」です。
ポイントは、次の2点。
- 塩や醤油などの調味料を多めにする
- 低温加熱で肉の中まで十分に火を通す
引用元:手作りサラダチキンの日持ちは何日?冷凍できる?作り方とおすすめの味付けなども紹介! | mosinaru
調味料を多くすること、加熱時間を長く確保することで、雑菌繁殖を防ぐことにつながるのです。
手作りのサラダチキンは、冷蔵で3~5日、冷凍で3週間~1か月程、日持ちします。
この期間は、未開封で賞味期限が3週間~1か月持つ市販のものと比べると、短く感じられますね。
また、前述のように、真空パックではない手作りのものは、細菌繁殖のリスクも高くなります。
雑菌が繁殖してしまったら、保存期間内であっても廃棄しなければなりません。
そのため、手作りのサラダチキンをより長く日持ちさせるには、「細菌繫殖を防ぐこと」が鍵となるのです。
そのままでも、料理に添えてもおいしいサラダチキン。
注意点を守り、安全な状態で保存して、1日でも長く楽しみたいですね。