洗濯槽の浮いたカビが取りきれない時は、「目の細かい網で地道にカビをすくう」か「再度洗濯機を回す」です。
簡単な取り方は、「洗濯機メーカー製造の洗濯槽クリーナーを使う」こと。
代用品は「ワイドハイター」や「キッチンハイター」。
ワカメを塩素系洗濯槽クリーナーで溶かす方法は、「槽洗浄11時間コースを選ぶ→満水になるまで待つ→動き出したら一時停止→もう一度回す」の手順です。
今回は「洗濯槽掃除」の「ワカメの簡単な取り方」「黒いカスが出続けるのはなんで?」「ワカメは溶ける?」などについて詳しくご説明します。
浮いたカビが取りきれない!

浮いたカビが取り切れない時は、「なるべく目の細かい網で地道にカビをすくう」または「再度洗濯機を回す」こと。
とても地道な作業ですが、浮いたカビを少しずつすくって、何度か洗濯機を回すしか無いようです。
効率よく簡単に取る方法をこれから説明しますので、ぜひご覧ください。
そのまま流すのはOK?
そのまま流すのはNGです。
細かいのでそのまま流してしまいたくなりますが、せっかく落とした汚れがまた洗濯槽に付いてしまうのでやめましょう。
「排水管が詰まってしまう可能性もあります」からね。
洗濯機の排水管が詰まってしまうと洗濯時に水が流れなくて逆流し、部屋が水浸しになることも・・・。
マンションだと「下の階に漏れてしまった!」なんてことにもなるので、大ごとにならないようキチンと処理することをおすすめします。
簡単な取り方

簡単な取り方は、「洗濯機メーカー製造の洗濯槽クリーナーを使う」こと。
ドラッグストアなどで販売されている洗濯槽クリーナーは、多くが「薬剤メーカー製造」のものです。
両者の違いは、「洗浄力のパワー」。
洗濯機メーカー製造の洗剤は、高濃度の「塩素系」で年に1回の使用で済むほど「効果が高い洗濯槽クリーナー」となっています。
ワカメが洗濯物に付き始める前、洗濯物や洗濯槽自体が臭ってきた時点で「メーカー製造洗濯槽クリーナー」を使って洗濯機を掃除することをおすすめします。
やはり専用の洗剤を使うことが一番良さそうですね。
「カビが増える前に掃除」をして、「洗濯槽掃除をする頻度を決めておく」と良いでしょう。
代用品は?

代用品は、「ワイドハイター(粉末)」・「キッチンハイター」などの漂白剤です。
上記2つのカビ取り方法を、注意点と共に説明しますね。
ワイドハイター(粉末)で代用
- 洗濯槽に水を溜める(50度のお湯推奨)
- ワイドハイターを入れ、「2分」回す
- 「3時間」放置したら浮いてきた汚れをネットで取る
- 「洗い→脱水」を2〜3回繰り返す(槽洗浄コースがある洗濯機は、最後の洗い→脱水を「槽洗浄コースに変える」)
注意点
- 「塩素系と酸性の洗剤」を混ぜて使わない
- 「粉末と液体のワイドハイター」を混ぜて使わない
参考サイトはこちら。
キッチンハイターで代用
「槽洗浄コースが有る」洗濯機でしたら、キッチンハイターを入れて「槽洗浄コース」で回せばOK。
「槽洗浄コースが無い」洗濯機の掃除方法はこちら。
- 洗濯槽に水を溜める(水量の目安は「縦型:満水」・「ドラム式:バケツ一杯」)
- 「水|10L:キッチンハイター|50cc」の割合で、キッチンハイターを入れる
- 「約5分空回し」して洗剤を馴染ませる(脱水なし)
- 「2〜3時間」放置
- 浮いてきた汚れをネットで取る
- 「標準コース」で回す
- (まだ汚れがあれば、もう一度標準コースで回す)
注意点
- 「塩素系」と「酸性」の洗剤と混ぜて使わない
- 塩素系洗剤に「対応している洗濯機」か確認する
- 換気しながら使う
- ゴム手袋を着用する
- 「ステンレス製の洗濯機に濃い濃度」で使用すると、洗濯槽が傷んでしまう可能性がある
参考サイトはこちら。
以下の記事でも詳しくご紹介しております。
ワカメを塩素系洗濯槽クリーナーで溶かす方法

「専用の塩素系洗濯槽クリーナー」を使ってワカメを溶かす方法をご紹介します。
- 槽洗浄11時間コースを選ぶ
- 満水になるまで待つ
- 動き出したら一時停止する
- 塩素系洗濯槽クリーナーを入れる
- もう一度スタート
正しい方法は、購入した塩素系洗剤に従ってくださいね。
市販で売られている洗濯槽クリーナーには「塩素系」と「酵素系」の2つの種類があります。
「酵素系」は、汚れを「浮かして」取る方法。
「塩素系」は、汚れを「溶かして」取る方法です。
以下で詳しく説明します。
酵素系洗剤
酸素系洗剤は、「オキシクリーン」など。
汚れを浮かす「酸素系洗剤」は、肌や衣服に優しい成分で薬品のニオイも気になりません。
汚れが落ちているのを目で見て実感できますが、浮いた汚れの処理が大変です。
そのまま流さずに、すくって処分しなければいけません。
また、ドラム式では使用できない場合もあるので、使用前にはよく確かめましょう。
比較的汚れが少ない洗濯機の掃除に向いています。
塩素系洗剤
塩素系洗剤は、「カビキラー」などのことです。
「塩素系洗剤」は、酵素系に比べると洗浄力が強く、薬品のにニオイも独特です。
ですが、汚れをしっかり分解することができるので、浮いた汚れを取り除く手間が要りません。
「洗濯機メーカー製造」の洗濯槽クリーナーは、「塩素系洗剤」になります。
ですので、洗濯槽の汚れを溶かして掃除したい時には「塩素系」の洗濯槽クリーナーを使いましょう。
黒いカスが出続ける理由は?

黒いカスが出続けるのは、「洗濯槽に黒カビがこびりついている」から。
洗濯物に「黒いカス」が付き始めたら、「洗濯槽はかなり汚れている証」です。
洗濯物に付く黒いカスは「カビ」です。
洗濯のたびに、洗濯槽に付いたカビが少しずつはがれている状態です。
洗濯槽のカビは「衣類に付いていたタンパク質や食べかす」「洗濯洗剤の残りかす」などが混ざり合ってできたもの。
洗濯槽のカビを一旦すべて取り除かないと「黒いカス」がずっと出続けることになります。
早めに洗濯槽掃除をしてくださいね。
柔軟剤の使い過ぎも「黒カビ」の原因になりますので、注意してくださいね。
洗濯槽が綺麗になったら「カビ」を増やさないために、以下のことをぜひ習慣に!
カビを増やさない習慣の例
- 洗濯が終わったら洗濯機の扉を開けておく
- 洗濯物を入れっぱなしにしない
- たまに洗濯槽乾燥モードで運転する
- 洗剤・柔軟剤は適量使う
小さいお子さんがいる場合は、扉を開けっぱなしにすると危険ですので注意してくださいね。
「1~2か月に一度の洗濯槽掃除」も習慣にすると、洗濯機をキレイな状態で保つことができるのでおすすめです。